子猫のしつけはいつまで?噛み癖、暴れる猫のケース

子猫のしつけ
子猫を迎えたら、しつけを始めましょう。
生後2~7週は親や兄弟たちと過ごし社会性を過ごす時期のため、子猫を譲りうける場合は生後2ヶ月以降にしてください。

 

基本的な社会性が身についている子猫なら、飼い主さんが子猫をしつけるのも楽です。
子猫の噛み癖や暴れる原因を知って、対策してみましょう。

 

 

子猫のしつけはいつから?

子猫しつけ
猫に犬のようなしつけはできないため、いつからしつける考え方はありません。

 

しかしある程度の社会性を身に付けさせる必要があるため、生後2~7週の間にしつけができます。
親や兄弟たちと過ごすことで、子猫は社会性を身に付けます。

 

基本的に猫に「叱る」「褒める」でのしつけはできない

猫は犬のように集団行動の必要性がなく、単独で生きる動物です。

 

そのため、自分以外の生き物との主従関係は成立しません。
主従関係がないことから、飼い主さんが猫を叱ったり褒めたりしてしつけることはできないのです。

 

それでも、子猫に社会性を身に付けさせるために、ある程度のしつけは必要になります。

 

猫にしてみれば必要がないしつけで、飼い主さんが勝手につくったルールだということは覚えておきましょう。
一度ルールを教えただけでは猫がすぐに忘れてしまうことも多く、飼い主さんが何度も根気よく猫に教え込むことが必要です。

 

 

叱るではなく「嫌なことがあるからしない」が基本

猫のしつけは、飼い主の身勝手なルールを猫に押し付けるのではなく、猫や人間の危険性があることを予防するためにあります。

 

無理に猫をしつけようとしても上手くいきませんが、猫が嫌がることを結び付けると、猫は自然とその行動を避けるようになるでしょう。

 

子猫のトイレをしつける時期

子猫の離乳が開始される生後3~4週間になると、猫が一人で排泄できるようになります。

 

それ以前までは、親猫にオシッコやウンチの処理をしてもらっていました。

 

子猫が自分で排泄できるようになったら、猫がそわそわした合図を見逃さないようにして、トイレのしつけをします。
猫はもともと砂の上で排泄することがDNAでインプットされているため、猫にトイレのしつけをさせることは容易です。

 

猫が床のニオイを嗅ぐ、グルグル回る、床をかくような仕草をしたら、トイレの合図です。
優しく猫を抱きかかえて、トイレの場所に連れていきましょう。

 

すると猫は勝手にトイレでオシッコやウンチをしてくれます。
子猫の場合は何度か失敗する場合もあるため、数回繰り返しながらトイレの場所を覚えさせてください。

 

猫のトイレのしつけは、下記の記事で詳しく紹介しています。

 

 

子猫の噛み癖をしつけ

子猫しつけ
子猫を飼うと飼い主さんを悩ませるのが、猫の噛み癖ではないでしょうか。
社会性が身に付いていないと、強く噛んでくることがあります。

 

そのまま噛む猫に育てないためにも、猫にルールを学ばせる必要があります。

 

子猫が飼い主さんを噛むのは遊びたいため

子猫が飼い主さんのことを噛むのは、遊びたい欲求があるためです。

 

本来なら兄弟たちが遊び相手をしてくれるのですが、子猫のうちに譲り受けた場合は、飼い主さんが兄弟たちの代わりをしなければなりません。

 

生後4~7週までに兄弟と遊ぶことで、子猫は社会性を身に付けます。
早い段階で子猫を引き取った場合は、兄弟と遊ぶ経験が少なく、十分な社会性が身についていないケースもあるでしょう。

 

兄弟と遊ぶことで、「どのくらい力を入れて噛むとダメなのか」「自分もやられたら痛い」ということを学んでいきます。
子猫を譲り受けるときに「生後2ヶ月以降」といわれるのは、兄弟たちとの遊ぶ経験がないと、噛む手加減ができない猫に育つ可能性があるためです。

 

早い時期に子猫を引き取る場合は、それなりのリスクがあると判断してください。

 

生後2ヶ月以降の子猫ならある程度のルールはできています。
2ヶ月以降の猫でも子猫と飼い主さんが遊びを通してさらに社会性を身に付けさせることはできます。

 

噛んできたら飼い主さんを信頼している証拠

子猫が飼い主さんの手を噛んできた場合は、親や兄弟たちの代わりだと認めています。

 

猫との信頼関係を築くチャンスだといえるでしょう。
子猫のころからおとなしくじゃれつかない猫だと、人間を信頼していないのかもしれません。

 

幼い頃に人に触れる機会が多いほど、大きくなって猫が人に慣れるかの基本ができるといわれています。

 

生後2~7週の間に外部との接触が断たれると、極端に人見知りする猫になります。
一度身に付いた性格は後から変えることはできません。

 

「猫の遊んで」に飼い主さんは答えてあげよう

飼い主さんを信頼して噛んできた猫には、猫の「遊びたい」欲求に答えてあげてください。

 

遊びを通して猫との信頼関係を築くことができます。

 

子猫が飼い主さんの手を強く噛んだ場合は、音でビックリさせて猫が噛むのを止めさせます。
さらに飼い主さんが無視してどこかに行ってしまうと、「強く噛んだら遊んでもらえない」ということを少しずつ学んでいくでしょう。

 

人の手を使わず道具を活用すること

子猫が人の手を噛んできたら、手を使って遊んではいけません。
大人の猫になっても噛み癖が抜けないと、思わぬ事故に発展する可能性があります。

 

子猫と遊ぶ場合は、必ずおもちゃを使って遊びます。

 

充分に子猫を遊ばせないと、ストレスが溜まって飼い主さんの手を噛むこともあります。
猫にはもともと狩猟本能があるため、獲物を狩る行動が必要なためです。

 

暴れるやんちゃ子猫のしつけ

子猫しつけ
子猫は基本的によく遊びます。

 

しかし、飼い主を悩ませるほどやんちゃだと、行動を抑制したいと考えるでしょう。
体力を十分発散せてあげて、行き過ぎた行為には無視してください。

 

子猫が暴れるのはいつまで?

もともとの子猫の性格や品種の違いによっても、興奮しやすい猫がいるようです。

 

飼い主さんと遊んでいたらヒートアップしてしまったり、夜中に突然走り回って暴れたりします。

 

夜中に猫が走り回ることを、別名「猫の運動会」ともいいます。
生後2~3ヶ月からはじまり、2歳くらいまで続くことが多いようです。

 

しかし、個体によっては5歳や10歳でもたまに、夜中に走り回ることはあります。

 

猫はもともと夜行性のため夜中に突然走り回りますが、人と過ごすことで夜中も寝てくれるように変わってきます。
人間のサイクルに猫が合ってくると、自然と猫の運動会も改善されるでしょう。

 

幼い猫の運動会は体力が余っている証拠のため、日中に十分運動させてください。

 

猫は30分以上も遊ぶ必要はなく、10分くらいの遊び時間で十分です。
瞬発的にエネルギーを発散させる体質のため、短時間でも猫は疲れます。

 

興奮した猫を無視するのが一番

遊んでいてヒートアップした子猫をしつけるには、無視するのが一番です。

 

噛み癖のときと同様に、飼い主さんが遊んでいる最中に無視すると、「遊んでくれない」ことを認識することができます。

 

飼い主さんは全く違う行動をしよう

子猫の遊びがヒートアップして手が付けられないと感じたら、飼い主さんはその場を立ち去り、まったく違うことをしましょう。

 

お茶を入れに席を立つのも効果的です。

 

すると子猫は「あれ?遊んでくれないの?」と思います。
何度も繰り返していると、飼い主さんと楽しく遊ぶためのルールを学んでいくでしょう。

 

霧吹きスプレーでしつけができること

子猫しつけ
子猫の困った行動には、霧吹きスプレーでしつける方法があります。
スプレーを使ったしつけの効果や、やり方は下記の記事で確認できます。

 

 

子猫がコードを噛む場合のしつけ

子猫がコードで遊んでいると、猫が感電するリスクがあります。

 

絶対にやめさせたい行動のため、子猫をしつけましょう。
猫がコードとじゃれているときや、噛んでいるときに霧吹きスプレーが活用できます。

 

プラグを抜いておく

猫がコードで遊んで感電することは絶対に避けたいため、あらかじめ家電製品のプラグは抜いておきましょう。
噛まれたくないコードがあれば、家具の裏に隠してしまう方法もあります。

 

子猫が爪とぎをして欲しくないとき

猫

猫が爪とぎをするのは、古い爪を剥がす必要があるためです。

 

肉球にあるニオイを付けて、縄張りを主張する目的もあります。
猫に自由に爪とぎさせていると、木の柱、カーペット、ソファーなどがボロボロになってしまうでしょう。

 

爪とぎして欲しくない場所で猫が爪を研いだら、霧吹きスプレーで対処できます。
猫をビックリさせて近寄らせない、ニオイで嫌な場所だと覚えさせる作戦です。

 

爪とぎを設置する

猫の爪とぎは必要性があることのため、行為自体を止めさせることはできません。
爪を除去する手術もあるようですが、猫本来の機能が失われてしまい、動物愛護の観点からも避けたいことです。

 

猫の爪とぎ防止には、爪とぎを設置してあげるのがおすすめです。
柱にはツルツルしたシートを貼ることで、猫が爪とぎできなくなります。

 

子猫をテーブルに乗らせないしつけ

猫
子猫のうちからテーブルに乗らせないしつけをしたいと考えるでしょう。
テーブルに上がると嫌な行動が結び付くと、猫はテーブルに上がらなくなります。

 

霧吹きスプレーを猫に吹き付ける方法や、両面テープでベタベタさせる作戦もあります。
根気よく続けることで、テーブルに上がらない猫にしつけることは可能です。

 

しかし、猫がテーブルに上がっても、猫や飼い主に危害が加わるわけではありません。
猫は基本的にマイペースで叱ることはできず、高い場所に昇りたがります。

 

高い場所に昇りたい欲求があるなら、キャットタワーを設置してあげてください。

 

猫が興味を示す食べ物を放置しない

猫がテーブルの上に昇ってくるのは、食べ物があるからかもしれません。

 

テーブルの上に猫が興味を引く食べ物を放置しないようにしましょう。
飼い主さんの食事が済んだら、すぐにテーブルを片付けてください。

 

猫に人間の食べ物を絶対に与えない

猫が人の食べ物に興味を持つのは、人間が猫に人の食べ物を与えなければおこりません。

 

人間の食べ物は猫にとって味付けが濃いものが多いため、猫に与えないでください。
キャットフードだけ猫に与えるようにすれば、人の食べ物に興味を示すことはなくなります。

 

猫の飼い方しつけで注意したいこと

子猫しつけ
猫のしつけは叱ってしつけるのではなく、嫌な思いをさせて行動を抑制させる考え方がおすすめです。
恐怖心や不安をあおるような叱り方は逆効果になります。

 

大声でしからない

猫を声でしかる場合は、大きな声で猫を脅かさないでください。

 

手でパンと音を出す方法や、新聞紙で床を叩いてビックリさせるのがおすすめです。

 

猫を叩かない

猫のしつけは絶対に猫を叩かないでください。
体罰を加えても、猫をしつけることはできません。

 

猫は本来臆病な生き物で、「恐怖心」や「不安」を与える体罰はよくありません。

 

体を叩いてしつけていると、飼い主さんのことが怖いだけの存在に変わってしまいます。
猫のストレスを助長して、逆に猫の問題行動に発展するため避けてください。

 

怖い存在には、猫は攻撃的になることもあるのです。

 

猫のしつけで活用できるグッズ

子猫しつけ
猫のしつけに使えるのは、飼い主さんの手や新聞紙です。
大きな音を嫌う猫の性質を利用して、猫をビックリさせて行動を抑制させてみましょう。

 

両手でパンと叩き大きな音を出す

両手でパンと大きな音を出すと、猫は一瞬固まります。

 

猫の聴覚は犬より優れているため、大きな音を嫌う性質があるためです。
猫の悪い行動を抑制したいときに、手でパンと大きな音を出しましょう。

 

丸めた新聞紙を猫に投げつける

猫を叩くのはよくありませんが、丸めた新聞紙を猫に投げつけるのは有効です。

 

新聞紙なら猫に当たっても痛くはなく、猫がビックリするだけです。
猫によっては遊んでしまうこともあるため、効果があるか試してみてください。

 

子猫をケージで過ごせるようしつける

子猫しつけ
ケージで猫を過ごさせることに慣らしたいなら、子猫のうちからしつけをしましょう。
子猫からなら、比較的簡単にケージに慣らすことができます。

 

普段から自由に入れるようにしておく

子猫のうちからケージに慣らしておくと、いざとなったときに役立ちます。

 

災害時でも猫をケージに入れられることができれば、一緒に避難しやすいでしょう。
自宅に来客があったときも、猫をケージ内に入れておくこともできます。

 

ケージはいつも出しっぱなしにして、猫が自分からケージに入るよう仕向けます。
おもちゃを使ってケージに誘い込む方法もおすすめです。

 

子猫のころからケージ内で寝かせるようにすると、大人になってもケージ内で寝てくれるようになるでしょう。

 

ケージ内は猫にとって安全な場所だと認識してもらう

ケージは猫にとっても、安全な場所の確保ができます。

 

猫は自分だけのスペースがあると、周りに危険があっても不安が和らぎます。
叱られたとき、猫が具合悪いとき、触られたくないときなどにケージがあると、猫も何かあると避難場所があると安心できるでしょう。

 

ケージ内に猫がいる場合は、猫のパーソナルスペースを守るため、むやみに飼い主さんは猫に触れないようにしてください。

 

まとめ

子猫は噛む、暴れる行動をしつける必要があるでしょう。

 

ある程度の猫の問題行動は、猫の性質を考えると多少は許容する考えも必要です。
猫は人の好きなようにコントールができず、気まぐれな生き物だからこそ可愛いのではないでしょうか。

 

子猫をしつけるときは、怒鳴る、叩く行動は絶対にやめてくださいね。
幼いときから人慣れさせて、人への信頼関係を築くようにしましょう。