市販のキャットフードおすすめ10選

市販キャットフードおすすめ
「市販のキャットフードおすすめは?」「安くてもいいフードはどれ?」
あなたは、このように悩んでいるのでは?

 

市販のキャットフードとは、スーパー・ドラッグストア・ホームセンターに売られている猫餌のことです。これらは価格がお手頃でいつでも買うことができるメリットがあります。

 

そのため、「とりあえず安いのを選びたい」「すぐに買いたい」飼い主さんに人気があります。その一方で、粗悪品が多いのも実情なため、どれが一番マシなのか迷いますよね。

 

市販のキャットフードは猫にとって安全ではないものも多いので、市販のキャットフードの中から13種類厳選してみました。とくにおすすめなのがロイヤルカナン・サイエンスダイエット・ピュリナワンの3種です。

 

なぜこの3種が人気なのか解説していくので、どの市販キャットフードを選べばいいか迷っている方に役立てていただければ幸いです。

 

 

市販のキャットフードおすすめ10選

市販のキャットフードでおすすめの商品10種類を紹介します。迷ったら、上位3番目までにある市販のキャットフードを厳選して選んでみてください。

 

1・ロイヤルカナン

ロイヤルカナン
市販のキャットフードの中でも、ロイヤルカナンは大手メーカーの商品です。ドラッグストア、スーパー、ペットショップなどでも買うことができます。

 

ロイヤルカナンは動物病院用の「療養食」が売られているメーカーとしても知られています。病気になったら獣医さんの指示のもと、ロイヤルカナンの療養食が選ばれるケースも少なくありません。

 

飼い主さんがロイヤルカナンを買うなら、お店で買える市販品を選んでください。

  • 猫種に合わせたフードが選べる
  • 健康対策別で選べる
  • プレミアムフードが選べる
  • 鶏や七面鳥などが主原料

市販のキャットフードの中でもロイヤルカナンの価格が高めなのは、4Dミールではなく鶏や七面鳥など良質な原料を使っているためです。お値段が高めでも、猫にとって必要な原料を使っているのでおすすめできます。

 

 

2・ヒルズ サイエンスダイエット

サイエンスダイエット
ロイヤルカナンと同様、2大メーカーといえるのがヒルズのサイエンスダイエットです。ヒルズは世界初の猫用療養食を作ったメーカーとして知られています。

 

ヒルズも飼い主用と動物病院用があります。飼い主さんがヒルズを選ぶときは、ドラッグストアやペットショップでも買える市販キャットフードを選んでください。

 

  • 満足できなければ全額返金
  • 米国獣医師おすすめNO1
  • チキンやターキーなど良質な原料
  • 猫の健康目的に合わせたラインナップ

ヒルズのサイエンスダイエットも、市販キャットフードの中では価格が高めです。その理由は、主原料にチキンやターキーなど4Dではない良質な原材料を使っているためです。

 

酸化防止剤は、ハーブや緑茶など天然由来成分を使っています。毎日猫に食べさせても安心な原材料を使っているのが特徴です。

 

 

3・ネスレ ピュリナワン

ピュリナワン
ロイヤルカナンやヒルズの市販キャットフードの価格が高いと感じるなら、安価なピュリナワンがおすすめです。ピュリナワンはミール系を使っているためやや品質は落ちますが、それでも高たんぱく質でプレミアムフードの部類に入ります。

 

市販の安価なキャットフードと比較しても、ピュリナワンは品質が高くなっています。食品メーカーのネスレが販売するフードで、穀物不使用のグレインフリーも選ぶことができます。

 

  • お試し品が選べる
  • たんぱく質が多いため猫の嗜好性がよい
  • チキンなど良質な原料を使っている
  • グレインフリーが選べる

ピュリナワンを使った人の中には「猫の食いつきが良い」「ウンチの質が変わった」「毛並みが良くなった」という声も多いようです。原材料にチキンミールを使用していますが、最も使われている原材料はチキンなど素材そのものです。

 

ロイヤルカナンやヒルズと比べると価格が安いのは、一部にミール系を使っているからです。とはいっても、安価な市販キャットフードの中では、原材料に拘っているほうです。

 

一部にミール系を使っているからといって、必ずしも評価が低いわけではないのです。安価な市販キャットフードの中では、ピュリナワンは良質なフードだといえます。

 

 

4・ニュートロ ナチュラルチョイス

ニュートロ
ニュートロも市販キャットフードの中で、良質な原料を使っていることで知られています。すべてのフードは、鶏や魚を第一原料に使っているので、猫の嗜好性と安全性を兼ね備えています。

 

  • 第一原料が鶏や魚を使っている
  • 天然の酸化防止剤で安心
  • 厳しい検査で原料の品質を管理

ニュートロも、ピュリナワン同様にチキンミールを使用しています。すべての原材料が鶏や魚だけではありませんが、その分価格が抑えられるのが魅力です。

 

ニュートロのキャットフードは、穀物不使用のグレインフリーも選ぶことができます。デメリットはスーパーやドラッグストアでの取り扱いが少ないことです。

 

よい素材のキャットフードを扱うペットショップで購入してください。

 

 

5・シーバ

シーバ
シーバは市販キャットフードの中でも、猫の嗜好性に注目した商品です。市販キャットフードの中でも高級品で、1回ごと小分け包装になっていて新鮮なまま与えられます。

 

粒は外側がカリカリで、中はクリーミーで柔らかです。食べる量が少ない猫ちゃんや、食が細くなった高齢猫にもよく使われています。

 

ミール系が主原料のため、品質はやや落ちます。それでも嗜好性の高さから、ときどき猫に与えるために活用しやすいでしょう。

 

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6・いなば

いなば
いなばといえばCMでもお馴染みの「CIAOちゅ~る」が有名です。猫に与えると食いつきがいいので、おやつとして与えるケースが多くなっています。

 

嗜好性が高くてあまりにも猫の食いつきがよく、心配になった飼い主さんもいるでしょう。猫の食いつきの良さは、かつお節を使っていてアミノ酸が多いためです。

 

猫とのコミュニケーションを深めるときや、猫のご褒美として与えるといいでしょう。いなばはもともと人間用ツナ缶などを販売するメーカーで、マグロ・カツオなど良質な原材料を使っています。

 

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7・カルカン

カルカン
カルカンは、市販キャットフードで目にすることが多いメーカーでしょう。安価でスーパーでも手に入りやすいので、手ごろなキャットフードとして人気です。

 

カルカンは1911年にアメリカで設立された「マース社」の超ロングセラー商品です。ドライフードの主原料は「とうもろこし、小麦」などの穀類で、ミール系も使っているのがデメリットです。

 

カルカンは「安くて粗悪」と思われるかもしれませんが、それはドライフードに限ってです。パウチはカツオ、マグロなどを主原料にしているので、安全に猫に食べさせることができるでしょう。

 

 

8・キャネット

キャネット
キャネットは純国産の安心感があるフードです。昭和47年に国産ドライキャットフードを初めて発売したメーカーとして知られています。

 

愛猫の健康対策がしやすいように、「ヨード卵・光」を配合しているのが特徴です。ドライフードの第一原材料がトウモロコシ等の穀物で、ミール系を使っているのがデメリットだといえます。

 

同じくウェットを選べば、ささみ、まぐろなど良質な原材料でおすすめです。メディファスのパウチはウェットなのに総合栄養食のラインナップがあるのはポイントが高くなります。

 

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9・銀のスプーン

銀のスプーン
銀のスプーンは、ユニ・チャームが販売するキャットフードです。とくに銀のスプーンバラエティは、小魚などまるごと原料をそのまま入れているので、猫の嗜好性に配慮しています。

 

ドライだと第一原料がトウモロコシや小麦などの穀類で、ミール系も使っているのがデメリットです。銀のスプーンを選ぶなら、マグロやカツオを主原料としたウェットをおすすめします。

 

銀のスプーンまぐろは、マグロ、カツオ、フィッシュエキス、調味料、増粘多糖類だけしか使っていないシンプルな設計です。保存料も使っておらず猫の健康対策におすすめします。

 

 

10・ミャウミャウ

ミャウミャウ

ミャウミャウは、北里大学獣医学部と共同開発した「a-iペプチド」を配合しているのが特徴です。a-iペプチドは猫の心の健康におすすめの成分です。

 

ミャウミャウのドライは、第一原料がトウモロコシや小麦などの穀物で、ミール系も使っているのがデメリットです。しかし、ウェットはマグロなどが主原料なため、猫に安心して食べさせることができます。

 

「ジューシーとりももほぐしみ」なら総合栄養食なので、これ1つで猫の栄養管理ができます。鶏肉がごろっとしていて猫の嗜好性が高く、水分が多く猫の尿路対策もできる商品です。

 

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市販のキャットフードのおすすめ種類

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市販のキャットフードには、いくつかのタイプがあります。目的に合わせて選ぶようにしましょう。

 

注意したいのが「総合栄養食」「総合栄養食以外のもの」の違いです。総合栄養食と表記されたキャットフードは、猫に必要な栄養がすべて含まれています。

 

ドライフードのほとんどが「総合栄養食」で、ウェットは総合栄養食以外のものが多いです。迷ったら総合栄養食を選びつつ、猫の嗜好性に合わせてウェットを組み合わせるのがおすすめです。

 

ドライフード

市販のキャットフードには、「ドライフード」と呼ばれるものがあります。愛猫家たちには「カリカリ」とも言われているフードのことです。

 

見た目はスナック菓子のように硬く、水分が10%以下で乾燥しています。キャットフードといえばドライフードを思い浮かべる人が多いのは、水分量が少なく保存性に優れているためです。

 

ドライフードの硬さは、猫の歯に付着する歯垢除去にも役立つと考えられています。猫を毎日歯磨きするのは現実的ではないので、キャットフードはドライフードが人気です。

 

ドライフードは水分量が少なく腐敗しにくいのも魅力で、置き餌としても使えます。飼い主さんが長期外泊する場合や、毎日帰宅が遅く置き餌をする必要があるときにも便利です。

 

ウェットフード

市販のキャットフードには、「ウェットフード」も売られています。水分量が10%以上のものはウェットフードで、ツナ缶やパテのような見た目をしています。

 

ウェットフードは猫の嗜好性を高めるためマグロやカツオなどの原料がよく使われているので、猫の食いつきは良いです。水分量を高めたシチュータイプもあるので、猫に効率よく水分を摂取させるのに向いています。

 

ウェットフードはどちらかというと、猫の食事を楽しませるためのものです。ドライフードは毎日必要な栄養を補給するのに対し、ウェットフードは猫が食べて美味しい工夫があります。

 

水分量が多いウェットフードは、離乳後の子猫や、歯が弱ってきた高齢猫にも使いやすいです。水を飲むのが苦手で、過去に尿路疾患になった猫ちゃんにもおすすめです。

 

モイストフード

市販のキャットフードには、「モイストタイプ」があります。モイストとはドライフードでも水分量が多く、柔らかタイプのことです。

 

市販のドライフードでも、外側はカリカリで食感を良くして、中身は半生のウェットタイプのものが売られています。水分量は30%前後で、丸や四角の粒状になっています。

 

キャットフードのモイストはあまり数が多くありません。食感が柔らかく嗜好性も高めているので、「猫に美味しい餌を与えたい」と考える飼い主さんに人気があります。

 

市販のキャットフードのおすすめ選び方

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市販のキャットフード選びで迷ったら、次のおすすめの選び方を参考にしてみてください。どれも同じように見えて、猫の目的別に分かれています。

 

年齢別で選ぶ

市販のキャットフードは、猫の年齢別で選べるようになっています。多くのキャットフードは全年齢対応タイプです。

 

分類は、子猫用・成猫用・高齢猫用があります。離乳期は子猫用を選び、シニア世代になったら高齢猫用を選びましょう。

 

成猫用も若い猫用や、少し年を取ってきた猫用など細かく分類されていることがあります。飼っている猫の年齢を考えながら、対象の市販キャットフードを選んでみてください。

 

ドライかウェットで選ぶ

市販のキャットフードは、大きく分けてドライとウェットに分かれます。ドライ、ウェットどちらも総合栄養食であれば、どちらを選んでも問題ありません。

 

現代社会では多忙な方が多いので、長期保存が可能なドライフードを選ぶケースが多いようです。毎食飼い主さんが処理まで対応できるのであれば、ウェットフードを選んでもいいでしょう。

 

多くの場合は使い勝手や歯に歯垢が付きにくい理由からドライフードを選んでいるようです。しかし、ドライだと猫の水分摂取量が減りやすいので、尿路疾患になりやすいので注意してください。

 

私が長年猫を飼い続けてきた結果では、ドライよりウェットのほうが猫の健康に良いように感じました。

  • 尿路疾患になりにくい
  • 猫の嗜好性に対応できる
  • 猫が毎日食べて美味しい
  • 添加物は少ない傾向がある

ウェットフードは素材そのもので、固める必要がないので添加物が少ないのが魅力です。猫も食べていて美味しいと感じるので、愛猫の喜びを感じることができます。

 

飼い主さんのライフスタイルの影響でウェットフードを選べないなら、ウェットはおやつやご褒美として、ときどき与えてあげてください。

 

毛玉ケアで選ぶ

市販のキャットフードには「毛玉ケア」と書かれている商品があります。毎日猫をブラッシングしてあげれば毛玉を飲み込むのを防ぐことはできますが、忙しい飼い主さんは毎日できないですよね。

 

そこで、市販のキャットフードで毛玉ケアタイプを選ぶのです。食物繊維の量が多めに調節されているので、便と一緒に毛玉を排出しやすくなります。

 

胃や腸に大量の毛玉が溜まると、猫の健康を阻害するので注意が必要です。ときどき毛玉を吐いてしまう子や、長毛種で毛玉が溜まりやすい場合は「ヘアボールコントロール」の市販キャットフードを試してみましょう。

 

肥満ネコ用を選ぶ

市販のキャットフードには、肥満対策のものがあります。家で猫を飼う場合は、去勢や避妊手術を施すので、ホルモンのバランスが変わって太りやすくなる子が多いためです。

 

室内飼いだと猫が運動不足になりやすいのも、肥満の原因としてあります。猫の肥満は見た目が可愛いのですが、猫の健康にはよくありません。

 

一度肥満になるとダイエットが難しいので、去勢や避妊手術をした猫には肥満用の市販キャットフードを選んであげてください。肥満用キャットフードは、脂肪分を減らしてカロリーを低めに設定しています。

 

また、猫が肥満になりやすいのは、粗悪なキャットフードを選んで、炭水化物の量が多くなることも原因のひとつです。本来猫は肉食でたんぱく質がメインの食事を必要とします。

 

しかし、粗悪な市販キャットフードはかさ増しのため炭水化物を多く含んでいます。すると血糖値が上がりやすくなり、猫の体には脂肪がついてしまうのです。

 

猫の肥満を防ぐためには、たんぱく質がメインで穀物が含まれていない「グレインフリー」を選ぶ方法もおすすめです。たんぱく質は猫にとって消化吸収がよく、血糖値が上がりにくく脂肪が蓄積しにくくなるでしょう。

 

尿路結石対策用で選ぶ

市販のキャットフードには、尿路結石タイプがあります。その理由は、猫は尿路疾患になりやすいためです。

 

猫はもともと砂漠地方の生き物のため、尿の量が少なく凝縮した尿を出します。そのため、腎臓病や尿路疾患になりやすいのです。

 

尿路疾患は、膀胱炎・尿路結石などにかかりやすくなります。市販のキャットフードで尿路結石用は、尿のpHを弱酸性に保つ工夫があります。

 

あくまでも市販のキャットフードは、尿路疾患予防のためです。一度なってしまうと病院での治療が必要となり、長期間療養食が必要となります。

 

尿路疾患用のキャットフードは、獣医さん指導のもと処方されます。価格も市販のものと比べて高いので、事前に予防をしておくことが大切です。

 

猫の尿路疾患予防では、猫の水分摂取量を高めることが一番です。市販キャットフードでよく選ばれるドライフードは、水分量が少なく尿路疾患のリスクが高まります。

 

尿路疾患予防としては、ウェットフードを選んで、食事から十分な水分をとらせることです。猫はもともと水分を多く飲むことが苦手で、食事から水分を摂取する特徴があります。

 

市販キャットフードが安い理由

市販キャットフードおすすめ
最後に、市販キャットフードが安く売られている理由を知りましょう。市販キャットフードを比較したい方は、価格の安さだけでなく安全性でも選びたいはずです。

 

市販のキャットフードには、粗悪な原料が使われているものが多くなっています。猫の健康を損なわないためにも、市販キャットフードの現状を知りましょう。

 

4Dミート

市販キャットフードが安く販売できる理由は、「4Dミート」と呼ばれる原料を使っているためです。4Dミートとは、「Dead、Dying、Disabled、Diseased」の4語の意味があります。

 

4語を直訳すると、死んでいる、死にかけている、障害を持っている、病気であるという意味です。車にひかれた動物の死骸をごちゃまぜにしたものや、工場で出た人間用肉のあまり部分を使っている可能性があります。

 

人間用の肉は、鶏や豚など家畜から取り分けています。しかし、家畜の多くは狭い環境で多数飼育しているので、病気になりやすく、病気になっている家畜も少なくないのです。

 

障害を持つ家畜や、病気の家畜はどこに行くのかというと、ペット用飼料として使われています。それが4Dミートと呼ばれる粗悪な原料です。

 

4Dミートは、市販のキャットフードで次のような表記になっています。

  • ミートミール
  • 家禽ミール
  • 肉副産物
  • 肉骨粉

人間が食べられないような部分をミール状にしたものや、人間が食べられない部位を含んだものを粉状にして、キャットフードに使っています。

 

4Dミールのメリットは安いことです。市販キャットフードのように安く売るためには、原材料が安い4Dを使わなければ実現できません。

 

人が食べられないレベルの原材料を使った市販キャットフードは、猫が病気にかかりやすくなり、アレルギーを持つ子も少なくありません。市販キャットフードのドライフードは、100%に近い状態で家禽ミールや、ミートミール、まぐろミール、かつおミールなどごちゃまぜ原料を使っています。

 

穀物でかさ増ししている

市販キャットフードが安い理由の2つ目は、穀物でかさ増ししているためです。

 

猫は本来肉食なので、穀物の消化が苦手です。野生の猫は、鳥・ネズミ・昆虫などたんぱく質が豊富なものを食べています。

 

炭水化物は、鳥やネズミなどの胃の内容物から摂取しています。本来、猫は大量の炭水化物を摂取する体ではないのです。

 

市販のキャットフードを安くするには、原材代が高いたんぱく質は避けて、原材代が安い穀物を多く使う必要があります。トウモロコシ、小麦などで容量を増やせば、安く仕上げることができるのです。

 

猫にとって穀物が大量に摂取すると、血糖値が上がって肥満になったり、消化できず下痢になったりします。中には穀物アレルギーを持つ子もいます。

 

 

市販キャットフードでも、ピュリナワンは穀物不使用の「グレインフリー」があるので、猫の健康を考えるなら選んであげてください。たんぱく質量が多いものは「プレミアムフード」と呼ばれていて値段も高いので、市販キャットフードは値段が高いものを選ぶようにしてください。

 

ロイヤルカナン、サイエンスダイエット、ピュリナワン。市販キャットフードの中でもこの3つのメーカーをおすすめするのは、「原材料にこだわっている」「たんぱく質量が多いものが選べる」ためです。

 

市販のキャットフードおすすめのまとめ

市販のキャットフードでできるだけ価格を抑えながら、猫の健康サポートもしたいなら、ロイヤルカナン、ヒルズ、ピュリナワンがおすすめです。

 

市販キャットフードの多くは、「穀物でかさ増し」「ミール系を使っている」ためおすすめできませんが、主原料が良質なたんぱく質原料のものなら、猫に安心して食べさせることができます。

 

また、第一原料が穀物やミール系を使っている市販のキャットフードメーカーでも、ウェットを選ぶと安全性が高まります。安価な市販キャットフードを選びたいなら、総合栄養食のウェットを選ぶのもおすすめです。