猫がご飯を食べない7つの理由とは?おやつは食べるときの9つの対策

猫がご飯を食べない
猫がご飯を食べないと、飼い主さんとしても心配ですよね。
おやつだけでも食べてくれれば気休めにはなりますが、ご飯を与えてもニオイを嗅ぐだけでまったく口をつけてくれないことがあります。

 

「猫缶を混ぜてもダメ」そんなときは、何か原因があります。
まずは、猫がご飯を食べない7つの原因から、当てはまるものを調べてくださいね。

 

猫がご飯を食べない原因がわかったら、原因に合わせた9つの対策を試してみましょう。
複数のパターンを紹介しますので、猫に合わせて対策してみてください。

 

 

猫がおやつは食べるがご飯を食べない7つの原因

猫がご飯を食べない
おやつは食べるが、ご飯を食べない原因をいくつか紹介します。
原因として考えられるのはおやつですが、それ以外にも問題があるのかもしれません。

 

おやつが美味しいものだと知ってしまった

第一に考えたいのが、「おやつの与えすぎ」です。
猫用のおやつの多くは、猫が美味しく感じられる味付けになっているためです。

 

美味しいおやつの味を覚えてしまうと、毎回「おやつをくれ!」とねだることも。
おやつを食べるのにご飯は食べないなら、キャットフードより猫用おやつのほうが美味しいと感じているのでしょう。

 

ちゅーるのようなおやつは、猫が食べている姿を見るだけで、飼い主さんは嬉しいですよね。
でも、おやつだけで満腹になっている恐れや、おやつだけ欲求する場合に注意が必要。

 

毎日おやつを与えているなら、おやつを止めてみてはどうでしょうか?

 

もともと猫用のおやつは、ご褒美の意味があります。
何もないのに毎日美味しいおやつを与えていると、猫は美味しいおやつだけを欲求するようになるかもしれません。

 

野良猫で人間のご飯を食べていたから

もともと野良猫だった場合は、その猫が子どものころから食べていたご飯に影響されている恐れがあります。

 

野良猫のご飯は、ネズミなどの小動物、昆虫、人間のご飯など。
最近はゴミステーションで残飯をあさっている猫の姿は見られなくなりましたが、人間のご飯を食べていた場合もあります。

 

人間用のご飯は、味付けが濃いめ。
その濃い味に慣れてしまった猫は、キャットフードのように味付けが薄いものだと嫌がる恐れがあります。

 

また、もと野良猫出身だと、自然界のご飯と近いものを選ぶ傾向もあります。
ネズミや鳥など、生あたたかくウェットのものを好む場合も。

 

私の実家で飼っていた猫も元野良猫なのですが、ウェットフードを好んでいました。
もしかしたら、野良猫だった場合はカリカリだと嫌がるかもしれませんね。

 

与えられているフードが嫌い

猫がご飯を食べない
嗜好性の高い猫の場合は、同じご飯だと嫌がることがあります。
猫はもともとグルメだともいわれるので、気に入らないご飯は徹底して何も口をしない猫もいるようです。

 

フードの好みも、猫によって左右されています。
たとえば、子どものころから魚を食べる機会が多ければフィッシュ系、お肉系のフードを食べることが多いならチキン系が好きなど。

 

とくに生後6か月までに食べていたご飯に影響されることがあります。
人の子どもも小さい頃の食生活が影響するように、猫も食べ慣れたものを好む傾向があるわけです。

 

特定のご飯しか食べない猫の場合は、根気よく好みのフードを見つけるしかありません。

 

環境の変化によるストレス

  • 引っ越し
  • 病院を受診した
  • 来客者がいた
  • 家に来たばかり

これらの環境の変化で、猫は大きなストレスを抱えている恐れがあります。

 

猫はもともと臆病で、環境の変化に弱い生き物です。
飼い主さんの引っ越したときは、猫が落ち着く環境をつくってあげましょう。

 

また、人の子どものようによく動く生き物は、猫は苦手。
来客者が来たときは、猫が安心して隠れるスペースを確保できるようにしましょう。

 

健康診断などで病院を受診したときも、猫はストレスがいっぱい。
しばらく狭い所にこもってしまう猫もいるので、少し様子をみてあげてくださいね。

 

一時的に体調不良になっている

気温の変化があると、猫は一時的にばててしまいます。
夏にご飯を食べなくなったら、体調不良なのかもしれません。

 

環境を整えて様子を見てご飯を食べるようなら問題はないでしょう。
体調不良が長期間続くときは、動物病院を受診してくださいね。

 

猫はもともと食べムラが起きやすいから

本来の猫の食事は、食べられるときに食べておく習性があります。
規則的に食べる習慣はないので、その日によってご飯を食べないことがあっても不思議ではありません。

 

食欲は個体差があるため

猫によっても食事のとり方が違うので、個体差があると考えましょう。
とくに多頭飼いの場合は、1匹はご飯をよく食べてくれるのに、ある1匹は食が細いということもあります。

 

食欲は個体差があるので、どの猫も同じ量を食べてくれるわけではありません。
人も同じのように、たくさん食べられない・食べたくない猫もいるわけですね。

 

猫がご飯を食べないときの9つの対策

猫がご飯を食べない
ご飯を食べない原因がわかったら、それに応じた対策をしましょう。
猫の場合は複数の原因が関係していることもあるので、いくつか試してみるといいですね。

 

おやつを与えない

最初に試してみたいのが、猫におやつを与えないこと。
「おやつしか食べてくれない」からといって、猫の欲求に従っていはいけません。

 

猫は頭がいい動物なので、頑張ってねだれば美味しいおやつが出てくると覚えると、何度も鳴いてねだってくるようになります。
「鳴く→おやつが出てくる」このようなルール付けをしないことです。

 

おやつしか食べないなら、一切おやつを止めましょう。
いくら鳴いても美味しいおやつが出てこないとわかれば、フードを渋々食べてくれるはずです。

 

人間の食事に近いウェットフードを与える

猫によっては、カリカリのような水分が少ないものよりも、水分が多いウェットフードを好む場合があります。

 

よく考えてみると、カリカリは人間の都合ですよね。

  • 日持ちがしやすい
  • 気温の変化で腐敗しにくい
  • 毎日の餌やりが楽
  • 1か月の食事代が安い
  • 歯石がつきにくい

 

カリカリは歯石が付きにくいメリットはありますが、猫が好まないなら与えることはできないでしょう。
ウェットフードは餌代が高くなっても、水分補給にもなるのでおすすめです。

 

水を飲まない猫にはウェットがいいよ、そんな内容の記事も参考にしてくださいね。

 

ご飯の時間を毎日同じにする

猫がご飯を食べないからといって、おやつやご飯の時間が不規則になっている場合も。
お腹がいっぱいだとご飯を食べてくれないのは当たり前ですよね。

 

猫のご飯は、毎日同じ時間にしましょう。
同じ時間だと、猫もご飯が出てくる時間がわかるようになります。

 

ご飯を食べないときは下げてしまう

猫のわがままでご飯を食べないなら、下げてしまう対策がおすすめ。
ずっと出しっぱなしにしていても、食べてくれるとは限りません。

 

10分ぐらいたって食べないなら、そのときは食欲がないのでしょう。
無理に食べさせる必要はなく、時間が来たらご飯が出てくる習慣を付けさせるのがおすすめです。

 

猫は食べられるときに食べる習性があるので、数回程度ご飯を抜いても問題ありません。
究極にお腹が空いていれば、ご飯を食べるようになりますよ。

 

たくさん遊んで運動量を増やす

室内飼いの猫は、どうしても運動量が少なくなりがちです。
1日中寝てばかりいれば、お腹が空かないのは当然ですよね。

 

飼い主さんは、できるだけ猫と遊んであげてくださいね。
猫は短時間遊ぶだけでも、十分エネルギーを消費しています。

 

長時間動くタイプではなく、猫は瞬発型です。
チーターのように、短時間動くことでエネルギーを消費させています。

 

別のフードに変えてみる

猫の好みに合わないフードの場合は、いろいろと変えてみましょう。
好き嫌いが激しい猫の場合は、種類を変えて試すしかありません。

 

私が今まで飼っていた猫は、どの子も好き嫌いがありませんでした。
でも、たまに毎回同じご飯だと嫌がる猫もいるという話を聞きます。

 

値段が高いからいい、というわけではなく、猫の好みに合うフードを探してくださいね。

 

香りが強くなるウェットフードを与える

猫がご飯を食べない
猫はニオイで食べられるものなのかを判断しています。
ドライフードだとニオイが飛んでしまっていることもあるため、食欲がわかないのかもしれません。

 

もし、ドライフードを与えたいなら、水でふやかしてあげてください。
水でふやかすと香りが立ちやすく、猫の多くは食べてくれるはず。

 

また、ウェットフードはもともと香りが強いタイプです。
トッピングにウェットを使うのではなく、主食として与えてみてはどうでしょうか。

 

ウェットフードを主食にするときは、総合栄養食を選んでください。
猫缶のなかには猫に必要な栄養が不足しており、嗜好品程度のものもあるため注意してくださいね。

 

ウェットの総合栄養食で人気なのは、カナガンです。
気になる人は、公式サイトで確認してみてください。

 

 

ストレスを取り除いてあげる

猫にストレスを与えているときは、環境を整えてあげましょう。

  • 猫が隠れられる場所をつくる
  • 猫が欲求したらかまってあげる
  • 多頭飼いではご飯を分ける
  • 猫のトイレとご飯を近くにおかない

 

猫はとても神経質で、いつもと違う環境を嫌います。
旅行でペットホテルに預けるときも、猫は大きなストレスを抱えている恐れが。

 

猫を留守番させるべきかどうかは、別記事で紹介しています。

 

酸化したフードから新しいものに取り換える

ドライフードは、時間が経つと酸化しやすくなります。
湿度が高い場所でしけりやすく、フードに含まれる脂が酸化しやすいため注意が必要です。

 

ドライフードを開封したら、しっかり口を閉めましょう。
ジップロックに個別包装にして、フードを小分けにして保管するのもおすすめです。

 

また、酸化したフードは猫にもよくないので、新しいものに取り換えてくださいね。
個別包装のカリカリに変えると、よくご飯を食べるようになるケースもあります。

 

猫がご飯を食べてくれないまとめ

猫がご飯を食べない
猫がご飯を食べてくれないときは、何かしら原因があります。
おやつを毎日与えているときは、まずはおやつを止めることが大切ですね。

 

猫に朝と夜の2回食事を与えているなら、おやつを与える必要はありません。
「かわいいから」という理由や、「猫がねだるから」という理由だけで、おやつを常食させるのは避けたいですね。

 

また、猫によって食の好みはさまざま。
当サイトがおすすめなのは、香りが強くなりやすく水分が多いウェットフードです。

 

飼い主さんの都合ではなく、猫が美味しいと感じるものを与えたいですね。
カリカリを与えるときは、酸化に注意しましょう。