猫のひげが切れる5つの理由

猫のひげが切れる
「猫のひげを見たら切れてる・・・」
こんなとき、飼い主さんは猫の生活に支障がないか心配になりますよね。

 

猫のひげが数本切れることはよくあることです。
しかし、故意に切られた場合や栄養不足のケース、母猫が子猫の髭を噛む場合もあります。

 

どのような原因があるのか、5つの問題と対策をチェックしてみてください。

 

 

猫のひげが切れても大丈夫な特徴

猫のひげが切れる

 

猫のひげも毛の一種で毛のサイクルによって生え変わるので、ひげが切れても大丈夫です。


 

とくに頬から生えている猫のひげは立派なため、「抜けたり切れたりしたら一大事!」だという認識を持ちやすいでしょう。
猫のひげ自体には神経が通っているわけではなく、空気の振動を察知してひげの根元にある神経に伝える働きがあります。

 

ひげも人と同じ体毛だと考えると、「抜けたり切れたりするのは当然」なのです。
猫のひげはセンサーとして働く部分で、もともと数が少ない状態から量が減れば、猫の生活にも影響を及ぼす可能性はあります。

 

 

猫のひげが切れる5つの理由

猫のひげが切れる
猫のひげが切れる理由は5つあります。
大抵は生活の中で折れたり切れたりしているものですが、栄養不足や加齢による原因もあるためチェックしておきましょう。

 

1・親猫が子猫のひげを噛みちぎる

母猫は子猫のひげをわざと噛みちぎってしまうことがあります。

 

野生で生きている猫は、1匹だけで数匹の子猫の面倒を見なければなりません。
母猫もお乳を出すために食べなければならず、寝床に子猫たちを置いて出かける必要があります。

 

親猫が出かけるときに子猫のひげを噛みちぎり、子猫がどこか遠くへ行かないようにするのです。
ひげは猫の感覚器官のようなもので、子猫はまだ視力もはっきりしておらず、ひげを失うと遠くに行くことはできず、その場でじっとします。

 

飼い猫の場合は子猫のひげを噛みちぎる必要はありませんが、DNAにインプットされている習性で、やってしまうことがあるのでしょう。
この場合も母猫が必要だと判断した子猫のケアのため、特に問題はありません。

 

ペットショップで売られている子猫も、ときどきひげが切れて短くなっているのを見かけることがあります。
その場合もペットショップの店員さんに「半年くらいで生え変わるので問題ないですよ」と言われるはずです。

 

2・ひげを何かにひっかけて切れる

猫も普通に生活するうえで、ひげが切れてしまうことがあります。

 

横になって寝ているときにひげが床に当たり、折れたり切れたりするケースもあります。
猫が狭い場所を通るときに、何かにひげをひっかけて切れてしまうこともあるでしょう。

 

生活の中で猫のひげが切れるのは数本程度で、ひげのセンサー機能に影響は出ません。
もともと家猫は家の中だけの縄張りで安全性も高いので、それほどひげのセンサー機能は重要ではないようです。

 

3・遊んでいるうちにひげが折れて切れる

猫のひげが切れる

猫を多頭飼いしている場合は、他の猫ととっくみあいの遊びを通して、ひげが切れてしまった可能性があります。

 

子猫や若い猫など、活発な猫ほどひげが当たって切れやすくなります。

 

外に出す猫の場合は、野良猫と喧嘩をした可能性があるので注意が必要です。
野良猫は特効薬がない感染症を持っている可能性もあるので、飼い猫は外に出さないようにしましょう。

 

猫の喧嘩はお互いの毛がむしり取られるほど激しく、猫の爪や牙で攻撃されます。
飼い猫に怪我がない場合でも、長生きしてもらいたかったら感染症対策のため外に出すのは避けましょう。

 

 

4・栄養不足でひげが折れた

保護猫で栄養状態が悪いと、ひげが折れたり切れたりすることがあります。

 

健康な毛の成長にはたんぱく質が重要で、外の世界で栄養が悪い状態で生きてきた猫は、たんぱく質が不足してひげがもろくなることもあります。
保護猫も栄養状態が改善されれば、ひげが強くなっていくため心配はありません。

 

5・加齢によりひげが折れやすくなった

猫も加齢になれば代謝が低下していき、食欲が落ちてひげに必要なたんぱく質を十分に摂取することができないことがあります。
高齢の猫はひげが折れたり切れたりしやすくなるので、ときどきチェックしてあげましょう。

 

シニア猫は激しい動きが少なくなり、高い場所にもあまり上らなくなります。
ひげが切れて本数が少なくなっても、家庭内でひげセンサーが働かず、怪我することはないでしょう。

 

猫がひげが切れるこんなときは動物病院を受診しよう

猫のひげが切れる

ひげが大量に抜けているときは、皮膚病などの病気の可能性があります。

 

数本くらいひげが切れていても問題はありませんが、ごっそり切れているようなら動物病院を受診してください。

 

家猫を外に出しているときは、いたずらされて猫のひげを切られた可能性もあります。
ひげの根元にはたくさんの神経が通っていて、猫のひげは繊細な部分です。

 

大量のひげを抜いたり、切ったりしたときは、猫の元気がなくなることがあります。
食欲が落ちている様子がある場合も、動物病院に相談すると安心です。

 

猫のひげは平衡感覚をつかさどる部分で、猫は周りの状況を把握しにくくなり、じっとして自分の身を守ろうとします。
再びひげが生えてくれば、猫の元気も元通りになります。

 

猫の眉毛がちぢれている場合は焼いた可能性があり

猫のひげが切れる
猫の目の上に生えているひげがちぢれている場合は、ヒーターやガスコンロなどでひげを焼いた可能性があります。
燃えた場合はひげ先がチリチリになっているのが特徴です。

 

猫のひげを焼いても生活に支障はありませんが、顔を火傷するリスクもあるので、暖房やコンロの取扱いに注意しましょう。

 

 

まとめ

猫のひげが数本切れていても大丈夫なことが多いので、様子を見ましょう。
しかし、大量のひげが折れたり切れたりしている場合は、病気の可能性も考えてください。

 

猫のひげも「毛」の一種のため、生活の中で切れることはあります。
子猫でひげが切れている場合も、しばらくしたら生えてくる可能性は高いです。

 

猫の様子がおかしく元気がないときは、動物病院を受診しましょう。