【ドライフード】キャットフードおすすめ人気ランキング7選

猫ドライフードおすすめ
「猫ドライフードおすすめはどれ?」「猫に安心して食べさせられるドライフードを選びたい」
今あなたは、ドライフードの選び方で悩んでいるのだと思います。

 

ズバリ言いましょう。
「人気のある猫用ドライフードを選ぶ」のが正解です。

 

売れているということは、それだけ多くの猫が好んで食べています。安全性にも配慮していると予測できるので、失敗が少ないでしょう。

 

今回は、Amazonでの売れ筋商品や楽天市場のキャットフードランキングから、売れているドライフードを参考にしました。その中でおすすめの猫ドライフードを紹介します。

 

 

猫用ドライフードとは?

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まずは猫用ドライフードの概要を、簡単に解説します。猫用フードは大きく分けて、ドライフード・ウェットフードがあるので、ドライの特徴を把握しておきましょう。

 

総合栄養食

猫用ドライフードのほぼ100%の商品が、「総合栄養食」です。総合栄養食とは、猫に必要な栄養を全て含んでいるフードのことです。

 

猫は体内で生成できない栄養素もあるので、不足分はフードから補わなければなりません。注意したいのが、ウェットフードの多くは「総合栄養食以外のもの」で、これだけでは栄養が補給できないのです。

 

おやつやウェットフードは、あくまでも副食です。基本は総合栄養食を猫に与えます。副食は猫のコミュニケーションを深めるときや、食欲がないときに与えてください。

 

猫用ドライフードは、どれを選んでも総合栄養食となっています。

 

水分が少なく保存性が良い

猫用ドライフードは、水分が10%以下のものが当てはまります。水分の量が少ないので、カビが生えにくく、腐敗しにくいのがメリットです。

 

ドライフードの袋の口をしっかり閉めれば、中に湿気が入り込まないようになっています。そのため、ドライフードは保存性が高く、現代人のように忙しい家庭で選ばれるようになりました。

 

猫ドライフードのおすすめの選び方

猫ドライフードおすすめ
猫ドライフードは、おすすめの選び方があります。猫の健康を維持できるもので、目的に合ったフードを選ぶようにしましょう。

 

市販のものが買いやすくておすすめ

猫ドライフードは、市販の商品が買いやすいです。市販商品とは、スーパー・ドラッグストア・ホームセンターなどで売られている商品のことです。

 

思い立ったらすぐに買うことができるので、必要なときにフードを入手できます。ただし、市販のドライフードは種類が限られているので、品質にこだわりたい方はネット通販の利用がおすすめです。

 

または、ペットショップに行けば、こだわりのドライフードを扱っています。市販商品を選びたい方は、「家から近いほうがいいのか?」「こだわりで選ぶのか?」でお店を決めてください。

 

極端に安い商品は避ける

スーパー・ドラッグストア・ホームセンターで売られているドライフードの多くは、価格が安いものです。お店は幅広い人が買い求めに来るので、買いやすい価格のものを扱っています。

 

市販の商品でも比較的安全性が高いフードはあります。どのドライフードが安全なのか知りたい方は、下記記事も参考にしてください。

 

 

注意したいのが、極端に安いドライフードです。コストを下げるために、主原料を安い穀物にしていることが多いためです。

 

猫は本来肉食なので、穀物の消化を得意としていません。穀物がメインのドライフードだと、猫の下痢や肥満が出やすいので、できれば避けましょう。

 

下痢しやすい猫は腸内環境サポート

下痢しやすい猫には、腸内環境を整えるドライフードか、グレインフリーをおすすめします。生まれつき腸内環境が悪い猫には、乳酸菌やオリゴ糖など腸内環境サポート成分が添加されたドライフードを選んであげましょう。

 

また、穀物が多い場合も下痢することがあります。穀物は猫の消化に負担をかけるので、胃腸が弱くなって下痢をおこすことがあるためです。

 

グレインフリーは穀物を一切使っていないフードなので、下痢の猫に与えると症状がおさまることがあります。肉や魚などを主原料にしたものなら、消化吸収が優れているので、猫の胃腸に負担をかけにくいのがメリットです。

 

 

高齢猫は専用フードを選ぶ

猫が高齢化してくると、内臓機能が低下していきます。胃腸の機能も落ちていくので、できるだけ消化しやすいものを選んであげてください。

 

高齢猫で胃腸の問題が出やすくなったら、ドライフードよりも水分が多いウェットフードがおすすめです。中にはペースト状で、流動食のように消化に配慮したものも売られています。

 

 

フードを切り替える時期は、高齢猫がドライフードを食べにくくしているときです。ドライフードの高齢猫専用商品なら、小粒や柔らか仕立てで食べやすい工夫があります。

 

肉や魚が主原料のものを選ぶ

猫の体に必要な栄養が多く、消化に負担が少ない、肉や魚が主原料のものを選びましょう。ドライフードのパッケージをよく見て、原材料の一番目に、肉や魚が書かれていればOKです。

 

肉や魚が原料でも「ミートミール」「フィッシュミール」はおすすめできません。ミールはごちゃ混ぜにした原料のことで、副産物も含まれているためです。

 

猫が内臓を丸ごと食べるのは栄養面ではいいのですが、ミール系はクチバシやひずめ、羽など不要な部分も含まれているので好ましくはありません。第一原料が「鶏肉」「豚肉」など肉の名前で書かれていれば、素材そのものを使用していることがわかります。

 

鶏肉や豚肉など素材そのものは原料代が高いので、ドライフードの価格も高くなります。少なくとも2,000円前後以上の商品を選べば、品質の良いドライフードが選べます。

 

穀物が制限されているものがおすすめ

猫は主食を肉や魚にすべきです。肉食動物の猫は、鳥やネズミなどを食べているため、豊富なたんぱく質が必要となります。

 

野生の猫が食べる穀物は、鳥やネズミの胃袋にある穀物くらいです。猫には少量の穀物しか必要ないので、穀物が制限されているドライフードを選びましょう。

 

グレインフリーなら「穀物フリー」です。穀物を使っているドライフードでも、主原料が肉や魚になっていれば、穀物の量を制限していることがわかります。

 

合成添加物が少ないものを選ぶ

ドライフードは油が酸化しやすいので、酸化防止剤を使っていることが多いです。酸化防止剤は合成のものと天然のものがあります。

 

合成のBHAやBHTなどは、危険性が指摘されています。安全性に配慮したドライフードなら、天然の酸化防止剤であるビタミンE・ローズマリーなどを使っているのでおすすめです。

 

ほかにも、合成添加物として、エトキシキン、着色料、香料などもあります。合成香料をドライフードに加えることで、猫の食いつきを上げている商品もあるので注意しましょう。

 

飼い主さんの目的で選ぶ

猫ドライフードおすすめ
猫への安全性をある程度考慮したら、次は飼い主さんの目的でドライフードを比較しましょう。同じキャットフードメーカーでも種類があるので、目的別で選べるようになっています。

 

インドアキャット

今の猫は生涯室内で過ごすことも少なくありません。完全室内飼いだと運動量が減りやすいので、専用の「インドアキャット」を選んであげましょう。

 

ドライフードのインドアキャットは、脂肪量を制限して低カロリーにしてあります。カロリー制限をしているので、避妊や去勢手術後の猫で太りやすい場合にも対応できます。

 

毛玉ケア

猫は毎日自分の毛並みを舐めて整えています。本能で、体に体臭があると獲物を捕獲することができないためです。

 

猫は暇があればずっとグルーミングをしているので、舐めたときに毛を飲み込み、それがヘアボールとなります。溜まり過ぎた毛玉は、猫の腸を詰まらせることもあるので注意が必要です。

 

ショートヘアの猫なら特に問題はありませんが、ロングヘアの猫は「ヘアボールコントール」のドライフードを与えましょう。食物繊維の量を多めに調節して、便と一緒に毛玉を排出しやすくなっています。

 

尿路結石予防

猫の多くがかかりやすい疾患は、尿路結石や膀胱炎です。下部尿路疾患にかかる猫が多いので、予防として「FLUTD」に配慮したドライフードを与えましょう。

 

下部尿路対策のドライフードは、尿のpHを調節できます。あくまでも予防目的のフードなので、症状が出てしまったら獣医さんに相談してくださいね。一度なった猫の予防としてもおすすめです。

 

猫種別フード

どのドライフードを選んでいいか迷ったら、猫種別フードを選ぶ方法もあります。アメリカンショートヘア用、スコティッシュフォールド用など、猫種ごとに商品が売られているものがおすすめです。

 

猫種によって必要な栄養素や病気のなりやすさが異なります。専用のフードなら、毛艶や関節ケアなど、専用の栄養素が含まれていて安心です。

 

猫ドライフードのおすすめ商品7選

猫ドライフードのおすすめ商品を7つ紹介します。Amazonや楽天でランキング上位に入っている商品から厳選してみました。

 

1・ピュリナワン

ピュリナワン
ピュリナワンは、たんぱく質配合量が多いプレミアムフードです。スーパーなどのお店でも扱っているところが多いので、購入しやすいでしょう。

 

プレミアムフードの割には、価格は抑えられています。その理由はミール系が一部使われているためです。

 

ただし主原料はチキン、ターキーなど肉や魚を使っているので、猫に必要なたんぱく質が豊富です。価格のお手頃と品質のバランスが整っていることから、Amazonや楽天でも上位に入る人気商品です。

 

 

2・ロイヤルカナン

ロイヤルカナン
出典:ロイヤルカナン
ロイヤルカナンは、獣医さんがお勧めするフードとしても選ばれています。猫種のラインナップがあるので、他ドライフードメーカーと差別化されています。

 

主原料は肉や七面鳥など良質なたんぱく質です。ミール系は使っておらず、品質が高いプレミアムフードだといえるでしょう。

 

酸化防止剤としてBHAや没食子酸プロピルがあるのは少し気になる方もいるかもしれません。たんぱく質は消化率90%以上の独自製法なのが特徴です。

 

 

3・ビューティープロ

ビューティープロ
出典:ビューティープロ
ビューティープロは国産のペットフードを販売するメーカーです。焼津漁港水揚げの良質な魚や、内臓を含むチキンを使っています。

 

主原料は穀物なので、市販の商品の中では品質が多少下がります。しかし、安価な商品のわりには、天然の食物繊維や、天然酸化防止剤のビタミンやローズマリーを使っているのは嬉しいですね。

 

国産のドライフードで、1,000円前後で買える商品を選びたい方にビューティープロはおすすめです。下部尿路や避妊・去勢用も選ぶことができます。

 

 

4・ニュートロ ナチュラルチョイス

ニュートロ
出典:ニュートロ
ニュートロから販売されているナチュラルチョイスは、鶏肉や白身魚など良質なたんぱく質を主原料にしたプレミアムフードです。人工添加物も一切使っていないので、猫に安心して食べさせることができます。

 

穀物は使用していますが、小麦やトウモロコシなど猫がアレルギーになりやすいものは配合していません。お米、玄米、ポテトなどの炭水化物を配合しています。

 

穀物の使用が気になる方向けの、グレインフリーシリーズもあります。ほかにも減量用、毛玉ケアなど、スペシャル用も買うことができます。

 

 

5・キャラット

キャラット
キャラットは、日清ペットフード株式会社が販売する、国産フードです。スーパーやホームセンターなどお店でも買いやすく、お手頃価格なのが特徴です。

 

主原料は、穀物、ミール系を使っているので、多少品質は落ちます。しかし、酸化防止剤として天然のローズマリー抽出物を使っているのは嬉しいですね。

 

トウモロコシ、小麦などの穀物にアレルギーがない猫におすすめです。穀物を消化しやすく、下痢することが少ないなら、たまに食べさせるのはおすすめです。

 

 

6・ユニ・チャーム 銀のスプーン

銀のスプーン
銀のスプーンは、「安いから」「猫がよく食べてくれるから」という理由で購入している方が多いようです。多頭飼いでフードにかけられるお金が少ないなら、銀のスプーンは選択肢に入るでしょう。

 

安価なのに、猫の嗜好性にも配慮しています。かつお節、まぐろ入り粒などで、猫が美味しく食べられる工夫があります。

 

主原料はトウモロコシや小麦などの穀物です。肉や魚はミール系を使っているのですが、酸化防止剤はビタミンやハーブなど天然なのが嬉しいですね。

 

 

7・オリジン

オリジン
オリジンは猫本来の食に近づけるため、肉や魚を主原料にしたフードです。金額はやや高めになっていますが、オリジン公式サイトでは定期的にアウトレット品があるのでチェックしてみましょう。

 

人工添加物が一切使われておらず、猫に安心して食べさせることができます。穀物の量も制限されているので、穀物アレルギーの猫にもおすすめです。

 

使われている原料は、放し飼いの鶏肉や七面鳥、天然の魚などです。人が食べられるレベルの原料が使われているので、猫の健康維持に与えてみましょう。

 

 

猫ドライフードおすすめのまとめ

価格の手ごろさ、品質の高さのバランスが整っているのは、ピュリナワンです。Amazonや楽天ランキングでも上位に来ていることが多いのも納得できます。

 

安価な商品は穀物が主原料になっているものや、添加物などが気になることがあるので注意しましょう。猫の食いつきだけで選ばずに、原料の良さでも比較してみてください。

 

ピュリナワンは品質がある程度高くても安価なのは、一部にミール系を使っているためです。ミール系の原料が気になる方は、ロイヤルカナン、ナチュラルチョイス、オリジンなどをおすすめします。