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猫は多頭飼いで長生きする?もう1頭飼いたいと思ったら知っておきたいこと

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「猫は多頭飼いのほうが長生きするって本当?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?

 

猫は単独で生きる動物で、縄張り意識が強いので基本は単頭飼いがおすすめです。
でも、「多頭飼いだと運動ができるって聞いた」「多頭飼いだと仲良くなって幸せなのでは?」という疑問も出てくるかもしれませんね。

 

単頭飼いしたらいいか、多頭飼いがいいかは、以下の要素に影響されます。

  • 単独のスペースが確保できるか?
  • 相性がいい猫同士なのか?

もし、ワンルームで狭い部屋で多頭飼いしようと考えているときや、相性の悪い猫同士を一緒に飼おうとしているなら、止めたほうがいいかもしれません。

 

この記事では、「なぜ猫は単頭飼いが基本なのか?」と多頭飼いするときのポイントを紹介しています。
環境に合わせて多頭飼いをするかを決めてくださいね。

 

 

猫は多頭飼いのほうが長生きする?

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「猫の長生き」を目的とするなら、猫は単独で飼う方法がおすすめです。
単頭飼いを基本として、猫の性格や環境によっては多頭飼いで長生きできる場合もあるので、それぞれの事情を確認しておきましょう。

 

猫は単独で生活するので単頭飼いがおすすめ

ネコ科の動物は単独で生活するので、猫は1頭だけを飼うのが正解です。
群れで生活するのはライオンだけで、大型のネコ科の動物も、人に飼われている猫も基本的には1頭だけで行動しています。

 

猫が単独行動をする理由でわかりやすいのは、猫同士が出会ったらケンカしますよね。
あの行動は、自分の縄張りに侵入してきた猫に対して威嚇をして「この場所は自分の場所なので、入ってきたらダメだよ!」と相手の猫に教えているわけです。

 

猫同士が外で出会ってしまっても、大抵は威嚇だけで済んでしまいます。
弱い立場の猫や、侵入した猫がそのまま引き下がれば、猫同士が喧嘩することはありません。
なぜなら、猫のケンカは傷を負う恐れがあり、傷口からばい菌が入り込んで死に至ることもあるからです。

 

では、家の中で猫同士が出会ったらどうなるでしょうか?
当然自分の縄張りを主張しようとするので、お互いにストレスとなり、長生きはできなくなってしまいます。

 

だから、家で猫を多頭飼いするなら、1頭あたり2メートルのスペースを確保してくださいね。

 

「でも、仲良くしている猫もいますよ?」
そうですね、私の実家で飼っていた猫も、後から迎え入れたオス猫ととっても仲良しでした。

 

比較的仲良くなりやすいのは、メス猫とオス猫。
縄張り意識が強いとケンカになりやすいので、オス猫とオス猫は最悪で、次にメス猫とメス猫の場合もケンカしなくても相性が悪いことがあるので注意してください。

 

もちろん、オス猫どうしでも例外はあるみたいですよ。
もちまるは弟と出会ったとき最初警戒していたのですが、すぐに仲良しになったみたいです。
動画の様子を見てみると、もしかしたら兄弟猫だったことや、もちまるはフレンドリーな性格という面が影響したのかもしれません。

 

 

猫の性格によっては多頭飼いで長生きしやすい

相性がいい猫同士の場合は、多頭飼いのほうが長生きすることもあります。
なぜなら、多頭飼いすれば一緒に遊ぶ相手がいるので、走り回って遊んでストレス発散になり肥満解消にもなるからです。

 

一般的には「猫は多頭飼いしないほうがいい」といわれるのですが、猫の性格によっては多頭飼いで仲良くする事例もみられていますよ。

 

私が最近見た海外のドキュメント映像では、多頭飼いをしている猫同士がコミュニケーションを取っていることが判明した内容がありました。
その番組はイギリスの「密着!ネコの毎日」です。

 

番組ではイギリスに住む50頭の猫にGPSをつけて、猫が外でどのように活動しているかモニターする内容でした。
多くの猫は縄張りを守って生活しているため、住宅が密集する地域では猫が時間を分けて1つの場所を共有していることがわかりました。
猫はそれだけ縄張り意識が強いので、密集地域では「朝はこの猫が外に出る」「夜はこの猫が外に出る」といったように、縄張りを使い分けていたんですね。

 

でも、多頭飼いしているある家庭では、事情が違いました。
数頭の猫を1つの家で飼っている状態で、GPSで追跡したところ1つの庭を複数の猫で同じ時間に共有していることがわかったのです。

 

本来なら、猫は単独で生きようとしますよね。
でも、狭い場所で複数の猫を飼う環境になじむ猫も出てきているようで、猫によっては多頭飼いで幸せそうに暮らす事例があるようですよ。

 

イギリスの番組「密着!ネコの毎日」は、私はHuluで見ました。
「猫は多頭飼いでも幸せになれるのかな?」と思ったら、この番組の映像を見て確かめてみてくださいね。

 

 

猫を多頭飼いするときに注意したいこと

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猫は基本的に単独で飼うのがおすすめですが、どうしても多頭飼いをしたいときは、次に紹介する注意点をチェックしてみましょう。

 

それぞれの猫のスペースを確保すること

どんなに仲のいい猫同士であっても、猫は縄張り意識が強いので、それぞれの猫が自分だけでくつろげるスペースを確保してあげてください。
猫のパーソナルスペースは最低でも2メートルなので、ワンルームマンションであれば2頭くらいの猫を飼うことはできそうですね。

 

たくさんの猫を一度に飼う場合は、キャットタワーの設置もおすすめ。
上下にそれぞれの猫のスペースを設けると、上にいる猫は「自分は強いかも?」という気持ちになれて安心できるからです。

 

できれば、先住猫が上のスペースを確保できて、後から迎え入れた猫ちゃんは下のスペースが使えると、ストレスなく過ごすことができますよ。

 

私が飼っていた猫も、一時期は2頭を一緒に飼っていました。
先住猫と子猫はメス同士で相性は最悪だったのですが、先住猫は「自分が強いんだ!」とアピールするように、テレビの上を陣取っていました。

 

本当は先住猫にとってすごいストレスだったみたいで、トイレが1つしかなく布団で粗相をすることもあったのです。
そんな状況でも、先住猫が少しでも優位な立場になれるテレビの上にいることで、何とか保っていたのだと思います。

 

相性が悪い猫同士を多頭飼いするときは、上下のスペースを確保してあげてくださいね。

 

ご飯やトイレを複数設置すること

私が飼っていた猫の例でもわかるように、多頭飼いでトイレが1つだとストレスが大きくなります。
猫は嗅覚が鋭いので、自分以外のニオイがするトイレを嫌がるからです。

 

多頭飼いをするなら、最低でも猫の数のトイレは設置しましょう。
どちらも使ってしまうことを避けるため、猫の数+1の数のトイレを設置するのが一番の理想ですよ。

 

ご飯も、猫の数だけ用意してくださいね。
人間だって苦手な人と共有のお皿だったら嫌なのと同じなので、猫がゆっくりくつろいで食べられる環境を整えてあげましょう。

 

 

猫は単独で飼ったほうが長生きできる

猫のように縄張り意識が強い生き物は、多頭飼いにすると猫に大きなストレスがかかっているかもしれません。
一人でいても寂しいとは思わないはずなので、飼い主さんがコミュニケーションを取るだけで、猫は幸せになれるはずです。

 

「多頭飼いのほうが猫は長生きできる?」
このように考えるなら、本当に猫にとって幸せなのかを考えてみてくださいね。

 

猫とコミュニケーションを取ると長生きしやすいことは、以下の記事でまとめたので、あわせてご覧になってみてください。

 

 

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