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猫にご飯をあげすぎるとどうなる?食べ過ぎない対策を紹介

猫 ご飯 あげすぎ
「猫にご飯をあげすぎると、猫は食べ過ぎてしまうのか?」
あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

 

猫のご飯は2回~4回くらい小分けにすると「肥満を防げていいよ」と以前の記事で紹介したことがあるのですが、「日中は仕事をしていて1回しかあげられない……。」そんな人もいると思います。

 

 

実は、猫の胃は小さいので、一度に食べ過ぎることはありませんよ。
だから、朝に1日分のご飯を置き餌にしても、猫が一度に食べ過ぎてしまうことはないので、安心してくださいね。

 

ただし、食べ過ぎてしまう例外もあるので、事前のチェックがおすすめ。
朝に1回だけ猫にご飯を与えて、食べ過ぎを防止しながら安心してご飯を与えたい人は、続きを読み進めてみてください。

 

 

猫はご飯をあげすぎても食べ過ぎない理由とは?

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猫は基本的に単独行動をしている生き物で、自分が狩りをできなければ飢えてしまいます。
だから、猫が俊敏に動けるよう胃は小さくできているんです。

 

胃が小さい=一度にたくさん食べられない。
だから、一度にたくさん食べると、吐いてしまうことがあります。

 

野生の猫は、朝と夜など薄暗い時間帯に狩りをしますが、一度に大量に食べて蓄えておくことが難しいので、ちょこちょこ食べをします。
家庭の猫も同じで、朝1回ご飯をあげても、1回で食べきってしまうことはないはず。

 

猫はお腹がいっぱいになれば、ご飯に手を付けることはありませんよ。
野生にいるライオンのような肉食動物も同じで、満腹になっているときに獲物が目の前を通っても見向きもせず、だらだらと寝ころんでくつろいでいますよね。

 

「一度にご飯をあげると、全部食べるのでは?」
このように考えるのは人間的発想で、猫のように本能で生きている生き物は、お腹がいっぱいの状況で食べることはありません。

 

猫にご飯をあげすぎるとどうなる?

では、猫にご飯をあげすぎて食べ過ぎたら、どんな問題があるのでしょうか。

 

肥満になる、一度に食べ過ぎると吐くことがある

猫も個体によっては食べ過ぎる場合があるので、肥満になることがあります。
肥満は猫の健康を損なう原因となるので、飼い主さんは猫が太らない対策をしたいですね。

 

たとえば、猫が太ると以下のようなリスクが高まります。

  • 糖尿病になりやすい
  • 血圧が高くなりやすい

人間も肥満で生活習慣病になりやすいのと同じように、猫も健康を損なう恐れがあります。

 

猫が食べ過ぎで肥満にならなかったとしても、一度にたくさん食べれば猫が吐く可能性があるので、注意したいですね。
胃の小さい猫がたくさん食べれば、胃の内容物を戻しやすいので注意が必要です。

 

猫の食道から胃まではまっすぐで、もともと吐きやすい性質があるので、猫が吐いてもケロッとしているなら問題ありません。
吐く理由や対策は、別記事で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。

 

 

猫が何度もご飯を欲しがる理由とは?

「うちの猫は、ご飯を何度も欲しがります」
「ご飯の欲求がひどくて、ご飯を見るとミャーミャー鳴きます」
もしかしたら、猫によっては食べ過ぎることがあるかもしれませんね。

 

猫が食べ過ぎてしまう場合は、以下の項目に当てはまるかチェックしてみてください。

  • 子猫で成長期なので栄養が必要
  • 野良猫だったので不安で食欲が旺盛

 

栄養面でいえば、子猫は成猫より多く必要になります。
しかし、子猫は胃が未発達で小さいので、一度にたくさん食べられず、すぐにお腹が空いてしまい短時間でご飯が欲しくなるのでしょう。

 

獣医さんの話を聞いてみると、「子猫には欲しがるだけ与えてください」と言うケースが多いそうです。
子猫は体が小さいのでたくさん食べない印象がありますが、短期間で急激に体が大きくなることを考えると、成猫以上の栄養が必要なのも理解できますね。

 

だから、子猫を飼っているなら、猫にご飯をあたえすぎてもOK。
個体差もあるので、猫が欲しがるだけご飯を与えてあげてくださいね。

 

続いて、野良猫だった場合に、猫が食べ過ぎてしまうケース。
もと野良猫の場合は、いつご飯にありつけるかわからないので、食べられるときにたくさん食べよとする性質があるそうです。

 

だから、家猫になってもつい癖でたくさん食べちゃうわけですね。
それでも、あるとき「たくさん食べなくても、いつでもご飯にありつけるんだ!」と猫が気が付けば、食欲旺盛な状況は少しずつ改善されるはずです。

 

野良猫で食べすぎちゃう場合は、いつでもご飯を食べられる環境をつくって、猫を安心させてあげてくださいね。

 

私が飼っていた猫も野良猫出身だった猫がいたのですが、最初はホント食欲旺盛でした。
白いご飯でもガツガツ食べるので、私は「本当に飢えていたんだな」と思ったほどです。
それでも、毎日ちゃんとご飯がもらえることを猫が理解するようになって、白いご飯でも何でもいいから食べる状況は改善されていきました。

 

野良猫でご飯を食べすぎちゃうときは、少しずつ食べる習慣に慣れさせてあげてくださいね。

 

猫にご飯をあげすぎないための対策

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猫の肥満を防ぐなら、1日3回~4回に分けてご飯をあげて、血糖値の急激な上昇を抑える方法がおすすめです。
しかし、「朝しかご飯をあげられません!」そんな飼い主さんには無理ですよね。

 

だったら、1日のカロリー数を守りながら、置き餌にしてみてはどうでしょうか。
いつでも猫がご飯を食べられる状況にしなければならないなら、猫の肥満を防ぐため1日に食べる量やカロリーはしっかり計算したほうがいいですよ。

 

 

たとえば、次のような対策はどうでしょうか。

  • 朝:3分の1のウェットフードをあげる
  • 出かける前:3分の2はドライフードで置き餌に

 

ウェットフードは水分とタンパク質の量が多いので、少量でも猫の満足感が高くなります。
しかし、ウェットフードは置き餌には向いていないので、日中いつでも猫が食べられるご飯はドライフードを選んであげてくださいね。

 

これで、猫はいつでも好きなときにご飯が食べられます。
すると、猫は「いつもご飯が食べられるニャ!」と思って安心感があるので、1回に食べ過ぎることがなくなりますよ。

 

「でも夜になるとご飯がなくなっていて、欲しがります!」
そんなときは、置き餌のドライフードの量を3分の1にして、飼い主さんが帰宅後に残りの3分の1をあげるなど対策してみてくださいね。

 

猫にご飯をあげすぎないよう1日の量を決めよう

日中はほとんど飼い主さんが家にいられないと、猫は昼間ほとんど寝て過ごすはず。
活動量が少なければ猫のお腹はあまり空かないはずなので、一部を置き餌にしても食べ過ぎる心配はないと思います。

 

本当は猫に3~4回のご飯をあげるのがベストですが、飼い主さんが忙しいなら無理せずに、猫の食欲と相談しながら、回数を決めてみてくださいね。
置き餌はドライフードで与えて、満足感が高いのにカロリーが少ないウェットフードも組み合わせると、猫の食欲はコントロールしやすいと思います。

 

猫の食欲が旺盛なときは、タンパク質不足も疑ったほうがいいかもしれません。
ドライフードは炭水化物がメインなので、タンパク質が豊富なウェットフードを与えるようにすると、食欲が落ち着くこともあるので試してみてくださいね。

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当ブログは、14種類の総合栄養食ウェットフードを自ら試食しました

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