猫のラパーマの性格は?抜け毛はどう?価格や販売先などを紹介
毛の美しい猫を飼いたいときは、「ラパーマ」が選択肢に入るかもしれませんね。
カールした毛が特徴的で、触り心地が抜群の猫です。
でも、猫は10年以上生きるので、飼う前に失敗はしたくないですよね。
そんな悩みを抱える人向けに、ラパーマの性格など特徴を紹介したいと思います。
猫のラパーマの特徴と性格
まずは、ラパーマの基本的な特徴から見ていきましょう。
特徴
ラパーマは、「世界一美しい猫」と言われるほど、毛の美しさが特徴です。
原産地はアメリカで、突然変異で発生しました。
1982年のオレゴン州の農家で、突然変異として生まれた猫だとわかっています。
6匹生まれた子猫のうち1匹だけが毛のない状態で生まれたのですが、生後7週間になると縮れ毛が生えたそうです。
ラパーマの祖先は農家生まれだったので、その家庭はブリーダーではありませんでした。
しばらくすると縮れ毛のある子猫が生まれるようになり、「ラパーマ」という品種名が付けられてブリーディングされるようになります。
体の特徴
ラパーマはセミフォーリンタイプ(中間体形)なので、一般的なサイズです。
筋肉が発達しているので、見た目よりも重さがあります。
体もバランスが取れた体形で、ほっそりとした体をしています。
後ろ足がやや短く、前足のほうが長いタイプです。
性格
穏やかな性格で育てやすく、お気に入りの場所でゆっくり過ごすタイプです。
飼い主にもよく甘えるので、膝の上でくつろいでくれるでしょう。
物静かな面がありながらも、遊び好きなので猫を飼う喜びがあります。
基本的には膝の上やお気に入りの場所で過ごしますが、一日中じっとしているわけでもなく、適度に遊んでくれる猫です。
飼い主に抱きかかえられて膝に乗せてもよく甘えてくれるでしょう。
猫としっかりスキンシップを取りたい飼い主におすすめですね。
飼い方のポイント
手触りが良い猫で、膝の上に乗せてよく可愛がってあげてくださいね。
適度な運動が必要ですが、飼い主が遊んであげるか、階段の昇り降りだけでも十分足りる運動量です。
毛は短毛と長毛の2種類
毛は短毛種と長毛種の2種類ですが、長すぎず扱いやすいでしょう。
カーリーヘアが特徴的で、ふわふわとした肌触りでいつまでも触れていたくなりますよ。
生まれたばかりの子猫は毛があまり生えていません。
1年くらいたつと強いカールした毛が生えてくるようになります。
シャンプーは月に1回くらいでよく、手入れが楽ですよ。
毎日荒い目のコームでとかしてあげると、カールを活かすことができます。
ラパーマの毛は「一度撫でると止められない」といわれるほど。
シルクのような手触りが特徴的なので、猫に触れていたい人におすすめ。
黒・ブルーなど複数のカラーがある
ラパーマの毛の色は、黒や白など多数の種類があります。
- ホワイト
- ブルーマッカレルタビー(縦縞)
- レッド&ホワイト
- シールトーティーリンクスポイント
- チョコレートトーティーポイント
抜け毛
ラパーマはアンダーコートがないので、抜け毛は少ないほうです。
アンダーコートは寒い地方の猫に見られる毛で、冬になると内側にふわふわの毛が生えますが、春になるとごっそりと抜けるため注意が必要ですね。
ラパーマなら表面の毛だけで、長毛種のわりに抜け毛は少なくなります。
寿命
ラパーマの寿命は、12歳~14歳です。
一般的な猫は15歳くらいなので、やや寿命が短いといえるでしょう。
猫のラパーマの子猫入手先や販売先について
ラパーマの子猫を入手したいなら、ブリーダーなどを探すといいですね。
ブリーダー
ラパーマを繁殖しているブリーダーは、全国各地にいます。
お店でラパーマを見かけることが少ないときは、ネットでブリーダーを検索してみてください。
ブリーダーから入手するメリットは、適正価格で購入できる点です。
また、親の状況や飼育環境を確認してから購入できるので安心ですね。
ペットショップ
ラパーマは一般的なペットショップで扱っていることは少ないようです。
見かけることがあっても高額での販売のことが多いので注意したいですね。
販売価格の目安
ラパーマは猫のなかでも販売価格が高額になる品種です。
ブリーダーから直接買う場合でも15万円から40万円まで、ペットショップではさらにプラス10万円を考慮してくださいね。
ラパーマにおすすめのキャットフード
ラパーマのような長毛種は、下部尿路疾患にかかりやすい特徴があります。
下部尿路のサポート向けキャットフードは、良質なたんぱく質が含まれているものがおすすめ。
別記事でも下部尿路サポート向けウェットフードを紹介していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。