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猫を可愛がると長生きする?いいえ、構いすぎは寿命を縮めます

猫  長生き  可愛がる
「猫を可愛がると長生きするの?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?

 

猫の平均寿命は15年しかないので、飼い主としては1年でも長生きさせたいですよね。

 

私も過去に猫を病気で亡くした経験があるので、人一倍猫を長生きさせる方法には敏感なタイプです。
そんな私が考えるのは「猫を可愛がりすぎると長生きできない」ということ。

 

人間の視点で考えれば「どうして?スキンシップは長生きのコツじゃないの?」と思うかもしれません。
確かに、人と猫が触れ合うことで「オキシトシン」という幸せホルモンは出やすくなるのですが、それは短時間の触れ合いの場合です。

 

猫を長生きさせたいなら、猫のストレスを取り除かなければなりません。
そのストレスが「飼い主が猫を構いすぎる」ことなので、猫を長生きさせたいなら適度に可愛がる程度にしたいですね。

 

 

猫を可愛がりすぎると長生きできない理由

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それでは、具体的に猫を可愛がりすぎると長生きできない理由を紹介します。
理由を理解できないと、猫を長生きする方法を知ったところで実践できないので、ざっくりでいいのでチェックしてみてください。

 

長時間構われるのを嫌う猫が多い

なぜ猫を構いすぎると長生きできないかというと、「ストレスがかかるから」です。
あなたもご存じのように、ストレスがあれば人間だって長生きできませんよね。

 

では、なぜ猫は構われすぎると、ストレスがかかるのでしょうか?
それは、猫は単独で生活する生き物で、犬のようにべったり一緒に過ごすことを嫌うから。

 

犬は群れで生活をするので、群れのリーダーに従おうとします。
リーダーに立てつけば自分の食べ物がなくなり、命に直結するからですね。

 

でも、単独で生活する猫は、誰にも従いません。
自分1人だけが狩りをしているので、飼い主のことは母親でも仲間だとも思っておらず、「同じスペースで過ごす大きな猫」くらいにしか思っていないようです。

 

誰かに依存することがない猫は、基本的に自由に生きたいと思っています。
猫が飼い主に甘えたければ甘えますし、嫌になったら今まで甘えていても牙や爪を立てることもありますよね。

 

このように猫の性質を理解していれば、猫を可愛がりすぎればストレスが大きくなることはわかるはず。
ストレスがかかれば当然猫は長生きすることはできません。

 

猫のストレスはオス・メスで違うのだろうか?

ここで疑問となるのは「オス猫は甘えん坊の場合が多いけど?」ということ。

 

確かに、神経質で怖がりの性格が多いメス猫は長時間触らせてくれませんが、甘えん坊になりやすいオス猫は飼い主にべったりになることがありますね。

 

そこで、参考にしたいのは、アニコム損害保険株式会社が公開している「家庭どうぶつ白書2017」に掲載されているデータです。

 

データによると以下の特徴があることがわかりました。

  • 2017年現在のギネス記録は38歳と3日
  • アニコム損保調査の最長寿は22歳
  • オス猫は13.7歳でメス猫は14.8歳

 

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引用:アニコム損害保険株式会社

 

データの情報によると、メス猫が長生きする理由は「テロメア」と「エストロジェン濃度」の影響が考えられているそうです。
つまり、女性ホルモンの抗酸化作用により、メス猫は長生きする傾向があるわけですね。

 

オス猫は飼い主とのスキンシップを求める傾向があるので、可愛いがると長生きするようなイメージがありますが、実際には幅広い要素が関係しているといえるのでしょう。

 

猫を長生きさせるにはどうしたらいいのか?

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猫が長生きするには複数の要素が関係するようですが、飼い主の努力で取り除けることといえばストレスがあります。
1年でも長生きして欲しいと考えるなら、猫のストレスを取り除いてみましょう。

 

猫の生活リズムに飼い主があわせる

猫がストレスを感じるのは、自分の生き方を強制的に変えられることです。
たとえば、以下のような環境や状況で猫はストレスを感じています。

  • 引っ越しをして環境が変わった
  • 家族やペットが増えた
  • 外に連れていかれる
  • 大きな音や振動などがある
  • 飼い主が構いすぎる
  • 強いニオイがする

 

猫は環境の変化を嫌がる性質があるので、いつも同じ状況を好みます。
毎日の行動もルーティンがあって、朝起きたらご飯を食べてうんちをする、しばらくしたら昼寝をする、夕方になったら室内のパトロールように、毎日同じ行動をしているはず。

 

飼い主が旅行をするなら猫を連れまわすより、1泊程度なら猫1人で留守番させるほうがストレスはありません。

 

 

私が飼っていた猫はどの子もメスだったので、構われるのが嫌いでした。
触らせてくれるとしても1分くらいが限度だったみたいで、必要以上に私が触りすぎると尻尾が左右に触れていきイライラした様子で、それでも止めなければ軽く噛まれることも。

 

とくにメス猫の場合は臆病な性格になりやすいので、人間の都合で猫を連れまわす、お客さんが来てうるさくする、無理に触るといった行為はストレスになります。

 

猫にストレスがかかると、次のような状態になります。

  • 食欲や水分欲がなくなる
  • 体を必要以上に舐めて剥げる
  • 違う場所で排泄する
  • いつも隠れている

 

できるだけストレスを取り除く

では、猫にとってどのような環境だと、ストレスが少ないのでしょうか。
私の実家で飼っていた猫は20年以上生きたので、その猫の環境を参考にすると長生きできるかもしれません。

 

  • 自由に外に出入りできる
  • 飼い主は構いすぎない

猫が自由に外へ行ける環境だと、事故にあうリスクが高まり、猫同士のケンカや接触でケガするリスクがあるので、本来は寿命が縮まりやすくなります。

 

しかし、実家で飼っていた猫は例外だったようで、自由に外へ行ける環境でストレスがなく過ごせたようです。
猫を外に出す方法は推奨しませんが、ストレス軽減の意味では役に立ったのかもしれません。

 

たとえば、実家の猫が自由に外へ行くことで、適度な運動になりますね。
元野良猫で外の環境に慣れていたので、そういった猫を室内に閉じ込めると逆にストレスになってしまうかもしれません。

 

また、飼い主は私の母でしたが、母は猫を構いすぎませんでした。
1日1分程度の触れ合いはあっても、長時間構いすぎることがなく、猫はソファーで居心地のよさそうに寝ていました。

 

その猫はメスでも人懐こいタイプで、明るく社交性があるタイプです。
外に出てもボス的な強さがあったため、そういった性格の猫だったから、長生きできたと考えることもできますね。

 

猫を可愛がりすぎるのは避けたほうがいいかも

私の今までの経験から推測すると、猫を可愛がりすぎると長生きできない感じがします。
猫の性格によっても多少変わりますが、飼い主は猫が自由にできる環境を整えるようにして、「猫と共存する」考え方がいいかもしれませんね。

 

「猫を可愛がりたい!」
あなたがそう考えているなら、ちょっと待ったほうがいいかもしれません。
基本は猫が甘えてきたら可愛がる程度にして、猫が1人でゆっくり過ごしているときは放っておきましょう。

 

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