「初心者向けの猫種ってどの猫？」
あなたは、こんな悩みがありませんか？

 

だったら、次に紹介する猫種を参考にしてみてください。
初心者が飼いやすい猫種を選ぶなら、品種として確立されている猫種を選ぶのではなく、日本人の性格に合う雑種を選ぶ方法もあります。

 

「血統書付きの猫を選びたい！」
このように考えている方は、次に紹介する猫種を参考にしてくださいね。

 

 

初めて猫を飼う人におすすめ初心者向けの猫種

「初心者向けの猫」といっても、飼い主が求める要素はさまざまなので、以下の3つの要素に分けておすすめの猫種を紹介します。

 

おとなしい猫種は、温和な性格で子どもがいる家庭でも飼いやすいでしょう。
また、体が丈夫な猫は「猫と長く過ごしたい！」と考える方におすすめで、しつけのしやすさを重視するなら飼い主に従順な猫種を選ぶといいですね。

 

性格がおとなしい猫種

猫初心者なら、性格がおとなしい猫種が飼いやすくていいですね。
「おとなしい」とは、動きが激しくなく、飼い主の近くでゆっくり過ごしてくれるような猫種のこと。

 

野性味がある猫種だと、イタズラが激しくなる恐れがあるので、初心者に向きません。
おとなしい猫種なら、しつけがしやすく、激しい遊びも不要なことが多いため、初心者でも安心して飼うことができますよ。

 

おとなしい猫種を選ぶなら、以下の猫種がおすすめです。

 

スコティッシュフォールドは耳が折れている猫種で、YouTubeでも人気の「もちまる」もこの猫種ですよ。
おとなしく、甘えん坊の猫のため、初心者にもピッタリ。
犬や猫とも仲良くなれて、子どもがいても安心して飼うことができます。

 

 

マンチカンは足が短い猫種のことで、陽気で遊び好きの性格です。
飼い主に甘えにやってくるので、最高のペットになってくれますよ。
短足が人為的な感じがしますが、実は自然発生タイプで足が短いだけで、遺伝的なリスクは少なくなっています。

 

 

ラグドールは、ペルシャゆずりの穏やかな性格をしている猫種です。
物動じず激しく鳴くこともなく、飼い主に従順な性格なので初心者でも飼いやすいですよ。
人に撫でられるのが大好きな猫種のため、いつもそばに猫がいて欲しい方におすすめ。

 

飼いやすくて体が丈夫な猫種

ネズミを捕るワーキングキャットとして活躍してきた猫種は、外で過ごすことに慣れているため、体が丈夫で病気をしにくい傾向があります。

 

また、人工的に作られた猫種よりも、自然発生した猫種も体が丈夫ですよ。
その理由は、特定の品種だけを組み合わせると遺伝疾患が起きやすいのですが、自然発生なら混血となるので、遺伝疾患のリスクを防げるからです。

 

体が丈夫な猫種を選ぶなら、たとえば以下の猫種はどうでしょうか。

 

アメリカンショートヘアは、イギリス人がアメリカに渡る際にワーキングキャットして持ち込まれた品種です。
そのため、筋肉質の体で野性的な特徴があり、運動能力が高く健康的です。

 

性格は怖いもの知らずですが、犬や猫とも仲良くなるような協調性があります。
外で育ってきた猫種のため独立心が強く、飼い主と必要以上にベタベタしたがらないため、ある程度猫と距離を保ちたい方におすすめですよ。

 

 

ブリティッシュショートヘアも、ワーキングキャットです。
自然発生した品種で、イギリスの寒さにも耐える体があるため病気が少ないですよ。

 

身体能力が高いのはアメリカンショートヘアと同じ。
穏やかな性格で鳴き声が少なく、飼い主とベタベタしたがらない猫種のため、適度に猫と距離を保ちたい方におすすめです。

 

体が丈夫で長毛種がいいなら、ノルウェージャンフォレストキャットはどうですか？
北欧の厳しい自然で育ってきた猫種で、分厚い毛と筋肉があり体が丈夫です。

 

おとなしくめったに鳴かないので、初心者でも飼いやすい猫種ですよ。
同じくワーキングキャットのため、飼い主とベタベタしたがりませんが、名前を呼ぶと近寄ってくれて愛情を示してくれます。

 

飼い主に従順で初心者でも飼いやすい猫種

神経質な性格であっても、飼い主に従順な猫種であれば、初心者でも飼いやすいですよ。
猫というと「気まぐれ」な感じがしますが、次に紹介する猫種なら従順な性格なので、懐いてくれればしつけがしやすくおすすめです。

 

たとえば、飼い主に従順な猫種は、以下のような種類があります。

 

短毛種ならアビシニアン、アビシニアンの長毛種ならソマリです。
やや神経質で人見知りがちですが、飼い主に従順でしつけが楽な猫種ですよ。
人と過ごすことが好きな猫種なので、猫が寂しがらないよう一緒に過ごしてあげましょう。

 

エジプシャンマウは、スポットタビーの毛色がとても美しい猫種です。
大きな音に敏感で人見知りをしますが、飼い主に懐くととても従順になります。
ただし、1人で過ごすことを好みやすく、走る速さがトップクラスなので、運動量には注意してあげてください。

 

ロシアンブルーは、めったに鳴かないボイスレスキャット。
警戒心が強いのですが、飼い主に従順なので飼いやすいでしょう。
孤独に強い猫なので、独身生活の方や、共働き家庭で日中家に人がいない家庭でも問題なく、寒さに強く体が丈夫な点もメリットですよ。

 

 

初心者が猫を飼う前に知っておきたいこと

紹介した初心者が飼いやすい猫種を選ぶと、比較的飼いやすくなります。
しかし、猫本来の特性を受け継いでいることが多いので、猫特有の特徴や飼い方を知ったうえで猫を飼うようにしてくださいね。

 

猫の性格や特徴について

猫は個体差が大きく、人懐っこい猫もいれば、警戒心が強く人になつかない猫もいます。
また、猫は独立心が強く、自分のペースで行動することが多いため、飼い主が求めるような従順な性格を持つ猫と出会うことは難しいかもしれません。

 

猫は夜行性であるため、夜に活発になることがあります。
トイレや寝床を自分のテリトリーとして認識しているため、環境の変化に敏感に反応することがあるので、注意してあげてください。

 

猫の飼育環境について

猫は高い場所が好きであるため、キャットタワーや棚などを用意するとよいでしょう。
また、猫は寝床を重視するため、快適な寝床を用意してあげる必要があります。

 

猫のトイレの管理について

猫は清潔好きな動物であるため、トイレの清潔さには敏感です。
トイレは猫が自由に出入りできる場所に設置し、定期的に掃除しなければなりません。

 

猫のトイレの掃除は、1日1回以上行うことが望ましいでしょう。
また、トイレは、猫が自由に出入りできる場所に設置するようにしてください。

 

トイレは、フタ付きのトイレやオープンタイプのトイレがあります。
猫によって好みが異なるため、猫が使いやすいトイレを選んであげましょう。

 

猫の健康管理について

猫は病気を隠す傾向があるため、定期的な健康チェックが必要です。
また、猫は歯石や歯周病にかかりやすいため、歯磨きや歯の定期的なクリーニングをしてあげましょう。

 

でも、毎日猫の歯磨きをするのって大変ですよね。
そのような場合では、食事と口のケアができる以下の商品を利用すると楽になりますよ。

 

 

猫の適切な食事管理について

猫は肥満になりやすいため、適切な食事管理と運動が必要です。
さらに水分摂取が少ない傾向があるため、水分補給にも注意してあげてくださいね。

 

猫は肉食動物であり、肉を中心とした栄養バランスの良い食事が必要です。

 

食事の種類としては、ドライフードやウェットフードがあります。
ドライフードは保存がしやすく、ウェットフードは水分補給になる特徴があるので、それぞれの特徴を比較して選んでください。

 

猫の食事に必要な栄養素としては、タウリンやアミノ酸、ビタミン類が挙げられます。
これらの栄養素をバランスよく含んだ食事を与えるため、総合栄養食を選びましょう。

 

猫のストレス管理について

猫はストレスを感じやすい動物です。
ストレスが長期間続くと、病気や行動異常を引き起こすことがあります。

 

猫のストレスを軽減する方法としては、適切な運動や遊び、猫にとって居心地の良い環境を整えることが挙げられます。
また、猫には独特の匂いを感じる嗅覚があり、猫が落ち着く香りを使うことも有効ですよ。

 

初心者が飼いやすい猫の種類のまとめ

最近人気の猫種としては、甘えん坊な面からスコティッシュフォールドや、体が丈夫な面から雑種を選ぶ傾向にあるようです。
人気の猫種は、多くの人が飼いやすいと感じているはずなので、人気ランキングから猫種を選ぶのもいいかもしれませんね。

 

私個人が初心者におすすめなのは、雑種でしょうか。
複数の遺伝子交配がされているので、先天性遺伝子疾患が少なく、体が丈夫で病気をしにくい点から雑種がおすすめですよ。

 

ただし、雑種は「飼ってみないと性格がわからない」「臆病な傾向がある」という注意点も。
逆に、「猫との出会いを大切にしたい」という方には雑種がピッタリで、ベースは日本猫が多いため日本人の性格に合うおとなしい子が多い点でも雑種はおすすめです。

 

品種選びで迷ったら、紹介した初心者にお勧めの猫種を参考にしてくださいね。