猫アレルギーのある方へ!マスクの付け方とおすすめの種類を紹介
「猫アレルギーなので、マスクは効果がある?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?
私も、猫アレルギーがあるので、マスクをつけて予防することがあります。
猫アレルギーがあるとわかっても猫を簡単に手放すことはできないので、マスクで症状が少しでも軽くなると嬉しいですよね。
この記事では、「猫アレルギー軽減にマスクは役立つのか?」という内容を紹介しています。
マスクの選び方によっても効果が変わるので、おすすめのマスクの種類と、効果的な付け方も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
猫アレルギーにマスクは効果があるのか?
まずは、マスクをつけると猫アレルギー軽減効果があるのか見ていきましょう。
マスクの粉塵の捕集効率は0.5μレベルの粉塵に対して,性能の良い手術用マスクや3枚重ねの合成繊維のマスクで97%以上,ガーゼマスクで90%程度であった。またアレルゲンの除去率は性能の高いマスクで,尿および上皮アレルゲンを98%除去した。
上記は、実験動物によるアレルギー予防効果を検証したデータです。
ガーゼマスクでも90%の予防効果が確認されたそうなので、市販されているほとんどのマスクは、猫アレルギー軽減に役立ちそうですね。
猫アレルギーならどんなときマスクをしたらいい?
では、どんなときにマスクを着用すると、猫アレルギー軽減になるのでしょうか。
猫をブラッシングするとき
猫アレルギーの原因物質は、皮膚・毛・唾液・尿・便などに含まれています。
フケと一緒にアレルゲンが落ちてくるので、猫をブラッシングするとき、猫アレルギーがある方はマスクをつけると安心ですね。
アレルゲンは微細で空気中を漂うので、マスクをつけて直接吸い込まないことが大切です。
空気中に舞ったアレルゲンは床や布などにも付着するので、猫をブラッシングするときは窓をあけて換気をしてくださいね。
私の場合は、ウール100%の毛糸で編んだセーターをほどくときもアレルギーが出やすいので、編み物をするときもマスクをするようにしています。
ウールのセーターを着ていても問題はないのですが、毛糸をほどくときはアレルゲンが舞い上がるので、猫をブラッシングしているときと同じ状況になるようです。
猫と一緒に過ごすとき
猫がいるだけでくしゃみや息苦しさが出てくるようなら、猫と過ごすときはいつでもマスクをつけたほうがいいかもしれません。
マスクをつけても呼吸が妨げられる心配はないので、運動時以外だったら問題はないのではないでしょうか。
猫アレルギーがある方におすすめのマスク
それでは、猫アレルギーがある方にお勧めのマスクの種類を紹介したいと思います。
プリーツ型か立体型がおすすめ
猫アレルギーを軽減するためマスクを着用するなら、顔のカーブにピッタリフィットするマスクを選んでくださいね。
マスクと顔の間に隙間が生じると、その隙間からアレルゲンが入り込んでしまいます。
顔にフィットするマスクは、プリーツタイプ・立体型の2種類があります。
マスクのズレにくさを重視するならプリーツタイプがよく、呼吸のしやすさやメイクのつきにくさを重視するなら立体マスクがいいですね。
PM2.5タイプを選ぶとなおよし
市販されている不織布のマスクは、風邪対策用・花粉対策用・PM2.5対策用があります。
それぞれの違いはフィルターの目の細かさで、PM2.5対策用のマスクを選ぶと、2.5ミクロンの粒子もカットできるのでおすすめです。
ちなみに、猫アレルギーのアレルゲンは、ホコリの10分の1程度の大きさです。
PM2.5用のマスクを選んで、顔にフィットさせて使うことで、かなりの効果が期待できそうですね。
20~30ミクロンの花粉粒子に対し、PM2.5は2.5ミクロン、ウイルス単体の大きさは0.1~0.3ミクロン。つまり、PM2.5対策マスクや、ウイルスの侵入や飛沫防止を考慮したかぜ対策マスクは、花粉対策マスクと比較してより高いバリア性を持っている。逆に、薄くて通気性に優れる花粉用マスクは、付け心地の良さが魅力だといえる。引用:QLifePro
マスクは猫アレルギー軽減効果が低いので併用したい対策
マスクをするだけだと部屋に浮遊するアレルゲンはそのままなので、できるだけ軽減させるため、あわせてやりたい対策を紹介します。
空気清浄機を使う
部屋に舞い上がったアレルゲンを取り除くなら、空気清浄機を使うといいですね。
プラズマクラスターやストリーマが搭載されている空気清浄機を使うと、猫アレルギー対策になります。
価格は2万円くらいからなので、「ダメもとでやってみよう!」くらいの感覚で使うといいかもしれませんね。
猫アレルギーの方が実際に空気清浄機を使った感想は、以下の記事でまとめたので、あわせてご覧になってみてください。
掃除を毎日やる
猫アレルギーのアレルゲンは、見えないところに潜んでいます。
毎日掃除をするだけでは除去はできないので、以下の対策もおすすめです。
- 家具の後ろや下も掃除する
- 壁も定期的に水拭きしよう
- 床や家具は水拭きする
猫アレルギーの物質は静電気を帯びると、壁や家電製品にも付着しています。
長らく壁を掃除していないとホコリが付着していますが、このホコリに猫アレルギーの物質がついているので取り除くといいですね。
ただし、マスクの着用や掃除を徹底しても、猫アレルギーの根本解消にはなりません。
私の姉は神経質なくらい家具を動かして掃除をしていましたが、姉の息子のアレルギーがよくなることはなかったです。
それよりも効果があったのは、やはり猫がいない環境ですね。
「猫がいないほうがいいのは、わかってるよ!」
こんな声が聞こえてきそうですね。
私もその気持ちはよくわかります。
猫アレルギーが重くて何度も入院した私ですが、だからといって猫を手放す考えはゼロでした。
「猫は家族なのだから手放せない!」
そう考える方は、マスク・掃除で猫アレルギーの症状を少しでも軽くしてみてくださいね。
猫アレルギーがあるならマスクの着用がおすすめ
私自身、ハウスダストやウール100%の毛糸などでもアレルギーがおきるので、編み物をするときや大掃除するときにマスクを着用するようにしています。
効果はマスクをしないよりあるみたいなので、猫アレルギーがある方は日常生活でマスクをつけるといいですよ。
「息苦しくてマスクを長時間つけられない!」
そんな悩みがあるなら、夏用の薄手不織布マスクや、通気性のいいガーゼマスクを使ってみるといいと思います。
猫アレルギーのアレルゲンは静電気を帯びると布に付着します。
マスクの表面について口から吸い込まなければいいので、3重マスクにこだわらずに、薄手マスクで猫アレルギーを軽減してみてくださいね。