猫のウェットフードの保存方法とは?期間やおすすめ容器も紹介
少量のみウェットフードを猫に与えていると、余ってしまいますよね。
そんな場合は、保存方法で迷うことがないでしょうか。
ウェットフードのほとんどは、保存料が使われていません。
酸化防止剤も配合されていないので、開封後は早めに食べきる必要があります。
傷んでしまったウェットフードを猫に与えないため、保存方法を見直してみましょう。
また、何日なら保存が効くのか?またおすすめ保存容器もまとめましたので、合わせて参考にしてくださいね。
猫のウェットフードの保存方法
ウェットフードの保存は、開封・未開封で多少異なります。
未開封なら常温でも長期保存が効きますが、開封後は痛まない対策をしたいですね。
未開封ならそのまま冷蔵庫に入れるか常温保存でOK
まずは、未開封のウェットフードの賞味期限から見ていきましょう。
黒缶のパウチには、「2024年1月1日」と書かれてありました。
購入したのが2022年6月なので、未開封なら1年以上はもつようです。
ウェットフードのパウチを買ったなら、1年を目安に食べきると安心ですね。
また、缶詰のウェットフードは、どのくらい日持ちするのでしょうか。
カナガンの缶詰には、「2024年3月」の記載がありました。
缶詰とパウチでは、賞味期限に大きな違いはないようです。
どちらも常温保存が可能なので、未開封ならキッチンの棚などに入れて大丈夫です。
もちろん冷蔵庫にそのまま入れてもOKですが、冷やさなくても痛むことはないので、必要がなければ冷蔵庫に入れないほうがいいかもしれません。
開封後はパウチごとジップロックに入れて密封し冷蔵庫へ
ウェットフードを開封したら、密閉して冷蔵庫に入れましょう。
保存料や酸化防止剤は含まれていないことがほとんどで、開封した直後から品質は低下すると考えておいてくださいね。
また、ウェットフードは開封すると、ニオイが飛んでしまいます。
猫はニオイで食べられるか判断しているので、食いつきを落とさないため、缶詰やパウチは密閉がおすすめです。
缶詰の場合は、ピッタリ合うシリコンやプラスチックの蓋があると便利ですね。
なければ、ラップで開封した部分を覆い、中に空気が入らないようにします。
ラップで包んだらさらにジップロックなどの密閉袋に入れると完璧。
Wで覆うことで、ニオイが飛びにくくなり、ウェットフードが乾燥しにくくなります。
長期保存なら小分けにして冷凍がおすすめ
海外のウェットフードは、大容量の猫缶が売られていることがあります。
多頭飼いなら数日で食べきることはできますが、通常は余ってしまい捨てる羽目になるかもしれません。
大容量の缶詰で金額を抑えたいなら、開封したら小分けにして冷凍がおすすめ。
猫が1回に食べきれる量をラップで包み、それぞれをジップロックに入れて空気を抜いてから冷凍保存してくださいね。
猫のウェットフードを保存するときの注意点とは?
ウェットフードは開封後早めに食べきる必要があります。
では、どのくらいの期間で食べるといいでしょうか。
保存期間は開封後なら2日程度まで
黒缶のパウチには、「開封後は早めに食べきるようにしてください」と書かれています。
早めといっても、何日で食べきるといいかは迷いますよね。
ウェットフードは人間の食品と同じように考えるとわかりやすいですね。
一般的には、1日~2日以内に食べきると安心です。
ただし、2日の冷蔵保存でもニオイは多少飛ぶので、食にうるさい猫ちゃんだと1日の保存でも食べなくなるかもしれません。
安全なのは2日以内ですが、猫ちゃんの好みでも調節しましょう。
冷蔵庫や冷凍庫から出して軽く温めてから与える
猫は生あたたかい食事を好む性質があります。
冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷えた状態のウェットフードだと食べないかもしれません。
あたたかさに拘る猫ちゃんの場合は、軽く温めてあげてくださいね。
電子レンジで温め直すときは、温めすぎには注意が必要です。
ウェットフードは総合栄養食を与えるといいのですが、ビタミンなど熱に弱い成分も配合されているので、温めすぎないようにしたいですね。
冷凍庫で保存していたウェットフードなら、前日に冷蔵庫へ移して解凍させます。
急いでいるときは、レンジの解凍機能を使うと、温めすぎないのでおすすめです。
食べきれないときは少量パックがおすすめ
カリカリのトッピングにウェットフードを使う場合や、猫ちゃんが小食で余ってしまうようなら、少量パックを選んでみてはどうでしょうか。
- モンプチ:50g
- メディファス:50g
- ニュートロ:35g
- フィリックス:50g
70g~85gのキャットフードだと、量が多すぎるかもしれませんね。
少量パックのパウチなら、1回使い切りしやすくおすすめです。
ニュートロは1袋35gとかなり少なめの量です。
カリカリのトッピングとしても使いやすいですし、シニア猫で食が細くなってきたときにも活用しやすいですね。
猫のウェットフードのおすすめ保存容器
冷蔵庫や冷凍庫でウェットフードを保存するなら、保存容器があると便利ですね。
高い容器を別途買う必要はなく、100均で売られている安価なものでOKです。
シリコンカップに小分けにしてから急速冷凍する
冷凍保存をするなら、お弁当用のシリコンカップを使ってみてはどうでしょうか。
少量だけのウェットフードを小分けにできて、シリコンは冷凍も可能です。
冷凍するときは、シリコンカップをステンレストレーの上に乗せます。
ステンレスの上に乗せるのは冷えやすいためで、普通に冷凍庫に入れる方法と比べて急速冷凍ができますよ。
ラップやジップロックが使いやすくておすすめ
ウェットフードは毎日使うものなので、扱いやすく安価なラップがいいですね。
ラップなら密閉が簡単で、使ったら惜しみなく捨てられる点でも優秀です。
何度か繰り返し使いたいときは、ジップロックを使ってみては?
丈夫で何度か洗うこともできるので、使い捨てに抵抗がある場合におすすめです。
100均の小さいタッパーもあり
100円ショップに行くと、薬味などを入れるような小さなタッパーが売られています。
2~4個くらいの複数パックで100円ですよ。
ただし、タッパーは密閉することはできません。
扱いやすく繰り返し洗えるのですが、空気はどうしても入ってしまいますね。
缶詰ならシリコンの蓋がおすすめ
毎回同じサイズの猫缶を買うなら、ちょうどいいサイズの蓋があると便利。
シリコン素材のものなら、多少のサイズの違いがあっても大丈夫です。
缶詰の保存を簡単にするなら、ラップで覆いゴムをかけておきましょう。
朝と夜の2回で食べきれる場合では、何よりも簡単な方法が続きやすいと思います。
実家でもこの方法でしたが、猫が嫌がる感じはありませんでした。
猫のウェットフードは開封したら保存方法に注意しよう
ウェットフードのデメリットは、保存方法が面倒なことですよね。
しかし、猫のためを考えるなら、飼い主さんが少し手間をかけてでも、ウェットフードがおすすめです。
- 猫が食べる喜びを感じられる
- 水分が多く下部尿路疾患のサポートに
- たんぱく質が多く糖質が少ないものが多い
当サイトでは、ウェットフードをおすすめしています。
管理人が自ら試食したレビュー記事もあるので、合わせて参考にしてくださいね。