本ページはプロモーションが含まれています。

猫 種類 スコティッシュフォールド
「スコティッシュフォールドはどんな猫?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?

 

イギリスで突然変異の猫として誕生したのがスコティッシュフォールドです。
見た目の可愛さや甘えん坊の性格から人気の猫種なので、注目している方も多いでしょう。

 

スコティッシュフォールドはペットとして最適な性格のため初心者におすすめですよ。
しかし、折れ耳は遺伝病のリスクがあるため、飼う前にどんな特徴があるのか知っておいてください。

 

 

猫の種類スコティッシュフォールドの特徴と性格

猫 種類 スコティッシュフォールド
それでは、スコティッシュフォールドの特徴を見ていきましょう。
猫 種類 スコティッシュフォールド

  • 発生:短毛種はイギリスで突然変異、長毛種はアメリカで人為的
  • 体形:セミコビータイプ
  • 体重:3kg~5.5kg
  • 模様:ソリッドなど
  • 猫の登録ランキング:CFA17位
  • 性格:ふつう
  • しつけ:やさしい
  • 手入れ:ふつう
  • 運動量:ふつう
  • 食事量:ふつう
  • 鳴き声:ふつう
  • 価格:10万円~12万円

 

特徴

スコティッシュフォールドは、耳の短い猫で折れ耳が特徴的です。
フォールド(fold)とは「折りたたむ」という意味があります。

 

最初に折れ耳の猫が見つかったのは、1880年中国で突然変異の猫が誕生した経緯があります。
1961年のスコットランドでも再び突然変異の折れ耳の猫が発生しています。

 

スコットランド東部のとある農場で、耳が折れた猫が誕生しました。
この猫は「奇妙な猫」という意味で「スージー」と名前が付けられたようです。

 

1963年にスージーが生んだ子猫のなかに、耳が折れた子猫が2匹いました。
その後は計画的な交配がされるようになり、ブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアなどと交配をしながら、現在の形になりました。

 

途中奇形が出てしまいブリーディングが禁止されたこともあるくらい、遺伝的にデリケートな猫種です。
イギリスでは「奇形が生じる」「耳が不衛生だ」と評判が悪かったようです。

 

一方でアメリカでは評価が高かったようで、アメリカではスコティッシュフォールドの長毛種を人為的に発生させ、1978年に品種として認定されました。

 

 

体の特徴

スコティッシュフォールドは折れ耳が特徴ですが、生後2~3週くらいの子猫に折れ耳が見られるようになり、そのうち3割ぐらいが折れ耳になります。
折れ耳になっても、病気やストレスなどで耳が元に戻ってしまうこともあるようです。

 

折れ耳のスコティッシュフォールドを飼っているということは、それだけ貴重な存在なのです。

 

目が大きく耳が垂れた様子は、困っているようなびっくりしたような表情です。
かわいらしい印象の猫ですが、体つきは強くなっています。

 

筋肉が発達しており、広い胸と肩幅のがっちりタイプです。
体の大きさは中くらいで、オス猫にくらべてメス猫は体が小さくなります。

 

毛のタイプ

シルキーで柔らかな毛が特徴で、ふんわり優しい印象です。

 

長毛種はセミロングくらいの長さで、首の回りにたっぷりと毛があります。
ロングヘアーのスコティッシュフォールドは数が少ないようです。

 

毛の密度が高く寒さに強いので、寒冷地で飼いやすいでしょう。

 

手入れは1日1回ブラッシングをする程度でよく、手入れはふつうです。
ロングヘアーは1日1回~2回くらいのブラッシングとコーミングが必要になります。

 

シャンプーの頻度は短毛種なら月に1回、長毛種なら月に2回が目安です。

 

毛の模様はソリッド・タビー・バイカラー・キャリコなどで、ブラック系・ベージュ系・ホワイトなどの色があります。

 

性格

温和でおっとりとした性格の猫で、初心者や子どもがいる家庭、犬と一緒に飼いたい場合にもおすすめの品種です。
人のそばで過ごすことを好むので、甘えん坊の猫を選びたい方におすすめです。

 

飼い主だけでなく、初対面の人とも打ち解けて甘えるでしょう。
どちらかというと物静かな性格ですが、飼い主と遊ぶことも好きです。

 

 

部屋で激しく走り回ることがなく、鳴き声が大きくないのでマンションにもおすすめです。
どんな家庭でもすぐに慣れて、ホテルの部屋に連れて行ってもすぐ馴染むでしょう。

 

性格に難がなく、手間がかかることもなく、ペットとして最適な性格の猫です。

 

 

飼い方のポイント

折れ耳の猫のため、定期的に耳のお手入れが必要です。
週に1回くらい、綿棒にオリーブオイルを含ませて、優しく汚れを拭きとりましょう。

 

寿命と病気

スコティッシュフォールドの寿命は10~13年くらいで、猫の平均寿命は15年くらいなので、やや寿命が短くなっています。
病気は心臓病や腎不全に注意が必要です。

 

温和な性格で運動量が少なくなると肥満になりやすいため、食事量や運動量に注意して体形を維持させるようにしましょう。

 

また、スコティッシュフォールドの遺伝の病気では、骨軟骨異形成症があります。
折れ耳の猫の75%くらい高い確率で発生しやすく、ペットショップで折れ耳の子猫が販売されていれば両親ともにこの遺伝子を持っている可能性が高まるため注意が必要です。

 

骨軟骨異形成症になると、足首や手首にコブができます。
コブがあると関節が曲げにくく歩きづらくなり、猫は痛みを感じている可能性があることから、繁殖に対しては疑問の声があるようです。

 

 

食べ物

スコティッシュフォールドは普通の食事で大丈夫です。
食べる量もふつうなので、食事に手がかかる心配はないでしょう。

 

猫の種類スコティッシュフォールド管理人の感想

猫 種類 スコティッシュフォールド
スコティッシュフォールドは見た目の可愛さから人気の猫種ですよね。
YouTube動画の人気のチャンネルにもスコティッシュフォールドがよく登場しているため、名前を知らなくても見たことがある人は多いでしょう。

 

耳が折れている様子は、ぶすっとしているように見えて可愛いですよね。
表情が豊かなのも魅力ですが、温和で優しく猫を初めて飼う方でも安心して飼えるので、猫の種類でも人気が高いようです。

 

私個人は、折れ耳よりも耳が立っている猫を好んでいます。
原種に近い猫が好きなタイプなので、スコティッシュフォールドを選びたいとは思いませんが、おとなしく飼いやすい性格は惹かれるものがありますね。

 

ただし、注意が必要なのは骨軟骨異形成症ではないでしょうか。
折れ耳の猫が誕生したのは突然変異の遺伝的な問題があったためで、折れ耳になれば軽度であっても足首や手首に高確率で異常が出やすいからです。

 

遺伝の問題なので治すこともできず、猫は痛みを我慢する傾向があるので、わざわざ猫が苦痛を味わう可能性がある品種を選ぶ必要はないように思います。
「折れ耳じゃなくても問題ない」という方なら遺伝の問題は少なくなりますが、おそらくお店でスコティッシュフォールドを買いたい人の多くは折れ耳を選ぶでしょう。

 

もちろん、知らずに折れ耳のスコティッシュフォールドを選んでしまう場合もあるので、そのときは飼い猫に疾患があったとしても最愛の猫には変わりがありませんよね。

 

これからあえて折れ耳のスコティッシュフォールドを選びたいと考えているなら、「かわいいから」という見た目だけで選ぶのではなく、遺伝的疾患のリスクを覚えておいてください。

この記事が役に立ったら、いいね!ツイートをお願いします!
 

当ブログは、14種類の総合栄養食ウェットフードを自ら試食しました

猫ウェットフードおすすめ