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猫は小食だと長生き?食べる量が少ない原因とおすすめ対処法

猫 小食 長生き
「猫の食べる量が少ないけど、大丈夫かな?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?

 

食べる量が少ないと体重が増えないので、心配ですよね。
でも、「小食は長生きになる」とも言われるので、小食でも問題ないのであれば、飼い主さんは安心できるのではないでしょうか。

 

猫も人と同じように、個体により食べる量が違うのは当然のこと。
それでも心配な飼い主さんに向けて、猫が小食になる原因・長寿になるのかどうか・対策に分けて解説していきたいと思います。

 

「長生きできるなら、猫が小食でも安心!」
このように納得できる情報を得たい方は、記事の内容を参考にしてみてくださいね。

 

 

猫が小食だと長生きできるのか?

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猫が小食だと長生きできるかどうかは、正直わかりません。
長生きした猫は食事だけでなく、以下の要素も関係してくるからです。

  • 自由でいられたかどうか
  • 甘えられて寂しくなかったかどうか
  • 適度な運動を確保できたかどうか

 

逆に、猫のご飯がいい加減であっても、以下のように20年以上長生きした事例もあるようです。

 

1. トイレや散歩などで自由に外出(避妊手術済。ノミ駆除薬は毎月実施)

2. 炊いたごはんに削り節(人間用)や出汁を取った後の煮干し(もちろん人間用)
3. 牛乳(人間用)
4. おやつにチーズ(人間用)やケーキのフィルムについた生クリーム(もちろん・・・)
など、「ネコを長生きさせたいなら・・・」の正反対のことを長い間続けていました。
引用:発言小町

 

これは人間でも同じことで、100歳以上長生きした方は、「好きなように好きなだけ食べていた」や、「偏食で甘いものばかり食べていた」というケースもあります。
長寿は「〇〇を食べたから長生き」ということはなく、ストレスや生活習慣など総合的な面で影響するので、「小食だから猫が長生きできる」とは一概にいうことはできません。

 

でも、それだと飼い主さんは納得できないので、「マウスの実験で小食にしたら長生きした」という研究データを参考にしてみましょう。

 

低栄養状態にならないように注意しながら(例:ビタミンやミネラルを適切に摂取しながら)、エネルギー摂取量を20-40%減らすことで、その減少量に比例して、実験動物の寿命が 20-50%延びることが明らかとなっている

引用:エネルギー摂取制限と絶食による長寿効果

 

たとえば、エネルギー摂取量を 15-53%減らした場合、齧歯類においてもっとも多くみられる死因であるがんの発症率が、エネルギー摂取量の削減率に比例して、20-62%減少する

引用:エネルギー摂取制限と絶食による長寿効果

 

どうやら、小食になると炎症が少なくなるようですね。
論文には、人はもともと食べ物にありつけない期間があったので、絶食中は「体を静止状態に近づけることができるよう進化した」という興味深い内容がありました。

 

最近では「空腹こそ最強のクスリ」という本がベストセラーになったように、人は食べ過ぎないほうが長生きできるのではないか?と考えられているようです。

 

猫も、野生ではいつ獲物が得られるかわからない状況ですよね。
単独で狩りをする動物なので、自分の体調が悪くなれば死を意味することとなります。

 

このような状況から、猫も小食だと「体を静止状態に近づける」ことができるかも。
論文でマウスやサルで小食にすると寿命が延びたことがわかっているので、猫も15%以上ご飯が減るとよい効果をもたらすかもしれませんね。

 

実際に小食だった猫ちゃんが、20年以上長生きした事例がありましたよ。

 

大人になってからもかなり小ぶりな猫で、終生2キロほどでした。4キロは大きいですよ。でも、23年と長生きしたので、猫それぞれなんでしょうね。結局、一生小食でした。

引用:Yahoo!知恵袋

 

私の実家で飼っていた猫も、20年以上生きて老衰でなくなりました。
毎日猫缶を食べていたので、以下の特徴があったと思います。

  • ドライフードに比べて摂取カロリーが少ない
  • ドライフードに比べて水分量が多い

 

ウェットフードは水分が8割と多く、タンパク質がメインになるので、ドライフードと比べると1回に食べる量が少なくなり、摂取カロリーが減りやすくなります。
論文で「15%以上減らすと寿命が延びる」とあるように、ウェットで摂取カロリーだけが少なくなれば、猫の長寿とも関係してくるのかもしれませんね。

 

猫が小食になる理由とは?

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それでは、猫が小食になる原因を見ていきましょう。

 

猫はもともと一度にたくさん食べられない

猫の胃は大きくないので、一度にたくさん食べることはできません。
また、単独で狩りをする動物なので、満腹になるまで食べれば狩りが失敗する恐れがあるので、食べ過ぎることはないようです。

 

飼っている猫ちゃんが小食なら、野生の特徴を多く残しているのでしょう。
家猫で「いつでもご飯がもらえる」状況では、食いしん坊の猫ちゃんだと食べ過ぎてしまい、肥満になってしまいますからね。

 

成猫になったので食べる量が減っただけというケース

猫が小食になったなら、年齢にも注意が必要です。
それは、「子猫は驚くほどよく食べる」理由があるからです。

 

私たち人間からすると、「子猫だから小食なはず」と考えてしまいますよね。
しかし、必要な栄養が多いのは子猫のほうで、成猫に成長すると小食になるのは別におかしいことではないのです。

 

だから、成猫になって「子猫のころに比べて小食になった」なら問題ありません。
今までは骨格や筋肉をつくるため多くの栄養が必要でしたが、成長しきったらその子の食べる量に収まってくるのが普通ですよ。

 

猫が小食の場合のおすすめの対策

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「猫が小食だと長生きするかもしれない」と説明しましたが、でも食べる量が極端に少ないと飼い主さんは心配になりますよね。
そんなときは、次に紹介する対策を試してみましょう。

 

ドライフードの置き餌を検討する

ちょこちょこ分けて食べる猫ちゃんには、置き餌を検討したいですね。
ウェットフードだと腐敗の原因となるので放置はできないので、1日のご飯の量を超えない程度に、ドライフードを置き餌にしてみてください。

 

ウェットフードを1日3回~4回に分けて与える

「うちは、猫にウェットフードだけを与えているんです…。」
このような飼い主さんには、ウェットフードを1日3回~4回に分ける方法がおすすめ。

 

もしかしたら「成猫のご飯は、1日2回だと思っていました!」
こんな疑問が出てくるかもしれませんね。

 

実際に、私も最近まで成猫のご飯は1日2回でいいと思っていましたが、猫はちょこちょこ食べをする生き物なので、「むしろ1日3回~4回にわけるといい」と知り驚きました。

 

1日2回の習慣が広まったのは、ペットフード業界の影響があるかもしれません。
なぜなら、猫を空腹にすれば食いつきがよくなり餌が売れるわけで、売れれば儲かるからですね。
だから常識にとらわれず、猫にやさしくなるよう1日3回~4回のご飯を試してみてください。

 

ペットフードの闇は、下記の記事で紹介しました。

 

よく遊んであげて食欲を促す

家猫であれば運動量が少なくなるので、小食になることがあります。
飼い主さんが家にいるときは、猫とよく遊んであげてお腹を空かせるよう心がけるといいですね。

 

「日中家にいないので、遊ぶ時間がありません……。」
このようなケースでも大丈夫。
猫は長時間遊ぶというより、短時間に瞬発力を出して遊ぶのが基本だから。

 

1日10分でもいいので、帰宅したら遊んであげればOKです。
多分、2分~3分思いっきり遊んだだけでも、猫ちゃんはゼーゼーと息があがるので、これだけでも十分な運動量になりますよ。

 

どうしても飼い主さんが猫と遊べないなら、キャットタワーの設置がおすすめ。
猫は上下運動をするとエネルギーを消費しやすくするからで、高い場所をつくってあげると、猫のストレス軽減にもなるので試してみてください。

 

猫が小食だと長生きになるかもしれません

明確な根拠がないので個体差があるかもしれませんが、小食だと長生きできる可能性はあるようです。

 

個人的に摂取カロリーを抑えるなら、ウェットフードをおすすめします。
同じ量を与えるとしても、水分が少ないドライだとカロリーが高くなりやすいのですが、ウェットなら水分が多いのでカロリーが少なくなるから。

 

でも、あまりにも猫ちゃんが小食しすぎてガリガリの様子なら、少量でもカロリーが多くなるドライフードもうまく使ってみてくださいね。
その子にあわせて、長生きできるご飯を選んであげましょう。

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当ブログは、14種類の総合栄養食ウェットフードを自ら試食しました

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