猫にささみを与えて大丈夫。手作り餌としても活用しよう!

猫とささみ
「猫がささみを食べたがるけど、毎日は大丈夫?」
飼い主さんは猫の栄養バランスが気になるため、鶏のささみを常食させていいか気になりますよね。

 

猫に鶏のささみを与えても大丈夫ですが、食べさせるときは注意点があります。
餌としてささみを使う場合のレシピもまとめてみました。

 

 

猫にささみを与えても大丈夫な理由

猫とささみ
猫に鶏のささみを与えたい場合は、安全性が気になるのではないでしょうか。
肉食の猫に鶏肉はOKでも、注意したいことがあります。

 

猫は肉食で鳥を食べることがあるから

 

本来猫は肉食で、野生の猫も鳥を食べることがあることから、飼い猫に鶏のささみを与えても大丈夫です。


 

鶏のささみは高たんぱく食で、脂肪分が少なく、たんぱく質を補給するために適しています。
猫にとって最も重要な栄養素は「たんぱく質」で、アミノ酸スコアが高いささみは、猫に向いている食品です。

 

生のささみは大丈夫?

生のささみは細菌やウイルスのリスクがあるため、猫に生のまま与えることはできません。

 

猫と豚肉の記事でも紹介したように、生肉には感染症リスクがあります。
豚肉には寄生虫リスクがあることはよく知られていますが、「鶏肉なら生肉でも大丈夫では?」と思うかもしれません。

 

東京都福祉保健局が公開している情報によると、鶏肉にも「カンピロバクター」や「サルモネラ」などの細菌感染リスクがあるとのことです。
鶏の腸内にこれらの細菌が存在していることが多く、生肉はもちろん生焼けの鶏肉を食べると食中毒になる可能性があります。

 

猫に鶏のささみを生で食べさせてよいのは、お刺身用に売られている鶏肉のみです。
お刺身用の鶏肉は精肉店や、ネット通販でもお取り寄せができます。

 

 

猫にささみを与えるときの注意点

猫とささみ
鶏のささみは猫に与えて問題はないですが、常食は避けてください。
「リンが多い」ことと「アレルギーリスク」に注意しましょう。

 

尿路結石のリスク

ささみはミネラルの「リン」が多いため、食べ過ぎると尿路結石の原因となります。

 

猫の尿路結石は尿の中にマグネシウムやリン、カルシウムが増えることや、pHバランスが崩れることでおこります。
そのため、猫に毎日ささみを与えることはできません。

 

腎臓に負担がかかる

同じささみにはくリンが多い理由から猫の腎臓に負担をかけるため注意しましょう。

 

リンは骨や歯などを作るために必要なミネラルですが、もともと腎臓が弱い猫に与えると、リンを捨てられなくなり腎臓に負担をかけてしまいます。
病院で腎機能の低下を指摘されている場合は、リンを制限した食事を与えなければなりません。

 

猫に毎日ささみを与えない

猫にとって鶏のささみは完全栄養食ではないため、毎日与えるのは避けてください。

 

ほかの肉と比べてもリンが多いことから、常食は避けるのが無難です。
猫が鶏のささみを欲しがるときは、特別な日だけに留めるか、ご飯を食べられず食欲が低下しているときに留めましょう。

 

健康な猫であれば、おやつとして時々ささみを与えても大丈夫です。

 

アレルギー

猫は肉類や魚類のアレルギーが多いため、鶏のささみもアレルギーがおきないか確かめる必要があります。
最初にささみを与えるときは、猫の様子を確認してください。

 

少量からスタートしてアレルギー症状が出なければ、猫にささみを食べさせることができます。
長い間同じ食事を与えすぎると、アレルギーが出ることがあるので注意しましょう。

 

猫にささみを与える方法

猫とささみ
猫にささみを与えるときは茹でたシンプルなものから、ゆで汁を混ぜてスープご飯にすることもできます。
ささみは猫のおやつにもなりますよ。

 

ささみの茹で方

鍋に水を入れて沸かし、沸騰したらささみを入れて火を消します。
5分くらいしたら中まで火が通るので、取り出してください。

 

手で触れるくらい冷めたら、手で割いておきましょう。

 

ささみジャーキー

猫のおやつ用にささみを使って手作りできます。
食べやすい大きさにカットしてから、160度のオーブンで30分焼き、130度に温度を落として再び10分焼いて、冷めるまで放置したらできあがりです。

 

ささみのゆで汁

ささみを茹でた汁も、猫のご飯として活用できます。
鶏のうまみが出ているゆで汁は、キャットフードをふやかすためや、手作りごはんの出汁としてもおすすめです。

 

猫にも嬉しいささみの栄養

猫とささみ
ささみは猫にとって重要なたんぱく質が多く、低脂肪なのが魅力です。

 

たんぱく質

ささみのメインはたんぱく質で、猫の血・肉・筋肉などの栄養になります。
必須アミノ酸が不足すると体を維持できないため、栄養が足りていないときに鶏のささみを猫に与えましょう。

 

脂質

鶏のささみは脂質が少なく、脂肪過多になる心配をしなくても大丈夫です。
猫にとっても脂肪は必要で、細胞膜の生成やホルモンにも使われています。

 

ミネラル

ささみにはリン、ナトリウム、カリウムなどのミネラルが含まれています。
猫にもミネラルの摂取が必要なので、ささみで補給しましょう。

 

 

猫用ささみ市販のおすすめ商品

ささみを使って猫の餌を手作りするのが大変なときは、市販のささみ入りキャットフードがおすすめです。

 

いなば

猫とささみ
「ちゅ~る」でも知られているいなばから、チャオシリーズにささみを使ったメニューがあります。
北海道産のホタテを使ったスープがたっぷりで、水を飲む量が少ない猫にもおすすめです。

 

保存料は不使用で、猫にも安心して与えることができます。
緑茶エキス入りで、猫のうんちのニオイ対策におすすめです。

 

 

シーバ

猫とささみ
ワンランク上のキャットフードを販売するシーバにも、ささみを使った猫缶が売られています。
鶏のささみにとろみをつけたフードで、猫の食欲が落ちたときにおすすめです。

 

75gのミニ缶で、1個で50kcal摂取できます。
楽天のレビューでも「食いつきが良い」「食が細い子に食べさせている」という声がありました。

 

 

まとめ

猫に鶏のささみを与えても大丈夫ですが、リンが多いため毎食与えるのは避けてくださいね。
毎にと鶏肉だけだと栄養も偏りやすいため、総合栄養食のキャットフードも与えましょう。

 

鶏のささみは「猫の食いつきが良い」という声も多く、食欲が落ちていて食べることを優先する場合や、猫のおやつとして少量与えるのがおすすめです。