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猫に手作りささみレシピ3選!量・栄養・保存方法・注意点も紹介

猫とささみ
「猫がささみを食べたがるけど、毎日は大丈夫?」
飼い主さんは猫の栄養バランスが気になるため、鶏のささみを常食させていいか気になりますよね。

 

猫に鶏のささみを与えても大丈夫ですが、食べさせるときは注意点があります。
餌としてささみを使う場合のレシピもまとめてみました。

 

 

猫にささみを与えても大丈夫な理由

猫とささみ
猫に鶏のささみを与えたい場合は、安全性が気になるのではないでしょうか。
肉食の猫に鶏肉はOKでも、注意したいことがあります。

 

猫は肉食で鳥を食べることがあるから

 

本来猫は肉食で、野生の猫も鳥を食べることがあることから、飼い猫に鶏のささみを与えても大丈夫です。


 

鶏のささみは高たんぱく食で、脂肪分が少なく、たんぱく質を補給するために適しています。
猫にとって最も重要な栄養素は「たんぱく質」で、アミノ酸スコアが高いささみは、猫に向いている食品です。

 

でも生のささみは猫にNGです

生のささみは細菌やウイルスのリスクがあるため、猫に生のまま与えることはできません。

 

猫と豚肉の記事でも紹介したように、生肉には感染症リスクがあります。
豚肉には寄生虫リスクがあることはよく知られていますが、「鶏肉なら生肉でも大丈夫では?」と思うかもしれません。

 

東京都福祉保健局が公開している情報によると、鶏肉にも「カンピロバクター」や「サルモネラ」などの細菌感染リスクがあるとのことです。
鶏の腸内にこれらの細菌が存在していることが多く、生肉はもちろん生焼けの鶏肉を食べると食中毒になる可能性があります。

 

猫に鶏のささみを生で食べさせてよいのは、お刺身用に売られている鶏肉のみです。
お刺身用の鶏肉は精肉店や、ネット通販でもお取り寄せができます。

 

 

猫にささみを与えるときの注意点

猫とささみ
鶏のささみは猫に与えて問題はないですが、常食は避けてください。
「リンが多い」ことと「アレルギーリスク」に注意しましょう。

 

尿路結石やストルバイトのリスクに注意する

ささみはミネラルの「リン」が多いため、食べ過ぎると尿路結石の原因となります。

 

猫の尿路結石は尿の中にマグネシウムやリン、カルシウムが増えることや、pHバランスが崩れることでおこります。
そのため、猫に毎日ささみを与えることはできません。

 

腎不全の猫には腎臓に負担がかかる

同じささみにはくリンが多い理由から猫の腎臓に負担をかけるため注意しましょう。

 

リンは骨や歯などを作るために必要なミネラルですが、もともと腎臓が弱い猫に与えると、リンを捨てられなくなり腎臓に負担をかけてしまいます。
病院で腎機能の低下を指摘されている場合は、リンを制限した食事を与えなければなりません。

 

猫に毎日ささみを与えない

猫にとって鶏のささみは完全栄養食ではないため、毎日与えるのは避けてください。

 

ほかの肉と比べてもリンが多いことから、常食は避けるのが無難です。
猫が鶏のささみを欲しがるときは、特別な日だけに留めるか、ご飯を食べられず食欲が低下しているときに留めましょう。

 

健康な猫であれば、おやつとして時々ささみを与えても大丈夫です。

 

猫のささみアレルギーに注意する

猫は肉類や魚類のアレルギーが多いため、鶏のささみもアレルギーがおきないか確かめる必要があります。
最初にささみを与えるときは、猫の様子を確認してください。

 

少量でアレルギー症状が出なければ、猫にささみを食べさせることができます。
長い間同じ食事を与えすぎると、アレルギーが出ることがあるので注意しましょう。

 

猫にささみを与える方法

猫とささみ
猫にささみを与えるときは茹でたシンプルなものから、ゆで汁を混ぜてスープご飯にすることもできます。
ささみは猫のおやつにもなりますよ。

 

ささみの茹で方

鍋に水を入れて沸かし、沸騰したらささみを入れて火を消します。
5分くらいしたら中まで火が通るので、取り出してください。

 

手で触れるくらい冷めたら、手で割いておきましょう。

 

手作りささみジャーキーをおやつとして与える

猫のおやつ用にささみを使って手作りできます。
食べやすい大きさにカットしてから、160度のオーブンで30分焼き、130度に温度を落として再び10分焼いて、冷めるまで放置したらできあがりです。

 

ささみの茹で汁を与える

ささみを茹でた汁も、猫のご飯として活用できます。
鶏のうまみが出ているゆで汁は、キャットフードをふやかすためや、手作りごはんの出汁としてもおすすめです。

 

ささみの栄養・保存・猫に与えるなら量はどのくらい?

猫とささみ
猫にささみを与える前に、栄養や保存方法などをチェックしておくといいですね。

 

ささみの栄養

たんぱく質

ささみのメインはたんぱく質で、猫の血・肉・筋肉などの栄養になります。
必須アミノ酸が不足すると体を維持できないため、栄養が足りていないときに鶏のささみを猫に与えましょう。

 

脂質

鶏のささみは脂質が少なく、脂肪過多になる心配をしなくても大丈夫です。
猫にとっても脂肪は必要で、細胞膜の生成やホルモンにも使われています。

 

ミネラル

ささみにはリン、ナトリウム、カリウムなどのミネラルが含まれています。
猫にもミネラルの摂取が必要なので、ささみで補給しましょう。

 

 

ささみの保存は冷凍がおすすめ

毎日ささみで猫のご飯を手作りするのは大変ですよね。
そんなときは、ささみをまとめて茹でて冷凍保存しておきましょう。

 

鍋にお湯を沸かし5分くらい放置して余熱でささみに火を通します。
手で触れられるくらい冷めたら、ささみを食べやすいサイズに割いてからラップに包み、空気をしっかり抜いてから冷凍してくださいね。

 

1日の量は必要カロリーの5%くらい

鶏のささみにはリンが多く含まれているので、猫に与えすぎないようにしたいですね。
1日に必要なカロリーの5%程度にとどめておくと安心です。

 

ささみ1本は約45キロカロリーなので、猫の体重が4kgだとすると1日約200キロカロリーで計算すれば、1日1本のささみは多いことになります。
1日5分の1本のささみに調節すると安心ですね。

 

ささみとむね肉はどっちがいい?

猫に鶏肉を与えるときは、ささみ・むね肉どっちでもOKです。
ささみの味を好む猫ちゃんが多いようですが、試しにどちらも与えてみるといいですね。

 

  • ささみ:ほぐしやすい
  • むね肉:ささみよりリンが少ない

腎臓の病気がある猫ちゃんで、獣医さんにリンの摂取量を控えるよう言われているなら、むね肉を選ぶといいですね。

 

それ以外では、ささみ・むね肉どちらでもOKで、猫の好みで選んでみましょう。

 

猫におすすめのささみを使ったレシピ3選

猫 ささみ
家庭でささみを使って猫のご飯を手作りしてみましょう。
ささみは割いて与える方法や、ペースト状にして食べやすくする方法があります。

 

ささみケーキの作り方

茹でたささみを割いてケーキの形に整えます。
かぼちゃなどの野菜をペースト状にして、ささみと層にするとケーキになります。

 

ささみスープの作り方

鍋に水とささみを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にしてコトコト煮ます。
ささみからダシが出たら火を止めて、そのまま冷ましましょう。

 

ささみスープができあがったらささみを取り出して、アイスキューブにして冷凍しておくと便利ですよ。

 

ささみペーストの作り方

ささみを茹でたら、フードプロセッサーを使ってペースト状にします。
水分が足りないときは、ささみスープで伸ばすといいですよ。

 

手作りが面倒なときにおすすめの猫用ささみ市販商品

ささみを使って猫の餌を手作りするのが大変なときは、市販のささみ入りキャットフードがおすすめです。

 

いなば

猫とささみ
「ちゅ~る」でも知られているいなばから、チャオシリーズにささみを使ったメニューがあります。
北海道産のホタテを使ったスープがたっぷりで、水を飲む量が少ない猫にもおすすめです。

 

保存料は不使用で、猫にも安心して与えることができます。
緑茶エキス入りで、猫のうんちのニオイ対策におすすめです。

 

 

シーバ

猫とささみ
ワンランク上のキャットフードを販売するシーバにも、ささみを使った猫缶が売られています。
鶏のささみにとろみをつけたフードで、猫の食欲が落ちたときにおすすめです。

 

75gのミニ缶で、1個で50kcal摂取できます。
楽天のレビューでも「食いつきが良い」「食が細い子に食べさせている」という声がありました。

 

 

猫にささみを与えてみよう

猫に鶏のささみを与えても大丈夫ですが、リンが多いため毎食与えるのは避けてくださいね。
毎にと鶏肉だけだと栄養も偏りやすいため、総合栄養食のキャットフードも与えましょう。

 

鶏のささみは「猫の食いつきが良い」という声も多く、食欲が落ちていて食べることを優先する場合や、猫のおやつとして少量与えるのがおすすめです。

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