Wysong(ワイソン)猫の口コミはいい?バイタリティやエピゲンの評判まとめ
ワイソンはアメリカで40年以上愛され続けてきたキャットフードです。品質の高さでも選ばれているフードですが、実際に使った人の評価が気になりますよね。
ワイソンのバイタリティやエピゲンなどの口コミをまとめてみました。原材料による安全性のチェックも一緒に解説していきます。
Wysong(ワイソン)
基礎情報
商品ランク | B |
---|---|
主原料 | チキン、チキンミール |
グレインフリー | 〇(エピゲンのみ) |
無添加 | 無添加 |
安全性 | 自社工場で製造 |
コスパ | 1日425円 |
内容量 | 500g |
価格 | 2,127円 |
対象年齢 | 成猫用 |
原産国 | アメリカ |
Wysong(ワイソン)おすすめポイント
ワイソンは世界7か国で40年以上にわたり販売されてきたキャットフードです。ポイントは「お肉が主体」「腸内環境サポート」「酸化を防ぐ袋」の工夫があることです。
お肉が第一主原料
ワイソンキャットフードは、肉を主原料にしています。
猫は肉食動物のため、第一原料が肉類のキャットフードは、自然な形だといえるでしょう。
生みの親となるDr.Wysongは、獣医科の手術や薬などを研究する博士で、大学で解剖学の公演もおこなっています。ワイソン博士は動物のことを知り尽くしたうえでワイソンキャットフードを製造しているのです。
そのため、ワイソンキャットフードは、アメリカで40年以上キャットフードを販売する実績があります。猫本来の食事にこだわった商品で、獣医師によるクチコミで愛猫家たちに広まっていきました。
ワイソンキャットフードでも代表的な「バイタリティ」は36%のたんぱく質をチキン原料としているもので、肉、臓器、脂肪など動物を丸ごと含んでいます。しかし、原材料名に記載されている一番目は「チキンミール」となっているものもあるため、多少品質ランクが落ちるBランクに分類しました。
ワイソン「ユーレティック」の第一原料はチキン、「ジュリアトリクス」のチキンミールなど、商品によってもチキンが1番目に記載されていないものがあります。
消化酵素や乳酸菌を配合
ワイソンではキャットフードにプロバイオティクス類を配合させて、猫の腸内環境をサポートしています。たとえばバイタリティでは、ラクトバチルス・アシドフィルス発酵物や、ラクトバチルス・ラクティス発酵物の含有です。
酸素と光を通さないパッケージ
ドライフードは酸素や光に当たると酸化しやすくなることから、ワイソンは酸素と光を通さないパッケージ素材を採用しました。500gサイズはアルミ蒸着フィルムを使用して、ドライフードの酸化を防ぐ工夫があります。
Wysong(ワイソン)の種類
ワイソンではキャットフードに3種類、犬と猫両方に与えることができるものが2種類販売されています。兼用にもできるので犬と猫と両方を飼っている家庭に便利なフードです。
バイタリティ
ワイソンの「バイタリティ」はチキンミールが1番目に使われているキャットフードです。プロバイオティクスにより猫の腸内環境を整えるために使えます。
バイタリティではたんぱく質36%チキン原料を使用したもので、肉・内臓・脂肪も含みます。猫は肉食動物で、獲物を捕えたら肉や内臓ごと食べるため、内臓も含むバイタリティは猫に自然なフードだといえるでしょう。
果物や野菜も天然のものを使い、草食動物の内臓をできるだけ再現しました。そのため、ワイソンでは玄米、えんどう豆、ポテトプロテインなどの穀物や野菜類も含みます。
ジュリアトリクス
ワイソンの「ジュリアトリクス」はシニア猫のためのドライフードです。初乳成分を加えることで、高齢猫の免疫力サポート対策ができます。
プロバイオティクスも配合して腸内環境を整え、消化酵素で高齢猫の消化力もサポートするタイプです。同様に肉、内臓、脂肪も含むもので、果物や野菜も加えて草食動物の状態をできるだけ再現しました。
主原料はチキンミールで、玄米、オーツ麦などの穀物類も含まれます。抗酸化物質も含まれているため、高齢猫の年齢対策としてもおすすめです。
ユーレティック
ストラバイトができやすい猫には、ワイソンの「ユーレティック」が向いています。DLメチオニンを配合して、下部尿路疾患の対策になるよう仕上げました。
腸内環境を整えるプロバイオティクスや、消化酵素も配合しています。チキンミールではなくチキンが主原料で、タンパク質は42%となっており、ワイソンキャットフードの中で最も高たんぱく質です。
DLメチオニンとはアミノ酸の一種です。下部尿路対策としてパウダー状のサプリとしても売られている成分ですが、ワイソンはキャットフードに添加されているため手間がありません。
アナジェン
鶏肉にアレルギーがある猫や、鶏肉のキャットフードを食べない猫は、ワイソンの「アナジェン」がおすすめです。アナジェンはラム肉を主体としたキャットフードで、犬と猫両方に使うことができます。
主原料はラムミールで、玄米が2番目に多く配合されています。たんぱく質が28%と低めの設定のため、穀物を必要とする犬にも使いやすいタイプです。
エピゲン
グレインフリーを選びたい方には、ワイソンの「エピゲン」がおすすめです。エピゲンはチキンを主原料にデンプンが不使用で、グレインフリーの一歩先を行く内容となっています。
製法は独自の「エクストルーダー製法」によるデンプンフリーを実現しました。エクストルーダー製法とは、押出成形機を使って高温・圧力を加えて素材を押し出し、回転式カッターでカットしながらドライフードをつくる製法のことです。
使用している主原料は、オーガニックチキン、チキンミール、ターキーミールです。穀物を含まないグレインフリーで、たんぱく質は60%の高配合となっています。
エピゲンも犬と猫両方に使えるフードです。プロバイオティクスや消化酵素などで、猫の健康をサポートします。
Wysong(ワイソン)の安全基準
ワイソンの安全性を確かめるため、キャットフードの「バイタリティ」の全原材料を使って解説していきます。添加物や危険な成分が含まれていないかまとめました。
バイタリティの全配合成分
チキンミール、チキン、ターキーミール、玄米、えんどう豆、ポテトプロテイン、鶏脂、亜麻仁、ビートファイバー、ナチュラルフレーバー、ゴマ、モンモリロナイトクレイ、カニミール、乳清、塩、タウリン、炭酸カルシウム、トマトポマス、プロピオン酸カルシウム(保存料)、塩化コリン、ココナッツオイル、オーガニック大麦若葉、ブルーベリー、乾燥ケルプ、ヨーグルト(乳清、乳固形分、ヨーグルトカルチャー)、イーストエキス、クエン酸(保存料)、乾燥ケール、乾燥ほうれん草、乾燥にんじん、アップルペクチン、フィッシュオイル、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)、チコリー根、イーストカルチャー、ミネラル類(塩化カリウム、キレート亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鉄、キレート鉄、硫酸銅、 キレート銅、硫酸マンガン、キレートマンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(アスコルビン酸/ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、チアミン硝酸塩、塩酸ピリドキシン、リボフラビン、ビタミンD3、ビオチン、ビタミンB12、葉酸)、プロバイオティクス類(乾燥バチルス‐リケニフォルミス発酵物、乾燥アスペルギルス‐オリーゼ発酵物、乾燥アスぺルギルスニガー発酵物、乾燥エンテロコッカス‐フェシウム発酵物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵物、ラクトバチルス・アシドフィルス発酵物、乾燥バシラス・サブティリス発酵物、乾燥ラクトバチラス‐プランタルム発酵物、ラクトバチルス・ラクティス発酵物)、ペッパー
バイタリティの原材料を見てみると、ワイソンは非常に多くの材料からできていることがわかります。酸化防止剤は天然原料を使っているため、比較的安全性が高いフードです。
チキンミール
ワイソンの「バイタリティ」や「ジュリアトリクス」はチキンミールを使っています。チキンミールは羽やクチバシなどの副産物が含まれている可能性があるものです。
ワイソンのチキンの原材料はどのような生産方法で、どこまでの副産物まで含まれているか記載されていません。「肉と内臓」が含まれていることは書かれていますが、チキンミールの安全性が不透明です。
保存料
バイタリティに使用している保存料は、プロピオン酸カルシウムとクエン酸です。プロピオン酸カルシウムは、自然界にも微生物の代謝物として存在しています。
クエン酸もかんきつ類などに含まれる酸味成分で、保存料は天然原料だといえるでしょう。
酸化防止剤
バイタリティに使っている酸化防止剤は、ミックストコフェロールとローズマリーエキスです。ミックストコフェロールとはビタミンEなどの天然原料を使った防腐剤で、ローズマリーもハーブを使ってキャットフードの酸化を防いでいます。
Wysong(ワイソン)の口コミ
ワイソンをこれから購入する方のために、楽天にある口コミをまとめてみます。中立的な判断ができるように、良い口コミと悪い口コミを紹介します。
良い口コミ
【食いつき】うちの子たちは、最初だけ美味しそうに食べていても、すぐに飽きてしまうものが多いのですが、これはしばらく経っても食いっぷりが変わりません。【安全性】原材料を見る限りでは安心して食べさせられるものだと思います。
【価格】ちょっとお高い気もしますが、にゃんずの健康のためなら問題無いです。
出典:楽天
ウチの猫はワイソンで体調が安定するのということもありますが、他のフードにするとたちまち便秘してしまうので、ずっと信頼しているフードです。出典:楽天
うちは2匹猫がいるのですが、届いた日にワイソンをお皿に入れてあげたら2匹が取り合いして食べました。遠くにいた1匹がワイソンの袋を開けたとたんに「ウルルル!」と言いながら走ってきて笑いました。粒も小さめで食べやすいみたいです。うちの長毛ちゃんが大きい粒のフードは苦手なので、飼い主ともどもとても気に入りました。出典:楽天
悪い口コミ
★マイナス1の理由としては、開封後の賞味期限1ヶ月半ギリギリに食べ終わるだろうから、中で2つに小分けされてるといいなぁと思ったことと、うんちが柔らかくなりすぎることです。出典:楽天
うちには二匹猫がいますが、食べずにすぐプイと無視。また違うご飯に変えます。
粒の形がどうも気にくわないみたいでした。
出典:楽天
総評
ワイソンキャットフードの口コミを見てみると、猫の食いつきが良いという声が多数ありました。肉をメインにしたキャットフードのため、猫の嗜好性も考えられているのでしょう。
玄米を配合したキャットフードで、猫の便秘対策にもいいようです。穀物不使用のキャットフードだと便秘しやすい猫にいいのではないでしょうか。
ワイソンキャットフードの悪い口コミでは、食べない猫がいるという声があります。どのキャットフードも全猫の嗜好性に合うものはないので、その点はお試してみるとよさそうですね。
公式、楽天、Amazonの価格比較
ワイソンキャットフードを最安値で買えるように、公式サイトや楽天、アマゾンで価格を比較してみました。どのショップで買うのが一番安いのかチェックしましょう。
公式サイト | 取扱いなし |
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楽天 | アナジェン1,871円~ |
Amazon | バイタリティ 2,127円~ |
公式サイト
ワイソンの公式サイトでは通販をやっていません。代理店で購入することとなるので、それぞれのショップの価格を比較する必要があります。
楽天
楽天では多数のショップでワイソンキャットフードの取扱いがありました。ショップによって送料が異なっているので、送料も含めて比較しましょう。
Amazon
Amazonではワイソンの取扱数が少なめです。大容量タイプや3袋などまとめ買い商品の取り扱いがあるので、複数の商品を買いたい方に向いています。
Wysong(ワイソン)のQ&A
ワイソンキャットフードを買ううえで疑問となることをまとめてみました。疑問を残さないようにチェックしておきましょう。
公式サイトでワイソンのサンプル提供はありません。定期購入でのお試し価格や、少量パックのお試し品などの提供もないようです。
ワイソンは玄米やエンドウ豆などの繊維質を含んでいるので、便秘がちな猫は適度な便の柔らかさになります。繊維質が多すぎると便が柔らかくなりすぎる場合は、玄米やエンドウ豆などが入っていな「エピゲン」が合うかもしれません。
人工的な香料などで猫の食欲を上げることはしていません。しかし、肉をメインにしたキャットフードのため、猫が好む素材や香りで食いつきをよくしています。
化学保存料を使っていないので、開封後はできるだけ早めに食べきってください。開封後1~2ヶ月以内で食べきるようにすると、キャットフードの鮮度が落ちにくくなります。
Wysong(ワイソン)の基本情報
内容量 | 500g |
---|---|
通常価格 | 2,127円 |
販売会社 | 株式会社太平トレーディング |
公式HP | https://www.wysong.jp/ |
まとめ
ワイソンキャットフードは原材料の品質にもこだわった商品です。できるだけ添加物が含まれていない自然なキャットフードを選びたい方に人気があります。
猫が好む肉をメインにしているので、食いつきが良いという声も多いようです。ひとつ気になるのがチキンミールを使っている種類があることです。
チキンミールはどのような原材料なのかわかりにくいので、天然系のキャットフードでも多少評価が下がります。原材料の原産国や加工方法までそれほど気にならない方なら、ワイソンも選択肢に入るでしょう。