猫に電気毛布を使う場合は低温やけどに注意

猫と電気毛布
猫を留守にするとき、猫のための暖房器具はどれがいいのでしょうか?
電気毛布は電気代が安いのがメリットですが、低温やけどや電磁波のリスクも考慮しておく必要があります。

 

猫に使いたい安全な暖房器具や、おすすめ電気毛布を紹介します。

 

 

猫に電気毛布を使うときのリスク

猫と電気毛布
猫に電気毛布を使わせる場合は、いくつかのリスクがあります。
「低温やけど」「電磁波」「火事」の問題をチェックしておきましょう。

 

低温やけど

電気毛布はずっと肌に触れ続けると、低温やけどのリスクがあります。

 

低温やけどは44~50度の温度のものに長時間触れることでおこるやけどです。
44度では3時間、46度では30分で低温やけどになることもあります。

 

電気毛布は温かいため、猫も長時間使ってしまう可能性があります。
猫に電気毛布を使わせる場合は、「低温度で使う」「長時間使わせない」対策が必要です。

 

低温やけどになると猫の毛が抜けやすくなるため、飼い主さんも異変に気が付くでしょう。

 

電磁波

電気毛布の電磁波自体は少ないのですが、長時間使うことで影響する可能性があります。

 

商品によっては100mGの電磁波が発生するものがあります。
電気こたつも同程度の電磁波が発生するため、猫に長時間使わせないほうがいいでしょう。

 

しかし私たちの生活では、さまざまな電化製品から電磁波を受けています。
長時間電気毛布を使わなければ、それほど猫に影響がないとも考えられているようです。

 

猫に電磁波の影響がおきた場合、次のような症状が出ます。

  • 自律神経の乱れ
  • 免疫力の低下
  • ホルモンバランスの乱れ

 

猫に電気毛布を使わせる場合は、電磁波の影響が少ない商品を選びましょう。
タイマーをセットして使う時間を減らしても、電磁波の影響が少なくなります。

 

コードをかじることによる火災

猫が電気毛布のコードをかじると、火事のリスクが高まります。

 

電気毛布を猫に使わせる場合は、猫が電気コードをかじる癖がないかチェックしましょう。
ペット用の電気マットなら、猫がかじるリスクを考慮してコードをガードしているものが多くなっています。

 

猫に電気毛布を使うときの注意点

猫と電気毛布
猫に電気毛布を使わせる場合は、「温度設定」「シニアや子猫に使わない」「水分補給」「電気コードの破損」に注意しましょう。

 

猫の体温より高い設定にしない

猫に電気毛布を使わせる場合は、猫の体温より温度設定を低くしましょう。

 

体温より高くなると低温やけどのリスクがあるためです。
猫の体温は38度前後で、子猫はもう少し高く、シニア猫はもう少し低くなります。

 

市販されている電気毛布は、20~50度くらいまでの設定があります。
猫が低温やけどをしないように、最低温度かそれより少し高い温度設定がおすすめです。

 

シニア猫や子猫には使わせない

シニア猫や子猫は、電気毛布が熱くても移動しないことがあります。
足腰が弱ったシニア猫や、よちよち歩きの子猫に電気毛布を使うのは避けましょう。

 

水分をしっかり摂取できるようにしておく

電気毛布を長時間使用していると、体の水分が逃げて脱水になります。

 

猫に電気毛布を使わせる場合は、水分を補給できる工夫をしましょう。
複数の場所に水飲み場を設置しておくと、猫が脱水になるリスクを防ぐことができます。

 

寒い季節になると猫も水を飲みに行くのが億劫になるのか、水を飲む回数が減ります。
1日中電気毛布の中で寝ているようなら、寝床の近くに水を置いてあげてください。

 

猫がコードを噛まないよう注意しておく

市販の電気毛布は人が使うことを想定しているため、コードのガード機能がありません。

 

電気コードを噛む癖がある猫には、人間用の電気毛布は使わないほうがいいでしょう。
ペット専用の電気マットを選べば、電気コードを噛んでもすぐにコードが切れません。

 

 

猫がいる家庭で安心して使える電気毛布以外の暖房器具

猫と電気毛布
猫がいる家庭で安全に暖房を使うなら、次のグッズがおすすめです。
電気毛布で低温やけどや火事のリスクがあるなら、安全性が高い暖房器具を選びましょう。

 

エアコン

猫がいる家庭では、電気式のエアコンなら安全に使うことができます。

 

エアコンは高い場所に設置するもののため、火災や事故のリスクも少ないです。
ただし、猫がリモコンのボタンを踏んで温度設定が変わるリスクを考えて、リモコンは猫の手が届かない場所に置いておいてください。

 

エアコンの温度設定は、猫が快適に感じる20度くらいの設定にします。
猫が暑ければ勝手に違う部屋に移動できるように、部屋のドアは開けておきましょう。

 

24時間のセントラルヒーティング

寒冷地では冬にエアコンを暖房に使う家庭は少ないため、24時間のセントラルヒーティングがおすすめです。

 

セントラルヒーティングの暖房は、ガス、灯油、電気などの熱源を使用します。
1つのボイラーで不凍液を温め、各部屋に温かい液体を循環させ部屋を暖める方法です。

 

セントラルヒーティングは石油ストーブのように熱が発生しないため、猫がいる家庭でも火事のリスクがありません。
日中や夜間など時間による室温変化がなく、家を留守にするときも猫が暖かく過ごすことができるでしょう。

 

ペット用ヒーター

ペット用ヒーターは、猫用ベッド内に入れて使うホットカーペットのような器具です。

 

猫が快適に感じる温度設定で、長時間使っても低温やけどのリスクがありません。
しかし、直接猫の肌にペット用ヒーターが触れるのはよくないため、毛布やカバーで覆ってください。

 

ペット用ヒーターは少ない範囲を温めるだけでよく、電気代も安いのが魅力です。
コードは猫が噛んでも簡単に切れないようガードされています。

 

湯たんぽ

湯たんぽも猫の防寒対策として使えるグッズです。

 

高温のお湯を入れると低温火傷のリスクがあるため、少し低い温度のお湯を入れましょう。
湯たんぽをカバーで覆い、猫が直接触れないように対処してください。

 

一度お湯を入れておくと、湯たんぽは2~4時間は温かくすることができます。
プラスチック製の湯たんぽは保温力が高く、4時間くらいは温かいままです。

 

飼い主さんが日中に仕事で外出する際は、猫のベッドに湯たんぽを入れて出かけましょう。
湯たんぽは100均で小さなサイズの商品も売られています。

 

 

猫におすすめの電気毛布3選

猫用に電気毛布を選びたい方は、2,000円前後のリーズナブルな商品を選びましょう。
コンパクトサイズのものを選ぶと、猫用としても活用しやすいです。

 

1・Sugiyama 電気ひざ掛け

猫と電気毛布
ひざ掛けタイプの電気毛布なら、猫用としても使いやすいでしょう。

 

本体はアクリル製で洗濯機でも丸洗いすることができます。
温度設定は20度、36度、52度の3段階です。

 

弱で使用した場合の電気代は約0.1円で、猫のために暖房を付けるよりエコです。

 

リンク:Amazonで見る

 

2・コイズミ 電気毛布

猫と電気毛布
130×80cmのコンパクトサイズも売られているため、猫用としても使えるでしょう。

 

本体の素材はアクリル30%ポリエステル70%で、洗濯機でも丸洗いができます。
抗菌防臭加工も施しているため、猫に使ってもニオイが気になりません。

 

Amazonのレビューを見てみると、猫用に使っている家庭もあるようです。

 

 

3・アイリスオーヤマ 電気式毛布

猫と電気毛布
140×80cmのコンパクトサイズの敷きタイプ電気毛布です。

 

温度設定は無段階調節が可能で、最大50度にするとダニ退治ができます。
コードを取り外して本体を丸洗いできる商品のため、清潔に保ちやすいでしょう。

 

強で使用しても1時間あたり1.1円で、電気代が少なくて済みます。

 

 

まとめ

猫に電気毛布を使う場合は、「温度を高くし過ぎない」「長時間使わせない」ことをルールにすれば、安全に使える可能性はあります。
飼い主さんがいない間に猫がコードをかじってしまわないように、在宅中に猫に使わせるのがよいでしょう。

 

猫だけを留守番させる場合は、ペット用ヒーターの活用がおすすめです。