猫のひげがちぢれる原因6選。チリチリカールになる特徴と対策方法

猫のひげがちぢれる
猫のひげがちりちりになったら、猫自身に問題がないか気になりますよね。

 

ひげの先に神経が通っているわけではないので、猫自体に問題はありません。
しかし、ヒーターやガスコンロで焼いている可能性が高いため、猫の火傷対策が必要です。

 

猫のひげがちりちりになったときの対処方法も紹介します。

 

 

猫のひげがちぢれる原因6選

猫のひげがちぢれる
猫のひげがちぢれるのは生活習慣の影響や、病気が考えられます。
多くの場合はヒーターやガスコンロなどで焼いてしまったからです。

 

1・ヒーターで焼かれてしまった

 

猫のひげがちぢれているとき、多くの原因が「焼いてしまった」からです。


 

冬になると室温が下がるため暖房を付けると思いますが、部屋が寒いと猫がヒーターにピッタリと密着して、ひげを焼いてしまうのです。

 

「猫のひげは大切な部分なのだから、猫自身が大切にするのでは?」と思うかもしれません。
飼い主さんの思いに反して、猫はヒーターに顔をべったり付けてしまうのです。

 

冬になると石油ストーブを付けている家庭では、猫のひげがちぢれるのは日常茶飯事だと思っておいてください。
しかし、猫がそれだけストーブに密着するのは、部屋が寒いからです。

 

室温をある程度保っていれば、猫はストーブの前で横になりくつろぎます。
顔をストーブに密着させて座っているときは、それだけ部屋が寒い証拠のため、室温を上げる工夫をしましょう。

 

猫がいる家庭では、ストーブガードを設置することです。
そしてできればエアコンやオイルヒーター、セントラルヒーティングなどで室温を一定にしましょう。

 

2・ガスコンロで焼いてしまった

猫のひげがちぢれる
好奇心の強い猫だと、飼い主さんが料理をしている様子を見に来て、ガスコンロでひげを焼いてしまうことがあります。
猫にとってキッチンの高さはものともせず、軽々と上ってしまうのです。

 

キッチンにはガスコンロだけでなく、炊飯器から出る蒸気、オーブンやトースターの熱、アツアツに熱された油入り鍋など、猫にとって危険なものがたくさんあります。
猫が大怪我をしてしまう前に、猫をキッチンに入れないルールをつくりましょう。

 

高齢の猫であれば高いところに上ろうとしなくなりますが、若くて体力も余っている猫の場合は、キッチンの上にきて様子を見ようとします。
キッチンの入り口にゲートを設置すれば、猫のひげがちぢれる危険性がなくなります。

 

3・ひげをひっかけた

猫のひげがちぢれる
猫のひげが熱されたときは毛先がクルンクルンとなり、明らかに焼かれたことがわかります。
ひげがチリチリしている様子がないなら、猫が狭い場所を通ってひげをひっかけのかもしれません。

 

猫はひげを使って自分が通れる場所を判断しています。
ひげが通る場所であれば、多少無理があっても猫は通ろうとしてしまうのです。

 

狭い場所を通ったときに猫のひげがひっかかり、無理やり猫が通ってひげの毛先がちぢれることもあります。
何度もひげがちぢれている様子があるなら、家庭の中で狭い場所がないか見直してみましょう。

 

1日猫の様子を観察していると、毎回通る狭い場所があるはずです。
猫は毎日同じ行動を繰り返す生き物なので、入れなくしないと何度も繰り返します。

 

4・くせ毛だから

猫のひげがちぢれる
生まれつき猫のひげがちぢれている品種があります。
コーニッシュレックスやデボン・レックスなど、体の毛もちぢれているのが特徴です。

 

どちらもヨーロッパ地方の猫で、くるくるとカールした被毛が魅力的です。
体毛がカールしていれば、遺伝子的にひげもちぢれています。

 

猫が雑種だとしても、突然変異で毛やひげがカールすることがあります。
デボン・レックスは突然変異した個体を繁殖させて増やしたもので、日本の雑種の猫も突然変異で毛がカールすることはあるでしょう。

 

生まれつき毛やひげがカールしているなら、それは生まれつきの特徴です。

 

5・白血病だから

ドン・ペット・クリニックでは猫のひげのちぢれと、白血病の関係性が掲載されています。

 

白血病陽性率は正常ヒゲで7.8%、ちぢれヒゲで89.3%。

白血病陽性の中での、ちぢれヒゲの特異度は97.9%、感度は67.6%でした。
言い換えれば、調べてみた中で、正常ヒゲの7.8%、ちぢれヒゲの89.3%が白血病だったよ。
ちぢれヒゲでは無くて、白血病では無かった(罹って無い)確立は97.9%だったよ。
ちぢれヒゲで、白血病だった(罹っていた)確立は67.6%だったよ。
出典:http://www.donpetclinic.com/news/detail.html?id=175

 

ここまで大きな違いが出ていると、白血病にかかっている猫は高い割合で「ひげがちぢれる」といえます。
突然猫のひげがちぢれるようになったら、白血病も疑いましょう。

 

猫の白血病はネコ白血病ウイルスに感染している猫から移ったものです。
免疫力が低下しやすいため注意してあげましょう。

 

6・寝ているときに癖が付いた

猫のひげがちぢれる
猫が寝ているときにひげが折れてしまい、ちぢれることがあります。
ひげは硬くて丈夫なつくりをしているので、いつも同じ方向で寝ている可能性があるでしょう。

 

ひげに寝ぐせが付きやすい猫の場合は、飼い主さんがときどきチェックしてあげてくださいね。

 

猫のひげがちぢれやすい場所

猫のひげがちぢれる
ねこのひげがちぢれやすいのは、眉毛とほっぺのひげの箇所です。

 

眉毛

猫の目の上にある眉毛は柔らかいひげで、ヒーターで焼く可能性があります。

 

目の上に細いひげがあるのは、狭い場所を通るセンサーの役割や、目を守るためです。
眉毛に物が当たると猫は条件反射で目を閉じる性質があります。

 

野生の生活では、茂みの中や地面の穴などにも顔をつっこむ必要があります。
そのときに眉毛のセンサーを利用して、目に障害物が当たらないようにしているのです。

 

猫にとって眉毛はセンサーのような役割で、ヒーターでちぢれて短くなってしまうと、正確な範囲がわからなくなります。
家猫では死活問題となることはありませんが、眉毛を焼いてしまったときは注意してあげてくださいね。

 

ほっぺヒゲ

猫の頬から生えているひげは、太くて硬くりっぱなひげです。
太いひげは「洞毛」と呼ばれるもので、周辺の情報を管理する重要な部分のため、ちぢれたら注意しましょう。

 

ほっぺのひげは横方向に生えているため、ヒーターで焼くよりガスコンロの事故が多いようです。
ひげの先がちりちりに焼けていれば、焼いてしまったことになります。

 

ほっぺのひげを焼いて短くなると、バランスを取ったり、狭い場所を測ったりすることがしにくくなります。
家猫の場合はそれほど影響がなく、ひげがちぢれている状態で外に出すのは避けてください。

 

 

猫のひげがちぢれたときの対処方法

猫のひげがちぢれる

猫のひげは毛のサイクルによって生え変わっているので、「新しいひげが生えてくるまで待つ」のが正しい対処方法です。

 

ひげは半年に1回くらいのサイクルで生え変わっているため、しばらく放置していれば、また立派なひげが生えてくるでしょう。
ちぢれている部分が気になるからといって、飼い主さんがハサミで切るのは止めてくださいね。

 

ひげの先端に神経が通っているわけではありませんが、頬のひげの根元には多数の神経が密集しているため、刺激を与えるのは禁物です。
ちぢれても猫が平気そうな様子を見せていれば、放置で大丈夫です。

 

何度も猫のひげがちぢれている様子が見られるなら、ヒーターやガスコンロ、エアコンの吹き出し口などに注意しましょう。

 

 

まとめ

猫のひげがちぢれている様子を始めて見た飼い主さんは、少し焦るかもしれません。
よく考えてみると、日常生活に猫のひげを焼いてしまう原因が隠れているものです。

 

猫のひげがちぢれても家猫の場合は影響が少ないですが、それでも猫が火傷するリスクもあるため、家庭で猫の安全対策をしましょう。
生まれつき猫のひげが少しカールしている場合は、遺伝による問題のため解消はできません。

 

猫のひげは必ずしも真っすぐではなく、個体によっても多少の違いがあるものなのです。
ひげを焼いてしまった場合は、慌てず生え変わるのを待ちましょう。