猫缶キットキャットの評価は高い?私が試した口コミを紹介
キットキャットは一般的なお店で見かけることが少ないですよね。
だから、「このキャットフード大丈夫?」と思う人もいるかもしれません。
そんな人の代りに、人間の私がキットキャットを試食してみました。
「人間が美味しいなら、猫も美味しいだろう」という考えのもと、試してみましたよ。
猫の餌選びで迷っている人は、私の口コミを参考にしてみてくださいね。
猫缶キットキャットを買った私の口コミ
今回購入したのは、キットキャットのトッパーズ「ツナ&チキン」味です。
私がお店で買ったときは1缶270円だったので、プレミアムフードのひとつですね。
表のパッケージデザインについて
キットキャットの猫缶は、猫がかわいらしいナチュラルデザインです。
プレミアム猫缶にありがちなサイズ感とデザインなので、ひとめ見るだけで高級そうなキャットフードだとわかりますね。
表には以下の内容が書かれていました。
- グレインフリー
- オールライフステージ
- タウリン配合
キャットフード選びで重要な「グレインフリー」の文字はかなり小さめでした。
老眼で小さな文字がぼやける私にとっては、文字が読みにくかったです。
裏側に書かれていること
キットキャットは日本語で説明が書かれているので、日本人に優しいですね。
英語表記のパッケージに日本語のシールを貼っているのではなく、もともと日本向けのパッケージとなっている感じです。
裏側には、キャットフード選びで重要な内容が書かれていました。
- グレインフリー
- 小麦、米、トウモロコシ、大豆不使用
- 毛玉ケアに配慮
- オメガ3&6脂肪酸
- フラクトオリゴ糖
- 人工着色料、人工香料、科学的保存料不使用
オメガ3とオメガ6は、皮膚や毛の健康サポート成分です。
オリゴ糖は、猫の腸内環境をサポートするために配合されています。
キットキャットの会社について
キットキャットの販売会社は、シンガポールにある「KitCatInternational Pte Ltd」です。
2013年に設立された会社で、新鮮な原材料で健康的な猫製品を販売しています。
公式サイトによると
- 化学薬品不使用
- フィラー不使用
- 副産物不使用
- 100%穀物フリー
これらの情報がありました。
「フィラー」は詰め物という意味で、キャットフードを安く製造するための混ぜ物のことです。
また、副産物とは内臓や頭・足などのことです。
一般的な安いキャットフードでは、これらの成分でかさ増ししていることがあります。
混ぜ物や副産物といっても「食べられない不衛生なもの」ではなくちゃんと規制に基づいた成分ですが、素材そのものを食べさせたいならこれら不使用のキットキャットを選ぶと安心ですね。
実際に食べてみた
キットキャット「ツナ&チキン」はゼリー状で固まっていました。
中身を取り出すときは、スプーンなどを使わないとなりません。
また、中身を取り出しただけだと塊になっているので、猫が食べやすくするためスプーンで塊をほぐす必要がありますね。
では、香りは?
キャットフード特有の魚クサイ感じがなく、ニオイがナチュラルです。
実際に食べてみると、まさしくツナですね!
人間が食べてもおかしくないような素材そのものの味で、どのキャットフードよりも美味しく感じました。
また、ツナフレークも大きめなので、猫は食べ応えがありそうですね。
キットキャットのウェットフードを試してわかったメリット・デメリット
実際にキットキャットを試してみると、メリットとデメリットが見つかりました。
価格が高めのフードなので、悪い部分もしっかり見極めたいですね。
メリット
キットキャットは、次の良い点があると感じました。
- ツナ素材の美味しさが生きている
- ゼリー状で猫の満足感が高そう
- 高級猫缶にしては価格が手ごろ
キットキャットは、人間の安いツナ缶と比べても、美味しかったです。
「猫に食べさせるのが贅沢なくらい?」に良い素材を使っていると思いました。
ゼリーで固めてあるので、人間のテリーヌと似ていますね。
水分が少ないことから、「水分だけでお腹がいっぱいになる」心配は少ないと思います。
また、似たような猫缶は、ほかにもアーテミスとソリッドゴールドもあります。
- アーテミス:320円
- ソリッドゴールド:300円
個人的には、ソリッドゴールドも美味しかったのですが、キットキャットのほうがお値段が安いので買い主としては嬉しいですよね。
ソリッドゴールドはアメリカの製品ですが、キットキャットはシンガポールでアジアの商品なので、お手頃価格にできるのかもしれません。
猫缶は毎日食べるものなので、10円でも安いキットキャットは有難い存在ですね。
デメリット
良い面が多いキットキャットですが、あえて悪い面も探してみました。
- 水分が少ない感じがする
- 手頃といっても金額の負担が大きい
- 完全栄養食品ではない
ゼリー仕立ては食べ応えがある一方で、水分摂取としてはどうでしょうか?
猫の水分補給を増やす目的では、キットキャットはおすすめできません。
また、ゼリーでお腹がいっぱいになると、食べる量が少なくなる心配もありますね。
ダイエット中の猫にはいいのですが、カロリーをしっかりとらせたい猫の場合だとデメリットが大きくなるかもしれません。
価格の問題については、やはり継続の厳しさがありますね。
1缶270円は、日本のキャットフードと比べるとかなり高額なため、どの買い主さんにもおすすめできない問題があります。
ネット上にあるキットキャットの良い評価と悪い評価
私の口コミだけだと評価が偏りやすいため、楽天にある口コミも集めてみました。
良い評価と悪い評価、両方を参考にしてみてください。
良い評判
3月末に譲り受けた元野良の保護猫に購入、久しぶりに猫ちゃんを飼ったのでフードジプシー中。カリカリもあげますが 水分補給のため3分の1くらいずつ少しレンジで温めてあげています。
好き嫌い激しいお肉好きな猫さんですが、こちらは完食しました。ドライもロイヤルカナンしか食べません。またりぴします。
割と何でも食べる子猫ですが、食いつき良く食べてくれました。お肉と魚の両方取れるのが良いですね。
細かいフレークなので食べやすそうでした。
悪い評判
こちらは美味しいみたいで食いつきが違うんですが 値段で悩みます。
魚好き、肉好き猫みんな食べますが、1匹だけチキンサーモンは食べませんでした。嗅いだだけで。普段サーモンは食べますが、なんででしょう?他の猫はこのシリーズすべて完食です。一位はツナアンチョビ。二位はツナしらすですが。
キットキャットの最安値はどこ?楽天とAmazonを調べてみた
お値段が高いキットキャットは、少しでも安く買いたいものですよね。
ネットで買うと安くなるのか、楽天とAmazonの価格を調べてみました。
楽天 | Amazon | |
---|---|---|
単価 | 297円 | 297円 |
送料 | 11,000円以上で送料無料 | 2,000円以上で送料無料 |
最安値URL | 楽天リンク | Amazonリンク |
楽天は単品で買いやすく、Amazonは6缶セットの商品が買いやすいですよ。
どちらも単価は300円前後なので、それほど安くはなっていないでしょうか。
私がペットショップで買ったときは、1缶270円でした。
お店によっても価格は違うと思いますが、実店舗で買ったほうが安くなるかもしれません。
猫缶キットキャットの安全性は高い?成分から調べてみた
キットキャットを買うなら、商品の安全性は気になりますよね。
原材料から猫に安心して食べさせることができるのか調べてみました。
全成分
キットキャット「ツナ&チキン」の材料は次の内容です。
ツナ(骨抜き)・チキン・ツナエキス・カラギーナン・カシアガム・グアガム・ビタミンEサプリメント・タウリン・フラクトオリゴ糖。
公式サイトによると、ビタミンEはアルファ-トコフェノールを使っているそうです。
食品添加物の一種で、キャットフードの酸化防止剤としても使われています。
また、カラギナンは藻の一種で、グアガムは豆による天然水溶性食物繊維のこと。
全成分を見てみると、キットキャットはかなりシンプルな内容だとわかりますね。
栄養成分
キットキャットの栄養成分は、以下の内容です。
- たんぱく質:10%以上
- 脂質:0.05%以下
- 粗繊維:1%以下
- 灰分:3%以下
- 水分:87%以下
- カロリー:31.75キロカロリー/100g
- 内容量80g
一般的な猫缶は脂肪分が1~4%なので、キットキャットはかなり脂肪が少ないですね。
猫にとっては脂肪も重要なエネルギーとなるため、少し少なすぎではないでしょうか。
しかし、ダイエット中の猫にとっては、脂肪の少なさはメリットになります。
また、カロリーは80gあたり25.4キロカロリーと少ないので、1缶しっかり食べてもカロリーオーバーになる心配は少なくなっています。
パッケージには、完全栄養食と合わせて1日1缶~2缶が目安とのことです。
「完全栄養食」とは猫が1日に必要となる栄養がすべて摂取できる食品のことで、キットキャットは「栄養補完食」である点に注意してくださいね。
私は今回完全栄養食のみを厳選して買ったつもりでしたが、間違って栄養補完食も買ってしまったようです。
補完食だけ猫に与えると、栄養が足りていないので注意しましょう。
添加物
キットキャットの添加物といったら、ビタミンEくらいでしょうか。
それもそのはず、完全栄養食ではないので、ビタミン類やミネラル類の多くを加えていないからですね。
キットキャットは添加物がかなり少ないので、猫に与えても安心ですね。
保存料も人工香料も使っていないから、添加物が気になる飼い主さんにおすすめです。
キットキャットで売られているトッパーズと別の商品を調べてみた
キットキャットの商品には、ドライフードとウェットフードがあります。
基本的に日本で入手しやすいのはウェットのほうで、キットキャットのドライフードは楽天やAmazonでは見つかりませんでした。
また、キットキャットトッパーのゼリー仕立てが硬すぎるときは、水分が多い「グレービー」や「ムース缶」がおすすめです。
ほかにも、山羊乳を加えた商品で、粘膜の炎症軽減に使えるものもあります。
キットキャットの素朴な疑問Q&A
猫缶を買うときに疑問となる点をいくつか集めてみました。
キットキャットは全年齢対応フードなので、年齢別フードはないのですが、ムース缶を選べば子猫やシニア猫でも食べやすいでしょう。
私が購入したのは、イオンモール内にあるPETEMOというペットショップです。
キットキャットの基本情報
正式名称 | キットキャット |
---|---|
輸入会社 | グローバルペットニュートリション株式会社 |
住所 | 東京都墨田区太平4-1-3-10F |
電話番号 | 0120-20-4158 |
公式URL | https://kitcat.com.sg/ |
私がキットキャットを試した口コミのまとめ
キットキャットを私が試食してみて美味しかったので、ナンバー1のキャットフードにしようと思いましたが、途中で補助食品だとわかり止めました。
総合栄養食であれば、間違いなく一押し商品だったのですけどね。
それでも、キットキャットは美味しい猫缶には変わりがないので、総合栄養食のカリカリと組み合わせて与えるのもいいですね。
猫の食欲が落ちてしまったら、キットキャットの猫缶を活用してみてください。
私の口コミが、猫餌選びの参考になりますように。