猫を初めて飼うときにチェックしたい7つのこと

初めて猫を飼う
猫を初めて飼うなら、猫を飼う前の心構え、初心者向けの猫の種類、猫を迎え入れるときに必要な道具などをチェックしておきましょう。

 

10年や20年間猫を飼い続けられる覚悟があって、初めて猫を入手する段階に進みます。

 

 

1・猫を初めて飼うときの心構え

猫初めて

猫を一生面倒見る心構えが必要

全国犬猫飼育実態調査によると、猫の平均寿命は約15歳だということがわかりました。

 

長生きする猫では20年生きることもあるため、猫を飼う場合長い目でみなければなりません。

 

猫を飼うということは、猫の生死を飼い主さんが左右するということです。
餌やりから、健康管理、排泄の処理まで、飼い主さんは任されることになります。

 

猫を飼えないケースを事前にチェックする

猫を飼う人がいる一方で、「費用がかかるから」「旅行に行けないから」「子どもが生まれたから」など安易な考えで、猫を捨ててしまう人がいるのが実情です。

 

現在は各自治体が殺処分を減らす動きに変わっていますが、それでも環境省の統計によると2017年で34,865匹が殺処分されています。

 

猫を飼う場合は、事前に猫を飼えなくなる例も確認しておく必要があるでしょう。

・賃貸の方は引越しで飼えなくならないか?
・家族に猫アレルギーのリスクはないのか?
・子どもが生まれたときに猫を飼うことができるか?
・飼い猫が子どもを産んだ時の対処法は考えているか?

 

 

猫を飼う費用をチェックしておこう

猫初めて
猫を飼ってから「お金がかかるから飼えない」とならないように、猫を飼う際にかかる費用を確認しておきましょう。

 

毎月の餌代だけでなく、ワクチン費用や治療費なども考慮する必要があります。

 

・混合ワクチン 10,000円
・年間の食品 40,000円
・消耗品費 10,000円

ざっと見積もっただけでも、年間60,000円の費用がかかります。

 

猫の病気に健康保険はないため、1回ごとの治療費は10,000円くらいみておく必要があります。
初めての年は去勢や避妊手術をしなければならず、手術費用として15,000円~30,000円の費用が必要です。

 

猫が10年生きたとしても、年間10万円とすれば生涯で100万円必要なことになります。
果たして毎年10万円の費用を10年~20年間かけられるでしょうか?

 

 

猫をかまってあげる時間が確保できるか?

猫は1日に15時間くらい睡眠をとるため、「犬より飼うのが楽」だと感じます。

 

1日中寝ているからといって、猫をかまってあげなくてもよいわけではありません。
猫も毎日留守番ばかりで遊んでくれる人がいないと、ストレスが溜まってしまうでしょう。

 

犬より多く遊ぶ必要はありませんが、1日に数分でも数十分でもよいので、毎日コミュニケーションを取る必要があります。

 

適度な運動量を確保させてあげられるか?

猫は横のスペースはそれほど必要なく、縦運動が重要となります。

 

そのため、ワンルームや1DKなどの一人暮らしの部屋でも、猫を飼うことは可能です。
ただし、高さのある運動をさせないと、猫も運動不足になります。

 

一人暮らし部屋では部屋にキャットタワーの設置は必須なため、スペースを確認しておきましょう。

 

2・猫を初めて飼う方の猫の入手先

猫初めて
猫の入手先は4つのタイプがあります

  1. ペットショップ
  2. 里親募集
  3. ブリーダー
  4. 野良猫を保護する

どの方法で猫を入手するか確認しましょう。

 

ペットショップ

特定の品種の猫を入手したい場合は、ペットショップが購入場所となります。

 

ペットショップは「一目ぼれの猫」で衝動買い傾向があるようです。
猫の健康状態を確認して、長生きできる猫を選ぶようにしましょう。

 

里親募集

自治体が主催の里親募集や、動物愛護団体が開催している里親募集があります。

 

猫を飼っても避妊手術が間に合わず、子猫が生まれて譲渡先を探している一般の方もいるようです。

 

ネットでの募集もあるため、根気よく探すようにしましょう。

 

ブリーダー

ブリーダーとは繁殖を前提に猫を育てている飼い主のことです。
直接一般の方に猫を譲っているブリーダーさんもいるため、確認してみましょう。

 

ブリーダーは母猫が飼われている様子を直接確認できる方法で、子猫の健康状態を重視する方におすすめです。

 

子猫が母親のもとである程度まで育つため、兄弟との関りから社会性のある猫を選ぶことができます。

 

野良猫を保護する

「捨てられていた子猫を保護する」「野良猫の成猫を引き取る」などの方法もあります。

 

野生の状態にすこしでもおかれると、感染症にかかっている可能性があるため注意が必要です。
引き取る場合は動物病院で健康診断を受けるのを忘れないようにしましょう。

 

 

3・猫を初めて飼う方が選びたい種類

猫初めて

初心者に向いている猫の品種

猫の種類は長毛種が比較的穏やかな性格で、短毛種は活発な猫が多いようです。

 

短毛種は猫のもともとの性質を引き継いでいるのに対し、長毛種は品種改良によりつくられた猫だからです。

 

・メインクーン・・・穏やかな性格の子が多い
・ノルウェイジアンフォレストキャット・・・穏やかな性格の子が多い
・アメリカンショートヘア・・・人なつっこく遊ぶのが好き
・ラグドール・・・抱かれるのが好きでおとなしい
・スコティッシュフォールド・・・声が小さい

これらの猫は初心者にもおすすめの猫とされています。

 

・オリエンタルブリード・・・シャイな子が多い
・ロシアンブルー・・・気難しい子が多い
・三毛猫・・・気が強い子が多い

これらは飼いにくいといわれる猫ですが、個体差もあります。

 

オスとメスの性格の違い

オスは活発で遊び好き、メスはおとなしい特徴があります。

 

猫とたくさん遊びたい方はオス、集合住宅で静かに猫と過ごしたい方はメスがおすすめです。
オスと比べてメスは体が小さい特徴もあります。

 

オスはマーキングのためのスプレーで尿をまき散らしますが、去勢手術をすればやらなくなります。

 

メスは発情期になると大きな声で鳴きますが、避妊手術をするとしません。

 

4・初めて猫を飼うとき必要なもの

猫初めて

トイレ

猫は本能で砂があるとその場所でオシッコやウンチをします。

 

猫を迎え入れる前にトイレを準備して、猫が家に来た当日からトイレの場所を覚えさせましょう。
トイレのしつけは猫に殆ど必要がなく、トイレの場所を教えるだけです。

 

猫用のトイレは紙・シリカゲル・パルプなどいろいろな素材のものがあります。
屋根付きのものや、猫が上から入るものなど、家庭で使いやすいトイレの形状を選んでください。

 

 

おもちゃ

おもちゃは猫を迎え入れる日になくても大丈夫ですが、猫が家に慣れてきたら購入しておきましょう。

 

猫のおもちゃがあると、飼い主さんと猫のコミュニケーションが深まります。
もともと猫は幼少期に兄弟と一緒に遊ぶ性質があるため、遊んでくれる人に親しみを感じてくれるでしょう。

 

キャットフード

キャットフードは、猫を初めて迎え入れた日から用意する必要があります。

 

子猫の場合はとくにキャットフードの種類に気を遣う必要はありません。
成猫から飼う場合は、以前の飼い主の方に普段食べていたキャットフードの銘柄を聞いておいてください。

 

普段と食べていたキャットフードが変わると、猫は食べなくなったり、下痢したりします。
子猫、成猫どちらも、「総合栄養食」と書かれたものを選んでください。

 

猫用食器

猫用食器は専用のものでなくても、家庭にある食器でも構いません。
どちらの場合でも、食器を台の上に乗せて高さを出すと、猫が食べやすいでしょう。

 

キャリーバッグ

キャリーバッグは、猫を迎え入れるときに使うため、最初から準備しておきます。
ペットショップから家庭、ブリーダーから家庭、など移動の際にもキャリーバッグを使うでしょう。

 

猫をそのまま抱いて持ち帰るのは、猫がパニックになって逃げだすリスクも考えて、避けるようにしてください。

 

爪とぎ

猫は絶対に爪とぎをしなければならない生き物です。
爪とぎが無いと家具を傷つける恐れもあるため、専用の爪とぎを購入しましょう。

 

段ボール製や木製など種類もあります。
安価で使いやすいのは段ボール製で、数百円でも購入が可能です。

 

5・猫を初めて飼うときあると便利な猫グッズ

猫初めて

首輪

猫は基本的に室内飼いとなるため、首輪は必要ありません。
オシャレのために購入したい場合は、首輪を用意してもよいでしょう。

 

シャンプー

短毛種の猫は基本的にシャンプーが不要なため、購入しなくて大丈夫です。
長毛種は毎日のブラッシングだけではお手入れが難しく、シャンプーを購入してあげてください。

 

 

猫用ベッド

猫は自分専用のベッドがあると、その場所で寝てくれます。
クッションタイプや箱型など、猫が好みそうなものを購入しておきましょう。

 

キャットタワー

広さが足りない家では、キャットタワーの設置が必須となります。

 

猫は高いところにいると落ち着く性質があるため、最初から購入するのもよいです。

 

成猫から飼う場合は、高い場所を確保できると早く家にも馴染みやすいため、購入してあげてください。

 

子猫から飼う場合は、成長に合わせてからの購入で大丈夫です。

 

ケージ

先住猫がいる場合は、ケージがあると後から来た猫の避難場所にできます。

 

ケージを用意できない場合は、慣れるまでキャリーバッグを置いて避難できるようにしておきましょう。

 

ケージは猫を飼う家庭で必須の道具ではありません。

 

猫を飼うときに必要な道具は、下記の記事でも紹介していますので、合わせてごらんになってください。

 

 

6・猫を初めて家に迎える前の準備

猫初めて

観葉植物を片付ける

癒しを与えてくれる観葉植物も、猫にとって有害なものがあります。

 

猫が口にすると危険な植物もあるため、猫を迎え入れる前に片付けましょう。
ハーブ類も猫の体に成分が蓄積しやすいため、家庭に置くことはできません。

 

 

網戸が破れていないかチェック

暖かい季節になると窓を開けることになるため、網戸をチェックしてください。

 

網戸の一部が破れていると、猫が脱走してしまう可能性があるでしょう。
器用な猫は、網戸を自分で開けて出て行ってしまうこともあります。

 

 

傷がついて困る場所のガード

猫の爪とぎは叱ったとしても直るものではありません。

 

爪の性質から爪とぎをしなければならないため、家具や壁をガードしておきましょう。
市販の爪とぎを設置すればある程度は減らせますが、完全に爪とぎを防ぐことはできません。

 

壁のコーナー、木の家具はフィルムを貼っておくと、ツルツルして猫が爪とぎしなくなるでしょう。

 

7・猫を初めて飼うときに注意したい子猫と成猫の迎え入れ方

猫初めて

子猫のケース

生後2ヶ月以降の子猫を入手する

子猫を飼う場合早くから入手したくなりますが、最低でも生後2ヶ月まで我慢です。

 

少し待ってから入手すると母猫の母乳から免疫を得ることができて、健康管理に役立ちます。

 

生後まもなくは兄弟たちとの遊びを通して、社会性も学ぶことができるでしょう。

 

小さなころに兄弟猫を受け入れている場合では、大きくなってから新しい猫を迎え入れやすいです。

 

気温や湿度に注意する

子猫はまだ体力も不十分なため、迎え入れる家の気温や湿度に注意しましょう。

 

夏はエアコンを付けて適度な温度にしてから、冬は暖かい気温に調節しておいてください。
猫は汗をかくことができないため、体温調節がしにくいです。

 

とくに子猫の場合は、気温の上がった室内に置いておくことはできません。

 

 

成猫のケース

始めはケージを使って慣らす

子猫の場合は家にすぐに慣れやすいのですが、成猫の場合は最初警戒心があります。

 

猫は狭い場所にいると落ち着くため、最初はケージやキャリーバッグに入れて慣らしましょう。
危険な様子がないとわかると、猫は自然と出てきます。

 

子猫・成猫に共通すること

大きな音を立てずそっと見守る

猫は非常に警戒心が強い生き物です。

 

大きな音は苦手で、びっくりして出てこなくなってしまいます。
小さな子どもがいる家庭では、「大きな声を出さない」「静かに見守る」ことを子どもに伝えてください。

 

警戒心がとれていないのにいきなり触ろうとすると、噛まれる可能性があります。

 

まとめ

猫を初めて飼う人がチェックしたいのは次の項目です。

  1. 猫を10~20年間飼えるのか?
  2. 猫をどこで入手するのか?
  3. どの猫を入手するのか?
  4. 猫を飼うときに必需品をチェックしたか?
  5. 初めて迎え入れる前の準備を確認したか?

5つの項目を確認したら、後は猫の入手のために行動していきましょう。