猫にちゅーるは危険?安全なのか成分を調べてみた

ちゅーる
「ちゅーるは危険という声があるけど、大丈夫?」
猫の健康を考えるなら、ちゅーるの成分が気になるのは当然のことですよね。

 

私が猫を飼っていた当時は、ちゅーるみたいな猫用おやつは少ない存在でした。
最近では、動画でちゅーるを美味しそうに食べている猫の姿も多く登場しますが、食いつきが良すぎるので「大丈夫?」と心配になりますよね。

 

猫のおやつは、飼い主とのコミュニケーション。
もっと猫と仲良くなりたい人向けに、ちゅーるが本当に危険なのか成分から判断してみました。

 

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猫にちゅーるを与えると危険なの?成分を調べてみた

ちゅーる
「ちゅーるが危険」といわれる理由は2つあります。

  • 塩分が多い
  • 添加物が多い

ちゅーるは大量に食べるものではないので、気にするほどではないかもしれません。
では、実際どうなのでしょうか。

 

塩分が多いので食べすぎると危険?

本当にちゅーるは塩分が多いのか、保証成分値から見てみましょう。

 

粗たん白質7.0%以上、粗脂肪0.2%以上、粗繊維0.1%以下、粗灰分1.5%以下、水分91.0%以下、カロリー約7Kcal/本

ちゅーるのまぐろでは、具体的な塩分量の記載がありませんでした。

 

そこで、商品評価サイト360LiFEで実際に塩分量を測定した数値を参考にしてみます。

 

実際にちゅーるの塩分濃度を測ってみたところ、0.4~0.6%の範囲でした。
獣医さんのコメントでは「理論上1日4~5本OKだが、1日2~3本が望ましい」とのこと。

 

このような情報から、ちゅーるを1日1本与えても塩分濃度が高くなる心配はないでしょう。
なぜなら猫はもともと、尿と一緒に塩分を外に出しやすい特徴があります。

 

また、ちゅーるの販売元であるいなばが、猫の健康に影響を与えるほど、塩分量を高くすることも考えられないでしょう。

 

ちゅーるは、原材料の塩分しか配合されていないため、過剰に食べさせない限り、塩分量はとくに心配しなくても大丈夫です。

裏面の原材料を見ていただくと、お分かりのとおり、食塩は配合されておりません。ちゅ~るをはじめ弊社製品は、原料由来のみの塩分しか入っておりません。
出典:いなば公式

 

ただし、腎臓病などで獣医さんに「塩分を控えましょう」と言われているなら、事前にちゅーるをどのくらい与えていいか相談すると安心ですね。

 

添加物が多いので心配?

続いて、ちゅーるが危険といわれるのは、食品添加物が含まれているからです。

 

まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘安定剤(加工でん粉、増粘多糖類)、ミネラル類(Na,P,Cl)、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、緑茶エキス、紅麹色素

 

食品添加物といえるのは、増粘安定剤・アミノ酸等ですね。
これらは人間の食品にも配合されている食品添加物なので、塩分と同じように過剰に与えなければそれほど心配するほどではありません。

 

また、ちゅーるは保存料を使っていなくても、長期保存が可能となる工夫をしてあります。

 

加熱殺菌をしておりますので、保存料がなくても未開封の状態であれば、長期保存可能です。

なお、開封後はお早めにご利用ください。
出典:いなば公式

 

ちゅーるの90%は水分で水分補給におすすめ

塩分・添加物どちらも、ちゅーるは心配ないレベルですね。
ちゅーるが危険といわれるのは、異常なほどの食いつきがあるからかもしれません。

 

成分を調べた以上では、ちゅーるに危険性がないことがわかりました。
むしろ90%が水分でできているので、猫の水分補給におすすめですよ。

 

猫は水分を摂取するのが苦手な動物なのは、皆さんもご存じのとおりですよね。
私が飼っていた猫も、何度膀胱炎や尿路結石で病院に通ったことか…

 

猫にオシッコのトラブルが多いのは、水分摂取量が少ないからです。
ちゅーるを1日1本与えていれば、水を飲むのが苦手な猫の水分補給になりますよ。

 

ちゅーるが危険だと心配な方へ

ちゅーる
ちゅーるの成分を確認しても、「あの食いつきは異常だよ!」と心配になりますよね。
食いつきがいいのは、ちゅーるに使われている原材料に秘密がありそうです。

 

猫が好きな原材料を使っている

ちゅーるが大好きな猫が多いのは、ちゅーるにまぐろ・かつお・ささみを使っているから。
どれも猫に与えると食いつきがよいものばかりです。

 

うちで飼っていた猫は、かつおぶしを食べるのが好きでした。
人間用のかつおぶしだと塩分量が気になりますが、猫用のも売られていることから、それだけ多くの猫ちゃんが好きなのでしょう。

 

また、猫の食欲が落ちたときは、とりささみを与える家庭も少なくないようです。
とりささみを紹介した別記事があるので、合わせてご覧になってくださいね。

 

関連記事:猫にささみ

 

ピュアちゅーるなら添加物が気にならない


ちゅーるの安全性が気になるなら、着色料・香料・甘味料・調味料を使っていないピュアちゅーるを選んでみては?
増粘安定剤は使っていますが、アミノ酸等は含まれていませんよ。

 

やっぱり危険性が気になるなら類似品を比較

「ピュアちゅーる」でもやっぱり安全なのか気になる人は、「塩分量が少ない」とちゃんと明記されている類似品を比較してみてください。

 

モグリッチ
「モグリッチ」という猫用おやつは、ヒューマングレードです。
チキンレバー・ささみが原材料で、香料・着色料を使っていませんよ。

 

原材料をよく見てみると、増粘安定剤が使われているのでピュアちゅーると同じですね。
「うちの猫は鶏肉が好き」という場合に試してみてくださいね。

 

ちゅーる
私がモグリッチを見ていいなと思ったのは、塩分0.08%だと記載されていること。
これなら、ちゅーるの危険性が気になる人でも、安心して猫に与えることができますね。

 

 

ちゅーるは正しく与えると危険性が少ない

モグリッチ
今回、ちゅーるの成分をしっかり比較してみて、危険性が少ないことがわかりました。
ただし、塩分量については記載がないので、少し心配という飼い主さんもいるかもしれませんね。

 

塩分量が気になるときは

  • ちゅーるを1日2~3本にする
  • 塩分量のすくない類似品を与える

これらで塩分量を調節してみてください。

 

ちゅーるの成分自体危険性は少ないので、猫とのコミュニケーションに活用できますね。

 

  • 猫が美味しそうに食べる様子を見るのが楽しい
  • 保護したばかりの猫と仲良くなれた
  • 猫のしつけにちゅーるを活用したい

ちゅーるは、猫との生活を豊かにしてくれるからこそ、人気なのですね。
この記事を読んで、安心してちゅーるを猫に与えられますように。

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