大型の猫の種類8選!特徴と飼い方をチェックして理想的な猫を選ぼう
「大型の猫の種類を知りたい!」
あなたは、こんな悩みがありませんか?
存在感がある猫を飼いたいなら、大型の猫の種類は気になりますよね。
ただし、猫は犬より小さいのが魅力なので、大型の猫を飼うときには注意点もあります。
大型の猫の特徴や飼い方を知って、自分に合っている猫なのか比較してみてくださいね。
大型の猫のおすすめの種類8選
大型の猫を選びたい人向けに、代表的な猫の種類をまとめてみました。
- メインクーン
- ノルウェージャンフォレストキャット
- ラガマフィン
- バーマン
- ラグドール
- サイベリアン
- ターキッシュバン
- サバンナ
猫の平気的な体重は4~5kgですが、大型の猫は6~8kgになります。
犬で比較すると、柴犬のメスは8kgくらいになるので、大型の猫の種類はどのくらい大きいのかわかりますね。
メインクーン
人気のある大型の猫の種類といえば、メインクーがありますね。
アメリカで自然発生した猫種で、マリー・アントワネットとともにアメリカに渡るはずでしたが彼女は処刑されたため、猫だけがアメリカに渡ったという逸話があります。
もともとは、アメリカでネズミを退治するワーキングキャットとして活躍していました。
性格は優しく、外交的で人に懐きやすいため、可愛らしい猫になってくれるでしょう。
猫の血統種としては、最大の大きさになります。
体重は3kg~6.6kgですが、ボリュームがある分厚い毛の影響で、大きくて存在感がある猫になりますよ。
ノルウェージャンフォレストキャット
メインクーンと見た目が似ていますが、メインクーンはアメリカ原産ですが、ノルウェージャンフォレストキャットはノルウェーで自然発生しました。
体形もメインクーンとそっくりで、筋肉質で存在感があります。
厳しい寒さにも耐えられるよう、長い毛はダブルコートになっています。
毛は水をはじくので、シャンプーするのは大変かもしれません。
ノルウェージャンフォレストキャットは、めったに鳴かないおとなしい猫です。
ベタベタするのは好きではありませんが、人懐こく呼ぶと近寄ってくれる可愛さがありますよ。
ラガマフィン
ラガマフィンはアメリカ生まれの、ロングコートの大型の猫です。
成猫では体重が10kgになることもあり、かなり大きくなります。
3年~4年とゆっくり時間をかけて成猫になります。
ややつり目でやんちゃな印象ですが、性格は甘えん坊で人が大好きです。
飼い主が帰宅したら迎えに来てくれて、猫を撫でればゴロゴロと甘えてくれるでしょう。
メインクーンなどと交配させた猫種なので、見た目や性格はメインクーンとよく似ています。
バーマン
バーマンは、体重4.5kg~6.5kgになる大型の猫の種類です。
ミャンマーで自然発生した猫で、シャムのようなポイントと、ふわふわとした毛が魅力です。
シャムというと活動的なイメージですが、バーマンはおっとり癒し系の性格をしています。
見た目がシャムで、体が大きく、おとなしく飼いやすい猫を探しているならバーマンがおすすめです。
病気への抵抗力が強いため、長生きする猫としても嬉しいですね。
ふわふわと長いロングコートがあるので、毎日のブラッシングやコーミングは必須です。
ラグドール
シャムのようなポイントと、ふわふわな毛がチャーミングの大型の猫種です。
名前が「ぬいぐるみ」という意味があるように、抱き上げてもじっとして甘えてくれるでしょう。
どこかエレガントな印象があるのは、ペルシャの血が入っているからです。
「痛みや恐れを知らない」と呼ばれるのは、物応じない性格だからで、本当に痛みを感じないわけではありません。
ロングヘアで毛の手入れが大変そうですが、1日1回くしを入れる程度で大丈夫です。
やや鈍感な性格をしているので、飼い主が危険から遠ざける工夫をしてあげましょう。
ラグドールは、体重4kg~7kgになり、大きくてがっしりとした印象です。
体が完成するまで3年~4年かかるので、子猫のときからじっくりと育ててみてください。
サイベリアン
サイベリアンはロシア生まれの猫で、どっしりと風格がある印象です。
ワイルドな見た目なのは、厳しい地域で自然繁殖してきたためです。
サイベリアンの体重は、5kg~7kgと大型になります。
ダブルコートで厚みがある毛をもっているため、暑さには弱いでしょう。
厳しい寒さに耐えてきた猫で、忍耐力が強く、おとなしい性格です。
好奇心旺盛なタイプですが、飼い主に従順でよく懐くので、飼いやすい猫だといえます。
運動量は比較的多いタイプのため、室内にはキャットタワーを設置してあげてください。
ターキッシュバン
真っ白なロングヘアが魅力的な、大型の猫種です。
胴体の毛は真っ白ですが、首回りと尻尾だけには色がついています。
トルコで自然発生した猫で、猫には珍しく泳ぐ種類として知られています。
ターキッシュバンは水を嫌がることがなく、毛は防水性があって濡れにくいです。
名前や見た目から、ターキッシュアンゴラと間違われますが、別の種類です。
どちらも同じトルコ原産の猫で特徴もよく似ているので、それぞれ比較するといいでしょう。
自由気ままな性格で活動的ですが、頭がよくしつけに苦労しません。
狭い場所で飼われるのを嫌がるので、伸び伸びとした場所で飼うようにしましょう。
サバンナ
(画像はアフリカンサーバル)
サバンナは、ベンガルのようなスポット模様が美しい猫です。
見た目はスリムで小型の猫の雰囲気がありますが、サバンナはアフリカンサーバルの血を引き継いでいるため、6kg~8kgとかなり大きくなります。
アフリカンサーバルとは、アフリカ大陸にいるヤマネコです。
ネコ科の動物では、チーターの次に大きいといわれており、体長は60~100cmにもなります。
サバンナは日本のペットショップで見かけることは少ないようです。
大きなベンガルを飼いたいと思っているなら、サバンナのブリーダーを探してみるのもいいですね。
大型猫種の体型や性格について
大型猫種には、体型や性格に特徴があります。
体型についてですが、大型猫種は一般的に筋肉質でがっしりとした体つきをしています。
メインクーンは体重が6kg以上になることが多く、体長も1mに達することがあります。
ノルウェージャンフォレストキャットも体重が6kg以上になることがあり、長い毛並みと相まって迫力があります。
性格についてですが、大型猫種は一般的に穏やかで社交的な性格を持っています。
メインクーンは人懐っこく、家族と一緒に過ごすことが大好きです。
ノルウェージャンフォレストキャットは活発で遊び好きな性格を持ち、家族と一緒に遊ぶことが大好きです。
大型猫種の飼育に必要なこと
大型猫種を飼育するには、以下のようなことが必要です。
運動量の確保
大型猫種は運動量が多く、ストレスをためやすいため、適切な運動量を確保することが重要です。
例えば、適度なスペースを確保し、遊び道具を用意するようにしてください。
食事管理
大型猫種は食欲旺盛で、過剰な食事は肥満や健康問題を引き起こす原因となります。
適切な食事管理を行い、必要な栄養素をバランスよく摂取するように心がけましょう。
トイレの設置
大型猫種は大きな体格を持っているため、トイレのサイズにも注意が必要です。
適切なサイズのトイレを用意し、清潔に保つようにしましょう。
環境の整備
大型猫種は活発で遊び好きなため、適切な環境を整えてあげます。
遊び道具や適切なスペースを確保し、ストレスをためないように心がけましょう。また、毛並みが長いことが多いため、ブラッシングやトリミングなどのケアも必要です。
大型猫種の魅力と楽しみ方
大型猫種は、その大きな体型や独特の性格、表情など、多くの飼い主たちから愛されています。その魅力や楽しみ方について、以下に詳しく解説します。
大きな体型の愛らしさ
大型猫種は、その大きな体型が特徴的です。
そのため、小さな子猫のような可愛らしさがあり、飼い主たちから愛されています。
大きな体型に似合わず、甘えん坊で人懐っこい性格も魅力の一つです。
独特の性格や表情
大型猫種には、独特の性格や表情があります。
メインクーンは、犬のように飼い主に従順で、遊び好きな性格が特徴的です。
ノルウェージャンフォレストキャットは、自立心が強く、独特の表情で飼い主たちを癒してくれます。
遊び方やコミュニケーションの楽しみ方
大型猫種は、その大きな体型を生かした遊び方ができます。
高い場所にジャンプしたり、大きなおもちゃで遊んだりすることができます。
コミュニケーションの楽しみ方も多彩で、大きな声で鳴いたり、体をこすりつけたりすることで、飼い主たちとのコミュニケーションを楽しむことができるでしょう。
大型の猫の種類のまとめ
大型猫種は、その大きな体型や独特の性格、表情など、多くの飼い主たちから愛されています。
その魅力や楽しみ方について、遊び方やコミュニケーションの取り方、生活スタイルの合わせ方など、詳しく解説しました。
大型猫種との楽しい生活を送るためには、猫との遊び方やトレーニング方法、コミュニケーションの取り方、生活スタイルの合わせ方などを考慮し、猫との良好な関係を築くようにしましょう。