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猫がウェットフードしか食べないけど大丈夫?おすすめの対策

猫がウェットフードしか食べない
あなたは、「猫がウェットフードしか食べないけど、大丈夫?」と心配していませんか?
市販されているキャットフードは、ドライフードもあるので単体だと気になりますよね。

 

私も、実家で飼っていた猫がウェットフードしか食べていない様子を見て、「栄養面で大丈夫だろうか?」「わがままに育ったのかな?」と心配になったことがあります。

 

でも、そんな食が偏っている猫でも、20年以上生きたんです。

 

なぜ、実家で飼っていた猫が、ウェットフードしか食べないのに長生きできたのでしょうか。
今回は、猫がウェットフードだけでもOKの理由と、ウェットフードしか食べないときの注意点を紹介したいと思います。

 

 

猫がウェットフードしか食べないけど大丈夫?

猫がウェットフードしか食べない
まずは、猫がウェットフードしか食べなくてもOKだといえる理由から見ていきましょう。

 

ウェットフードだけでOK

猫には、ウェットフードだけ与えてOKです。

 

与えていいというより、むしろ猫にはウェットフードだけを与えるべき理由があります。
その理由は、ウェットフードは以下のフードだからです。

  • 水分が多く含まれている
  • たんぱく質が多く含まれている
  • 猫の嗜好性に合っている

 

もともと猫は、水が少ない地域に住んでいました。
よくエジプトの壁画で猫が出てくるように、砂漠地方で水が少ない地域で猫は過ごしていたため、少ない水でも大丈夫なように体ができています。

 

そのため、猫は水を飲むのを得意としていません。
猫が尿路疾患になりやすいのも、本来猫は食事から水分補給をしているのに、人に飼われた猫は食事以外から水分を補給しないとならないからです。

 

ウェットフードなら、食事に水分が含まれているので、猫に優しいですね。
猫にウェットフードだけ与えてウェットフードしか食べないのは、猫本来の食事に近いので当然だといえるのです。

 

また、猫の体に重要な栄養素といえば、たんぱく質と脂質。
猫はたんぱく質の糖新生から糖質を得ていて、脂質もエネルギー源として取り入れる性質があります。

 

このような理由から、猫がウェットフードしか食べなくてもOKなんです。
その猫は自分の体に必要な餌がよくわかっているようですね。

 

猫本来の食事に近いので大丈夫

でも、「一般的に猫にはカリカリを与えるのが当たり前では?」このような疑問の声が聞こえてきそうですね。

 

それでは、猫の餌を自分に置き換えて考えてみましょうか。
もしあなたが、「1日に必要な栄養が含まれている乾パンを毎日食べてください」と言われたらどうでしょうか?

 

水分が少なくてパサパサした乾パンを毎日食べるのは辛いですね。
たとえ、それが完全栄養食だとわかっていても。

 

1日に必要な栄養素が含まれているからといっても、毎日乾パンだけだと水分が足りていなくて飲み込むのが大変だと感じるはず。

 

猫だって、パサパサで水分が足りないカリカリを本当に好んでいるのでしょうか。
カリカリは香りを強くして猫の嗜好性を高めているものが多いので、たんに食いつきがよいので、「猫が好んで食べている」と勘違いしているのかもしれません。

 

「猫にはカリカリがいいですか?」
このような質問をするのは、あなたは総合栄養食の乾パンだけでいいと言っているのと同じになってしまいます。

 

自分に置き換えて食事を考えてみると、猫にウェットフードを与えたほうがいい理由がわかりますね。
水分が多くてたんぱく質・脂質も多いウェットフードは、猫本来の食事に近いので、猫の嗜好性が高いのは当然のことなのです。

 

水分補給が苦手な子はウェットがおすすめ

一度でも猫が膀胱炎や尿路結石になったことがあるなら、その子は水分を摂取するのが苦手なはずです。
水分補給が苦手な猫ちゃんには、食事に水分が多いウェットフードを与えるといいですね。

 

でも、「カリカリでも水分を多く飲んでいますよ?」こんな疑問の声があるかもしれません。
実は、膀胱炎になった猫向けの療養食は、塩分を多めに配合して喉を乾くようにして、猫がたくさん水分を摂取するようにしたフードがあるのです。

 

あなたも、しょっぱいご飯を食べた日は、喉が渇きますね。
人も猫も同じで、体内の塩分濃度が濃くなってしまうと、塩分濃度を下げようとして喉が渇き水をたくさん飲むことで調節しようとします。

 

私も、すごく塩辛い焼き鮭を食べた日に、喉が渇いてしかたがなかったことがありました。
そんなときは、なんぼ水を飲んでも喉の渇きがいえないので、お腹が水でタプタプになっても水を飲み続けましたね。

 

実は、塩分が多い療養食を食べさせ続けると、猫はそのような状況になっています。
猫が水を大量に飲んでいるように見えるのは、塩分が多くなって喉が渇いているので、仕方なく飲んでいるだけ。

 

そのような不自然な形で猫に水を飲ませるのではなく、ウェットフードの水分で食事から自然と水分が補給できる状態が理想ですね。
だから、一度でもオシッコのトラブルを抱えた猫は、療養食を長期間与えるのではなく、水分が多いウェットフードに切り替えてみてくださいね。

 

猫にとってもウェットフードのほうが美味しい

最後の理由は、猫にとってウェットフードが美味しいというものです。
ウェットフードはたんぱく質と脂質が多く含まれているので、猫の嗜好性に合っています。

 

ちょっとわかりにくいので、人間の食事に置き換えて考えてみましょうか。

 

ウェットフードがマグロの刺身で、ドライフードは総合栄養食の乾パンのようなもの。
人だって、たんぱく質と脂質が多いと美味しいと感じるので、マグロの刺身を選びたいですね。

 

猫のウェットフードも、マグロ・かつおなどの魚を主成分にしたものがあります。
そのようなフードは猫にとって、マグロの刺身を食べているようなもの。

 

猫にウェットフードを与えると、ウェットフードしか食べなくなる理由は、単純に猫にとってウェットフードが美味しいからなのです。
飼い主としても、愛猫には美味しいウェットフードを与えたいですね。

 

猫がウェットフードしか食べないときの対策

猫がウェットフードしか食べない
猫がウェットフードしか食べなくても問題がありませんが、ウェットフードだけしか食べないときは注意点があります。

 

総合栄養食を与えること

ウェットフードは、一般食と総合栄養食の2種類があります。

  • 一般食:嗜好品のようなもの
  • 総合栄養食:1日の栄養が含まれている

 

猫にドッグフードを与えるとタウリンが不足してしまうという話を聞いたことがありませんか?
栄養が足りていないと猫の健康は維持できないので、1日に必要な栄養がすべて含まれている「総合栄養食」を選んであげてくださいね。

 

一般的に、「ウェットフードは嗜好品」と言われるのは、一般食が多いからです。
私がお店で猫のウェットフードを調べてみると、6割や7割くらいが一般食で、「総合栄養食の数が少ないな」と感じました。

 

何も気にせずウェットフードを買ってしまうと、一般食を選んでしまう可能性があります。
一般食だけを猫に与えると、栄養が足りなくなって猫の健康は維持できないので、注意してウェットフードを選んであげてくださいね。

 

食べ終えたら片づけること

ウェットフードだけを食べてもOKですが、ウェットフードは温度変化に弱いので注意が必要です。
朝猫にウェットフードを与えたら、食べ終えたらすぐに片づけましょう。

 

人間も食事を終えたら食器は片づけますね。
それと同じように、猫の食事も終わったら食器を片付けて、食べ残しがある状態にはしないこと。

 

長期間ウェットフードを放置すると、腐敗の原因になります。
もし猫がウェットフードを食べ残したときは、捨ててしまってくださいね。

 

猫がウェットフードだけしか食べなくても心配しなくて大丈夫

最後に、猫がウェットフードしか食べなくてもOKな理由をまとめますね。

  • 水分が多いので猫に優しい
  • たんぱく質と脂質が多い
  • 猫本来の食事に近く猫も美味しい

 

猫がウェットフードしか食べなくて困るのは、飼い主さんでしょうか。
カリカリなら置き餌にできて、そのまま長期保管もできるので、飼い主さんにとって便利というだけ。

 

猫の健康や食の楽しみを考えるなら、猫にはウェットフードだけがおすすめです。
飼い主の都合を優先したものがドライフードなら、猫の幸せを考えた食事はウェットフードだといえるのではないでしょうか。

 

私個人が、このブログでウェットフードだけを勧めるのは、多くの猫ちゃんに美味しい食事を楽しんでもらいたいからです。
「猫にウェットフードだけで大丈夫?」と悩む必要はないので、安心して与えてみてくださいね。

 

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当ブログは、14種類の総合栄養食ウェットフードを自ら試食しました

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