本ページはプロモーションが含まれています。

猫が水をよく飲むのは病気?食事や環境など考えられる原因まとめ

猫 病気 水をよく飲む
「猫が水をよく飲むようになった」
「何かの病気かも?」
あなたは、このような悩みがありませんか?

 

食事や環境の変化でも、猫は水をよく飲むようになります。
一概に病気だとはいえないので、まずは環境の変化があったか確かめるといいですよ。

 

この記事では、食事・環境・年齢の影響で猫が水をよく飲むようになる原因と、病気が原因のパターンを紹介しています。
まずは、飼い主さんが対処できる原因からチェックしてみてくださいね。

 

 

猫が水をよくのむときは病気以外にも原因あり

猫 病気 水をよく飲む
普段と比べて猫が多くの水を飲むときは、まずは環境要因から調べてみましょう。
すぐに病気と決めつけるのではなく、食事や環境の変化や、猫が高齢になったことが原因の恐れもあります。

 

フードの塩分量が多い

猫が普段より多くの水を飲むときは、フードを変えたか考えてみましょう。
塩分が多いフードを猫に与えていると、通常より水を多く飲むようになります。

 

これは、人も同じですよね。
味付けが濃い食事を食べた後は、無性に喉が渇いてしまい、いくら水を飲んでも「まだ喉が渇いてしょうがない……。」と感じたことはないでしょうか。

 

一般的なキャットフードは塩分量が少なくなっていますが、尿路疾患向けの療養食はあえて塩分量を多くして、猫が飲む水分量を多くしていることがあります。

 

尿路疾患になる→水分量が足りていない→フードの塩分量を上げる→猫が水を多く飲む→尿路疾患予防になる。
このような仕組みですね。

 

だから、尿路疾患用の療養食は、猫に長期間与えません。
猫にストラバイトができやすく療養食を食べさせるなら、必ず獣医さんの指示に従うようにしてくださいね。

 

水分が少ないドライフードを与えている

乾燥フードを主に食べる場合、水分補給のために水を多く摂取することがあります。

 

ウェットフードの水分量はかなり多いのですが、ドライフードの水分量はかなり少ないので、猫に無理やり水を飲ませているようなものです。

 

猫の祖先は砂漠に住むリビアヤマネコです。
もともと猫は大量の水を飲むことを得意としていないので、水を飲むのが苦手な猫にドライフードを与えてしまうと、猫は水分不足になる恐れがあります。

 

猫がたくさん水を飲んでいるように見えるなら水分不足で尿路疾患になるリスクは少ないかもしれませんが、猫には無理をさせていることになります。

 

本来猫は獲物から水分補給をするタイプなので、水分量が多いウェットフードに変えると、猫は水をたくさん飲まなくなりますよ。

 

室温が高いので喉が渇いている

暑い環境や夏の季節では、猫は水分を補給するためにより多くの水を摂取することが一般的です。
これは体温調節の一環として行われることがあります。

 

ちなみに、猫は人のように発汗で体温調節ができません。

  • 涼しい場所に移動する
  • 日陰で休む
  • 水を多く飲む
  • 舌を出して呼吸をする
  • 体を舐める

 

猫の汗は足の裏に集中するのは、リビアヤマネコが乾燥した地域に住んでいた性質からです。
水分を多く失わない体の構造になっており、尿を凝縮させて発汗も極力少なくします。

 

だからといって猫が暑さに強いわけではありません。
体温調節を発汗に頼らないだけで、猫も暑い場所にいると体温を下げなければならないため、水分量が増えるようになります。

 

高齢猫で水を多く必要としている

猫が高齢になると腎臓の機能が弱って多尿になり、水分量が多くなる傾向があります。
水を多く飲むようになったら、腎臓機能の低下を疑いましょう。

 

猫が水を飲むときに考えられる病気

猫 病気 水をよく飲む
猫が水を多く飲むときに考えられる病気を3種類紹介します。
紹介する病気はあくまでも一例なので、症状に当てはまるようでも決めつけずに、獣医師に相談するようにしてくださいね。

 

糖尿病

猫が異常に多くの水を飲む可能性があります。
糖尿病は、猫の体がインスリンを適切に処理できない状態です。

 

猫が糖尿病になる原因は、別記事でも詳しく紹介しました。
本来タンパク質をメインに食べる猫ですが、成型するため炭水化物を多く含むドライフードを与えていると猫の血糖値が上がりやすくなります。

 

つまり、猫が糖尿病になる原因のひとつが、食事ですね。
ネズミや鳥などの獲物の内臓に穀物が少量含まれてはいますが、本来猫は糖質を多く代謝することはできません。

 

糖質が多いドライフードを猫に与えると、血糖値が上がりやすくなり糖尿病リスクが高まるため、食事に注意してあげましょう。

 

腎臓病

腎臓病は猫によく見られる疾患であり、多飲が一つの症状です。
腎臓の機能低下により、猫は水分を摂取する必要が増えます。

 

同じく、腎臓病になる理由も別記事で紹介しました。
簡単に説明すると、糖質の多いドライフードを与えて猫が糖尿病になり、その合併症として腎臓機能の低下がみられるという内容です。

 

甲状腺の問題

甲状腺の過剰な機能により猫の代謝が加速し、水分需要が増えることがあります。
この病気では、猫は通常よりも多くの水を飲みます。

 

猫の食欲が異常に増えているのに、体重減少がみられる場合に甲状腺の問題を疑いましょう。
高齢の猫にみられるほか、甲状腺腫瘍などが原因となる場合があります。

 

猫が水を読む飲むときは病気の可能性を疑って獣医師に相談しよう

猫の水分補給量が多いかどうかは、水の減り具合で分かります。
また、明らかに猫が水をずっと飲んでいるときも、水の減り具合をチェックしておきたいですね。

 

フードの問題があるときは、ドライフードから水分量の多いウェットフードに変えてみてください。
ただし、室温が高いと水が多く蒸発して、猫がたくさん水を飲んでいるように見える場合もあるので、その場合はエアコンなどで室温の調節も試してみてください。

 

猫の食事や環境を変えても水を飲む量が変わらないときは、獣医師に相談がおすすめ。
血液検査などで病気の原因がわかるので、猫の様子がおかしいときは受診したいですね。

この記事が役に立ったら、いいね!ツイートをお願いします!
 

当ブログは、14種類の総合栄養食ウェットフードを自ら試食しました

猫ウェットフードおすすめ