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オス猫を去勢しないと寿命は延びるの?デメリットについても解説します

猫 寿命 去勢しない
「オス猫を飼いたいけど、去勢しないと長生きできる?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?

 

実は、「去勢したほうが長生きできる」という意見もあれば、「去勢しないと寿命が延びる」という意見もあるのが実情です。
最終的な決断は、オス猫を去勢しなかったときのデメリットで考えてみてはどうでしょうか。

 

また、環境省が発表する、猫の不妊去勢状況によると平成23年度の調査では約83%の人が「している」「一部でしている」と答えました。
多くの意見を参考にしたいときは、このデータを参考にしてみてください。

 

 

オス猫を去勢しないと寿命にどう関係するの?

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それでは、オス猫を去勢したほうが長生きする、オス猫を去勢しないほうが長生きするという両方の意見を見ていきましょう。

 

去勢したほうが長生きするという説

マイナビニュースに掲載された情報によると、去勢手術をしたオス猫は平均62%長生きしたというデータがあるそうです。

 

アメリカ全土に展開する大手動物病院であるバンフィールドペットホスピタルが460,000匹の猫の平均寿命の統計データを2013年に報告しています。この報告によると去勢手術をうけた雄猫は未去勢の雄猫より平均62%、避妊手術をうけた雌猫は未避妊の雌猫より平均39%長生きしていることがわかりました。

引用:マイナビニュース

 

オス猫を去勢したほうが長生きするのは、去勢手術をすると生殖器の病気予防につながると考えているからです。

 

たとえば、去勢手術をすれば精巣を取り除くことになるので、精巣がんの予防になります。
また、去勢手術をすることで性ホルモンの影響を受けにくくなり、前立腺の病気予防にもなると考えられています。

 

去勢しないほうが長生きするという説

一方で、「オス猫を去勢しないほうがいい」という専門家の意見もありました。
光が丘動物病院グループのスタッフブログに、次のような記載があります。

 

誤解を招く言い方にはなるかもしれませんが、病気の予防という点では去勢はしないほうがいいと思います。 オス犬の場合であれば、前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫など高齢のオス犬特有に起こる疾患は去勢手術によって予防できますが、オス猫自体がそういった病気になることはありません。 逆に去勢手術をすることによって、太りやすくなったり、ペニスが小さくなって尿石症を併発した時に尿道閉塞を起こしやすくなります。 そういった意味では去勢手術はしないほうがいいと思います。

引用:光が丘動物病院グループ

 

ここで注意が必要なのは、「性ホルモンの変化で太りやすくなる」という点です。
猫の去勢手術前に獣医さんからも説明があると思いますが、ホルモンが変化しやすくなり肥満になると、肥満による病気の恐れが出てきてしまいます。

 

また、「尿石症を併発した時に尿道閉塞を起こしやすく」という内容も気になりますね。
オス猫は、もともと尿道が長く細いので石がつまってオシッコが出なくなる病気にかかりやすいのですが、スタッフブログによると去勢手術でリスクが高まるように感じるからです。

 

去勢手術で生殖器を取ってしまえば、確かに生殖器の病気にはなりませんね。
ただし、去勢手術によってオシッコが詰まりやすくなり命に係わる恐れがあるので、注意したほうがいいかもしれません。

 

オス猫を去勢しないとどうなる?デメリットについて

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続いて、オス猫を去勢しないとどうなるのか、飼い主のデメリットを見てみましょう。

 

マーキングで悩まされる恐れがある

オス猫が去勢手術をしなければ、マーキングで悩まされる恐れがあります。

 

マーキングとは、縄張りを主張するためオシッコを吹きかける行為のことで、通常の尿よりも凝縮しているので、強烈な臭いがします。

 

オス猫を飼った家庭で80%以上が去勢手術を選択しているのも、マーキングによる被害を想定しているのかもしれません。
マーキングをされれば、家の柱・壁・家具が猫のオシッコで臭くなってしまうからです。

 

一度マーキングの癖がついたオス猫を去勢手術しても、マーキングの癖は抜けないことが少なくありません。
完全にマーキングを止めたいなら、若いオス猫のうちに手術するしかないでしょう。

 

もちろん若いオス猫を去勢手術したとしても、100%マーキングがおさまるとは限りません。
このような理由から、オス猫を飼うならマーキングのリスクを考慮してくださいね。

 

 

オス猫が脱走する可能性が高まる

オス猫を去勢しないでいて、マーキングをしなかったとしても、脱走するリスクがあります。
なぜなら、近くに発情したメス猫がいるとオス猫も発情してしまうからです。

 

また、オス猫を去勢手術しても、脱走するリスクは考慮しなければなりません。
私が飼っていたオス猫は去勢手術をしたのですが、すぐに脱走してしまいました。

 

オス猫は活動的なタイプで、外に強い興味を示す場合があります。
私が飼っていた猫は野良猫だったので、去勢手術をしても外の興味が強く、探しても見つけることはできませんでした。

 

 

オス猫は去勢しないと寿命が長くなるかはわからない

「結局、オス猫を長生きさせるなら、去勢がいいの?」
このような疑問が残ってしまったかもしれません。

 

猫の寿命が延びる要因は、去勢手術だけではないので何ともいえないのが実情なのです。

  • ストレスが少ない
  • 食事の内容に気をつけている

また、オス猫よりもメス猫のほうが「ホルモンの関係から長生き」という意見もあるようなので、性別による影響も受けるのかもしれません。

 

飼い主ができることといったら、タンパク質が豊富なご飯を与えて、猫のストレスを軽減すること。
去勢手術に関しては、専門家の間でも意見が分かれているので、最終判断は飼い主の考え方で決めるようにしましょう。

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