小さい猫の種類2選と中くらい11選!賃貸住宅でも飼いたい場合におすすめ
「小さい猫の種類を知りたい!」
あなたは、こんな悩みがありませんか?
今回は、そんな方におすすめの猫種を2選で紹介したいと思います。
また、中くらいでスリムな猫種も11選で紹介しますので、あわせて比較しながら、自分にあった猫の種類を選んでみてくださいね。
小さい猫の種類2選!賃貸住宅でも飼いやすい
1Rなど小さい部屋でも猫を飼いたいなら、体が小さい猫の種類がいいですね。
小さい猫としておすすめなのは、以下の2種類の猫です。
コラット
タイで昔の人に親しまれてきた猫で、シルバーグレーの毛色が特徴です。
小さくスリムな体をしているため、狭い場所でも比較的飼いやすいでしょう。
体は小さく見えますが、体重は3kg~4kgと標準的な重さで、どっしり重たく感じられます。
シルバーグレーの毛を持つ、シャルトリュー・ロシアンブルーと比べると、コラットは温厚で優しい性格のため、飼いやすい猫ですよ。
控えめな生活ですが、遊ぶことは大好き。
飼い主と一緒に遊んでくれる様子が可愛らしく、飼い主にとても忠実です。
シンガプーラ
多数ある猫の種類の中で、最も小さい猫種はシンガプーラです。
シンガポールの下水道で暮らしていた猫で、とても小さい体をしています。
シンガプーラの体重は、2kg~3.5kgほどにしかなく、とても軽いです。
下水道で暮らしていた猫で、臆病な性格のため、他の猫と一緒に過ごさせるのは避けたほうがいいですね。
好奇心旺盛だけど慎重な性格なため、子どものいる家庭には向いていません。
逆に単身家庭にはピッタリで、いつまでも子猫のような愛らしい姿を見せてくれますよ。
比較的小さい猫の種類11選!集合住宅でもOK
小さい猫の種類だけで絞ってしまうと数が少なくなってしまうので、中くらいでスリムな猫の種類もあわせて紹介します。
アビシニアンは中くらいでスリム
アビシニアンの体重は3kg~4kgなので、コラットよりやや大きいくらいです。
スリムな体をしているため、集合住宅で飼う猫としてもおすすめします。
アビシニアンは鈴のような小さな声をしているので、鳴き声が小さい猫としても飼いやすいでしょう。
飼い主に忠実な性格をしていて、理想的な猫種だといえそうですね。
ただし、神経質な面があるため、他の猫と一緒に飼うのはおすすめできません。
単身者が飼うのにピッタリで、子どもがいる家庭でも問題なく飼えますよ。
エジプシャンマウは中くらいでややスリム
グレーの斑点がある猫種で、猫らしい雰囲気の種類ですよ。
エジプトで自然発生し紀元前から人々に大切に育てられてきました。
エジプシャンマウの体重は、3kg~5kgと標準的なサイズです。
日本猫と体の大きさや見た目が変わらないので、日本人が飼いやすいのではないでしょうか。
とても美しい猫ですが、日本ではあまり見かけることは少ないようです。
繊細で臆病な面があり人見知りしやすいので、ストレスが溜らない環境で飼ってあげたいですね。
ジャパニーズボブテイルは中くらいでスリム
ジャパニーズボブテイルは、日本人がおなじみの猫種ですね。
日本の猫はもともと中国から伝わってきて雑種化が進みましたが、尻尾が短い猫を品種として生み出しました。
ジャパニーズボブテイルの体重は、3kg~4.5kgと小さくなっています。
日本の家庭にピッタリなサイズで、集合住宅や子どもがいる家庭でも問題なく飼えますよ。
性格はおとなしく甘えん坊。
遊ぶのが好きですが、はしゃぎすぎることもなく、他の猫ともうまく付き合っていけます。
シャムはとてもスリム
体がシャープで細い猫といったら、シャムが有名ですね。
シャムの体重は、3kg~4kg程度で小柄なため飼いやすいでしょう。
ただし、鳴き声が大きいことから、集合住宅で飼うにはあまり適していません。
活動的なタイプであることからも、単身家庭でも少し部屋が広い家庭におすすめ。
シャムはタイ原産の猫で暑さには強いのですが、寒さには弱いタイプです。
毛があまり抜けないので、お手入れが少ない猫種を飼いたい方にも向いていますね。
スノーシューは中くらいでスリム
スノーシューは、見た目がシャムのような柄で、手足に白い靴下を履いたような猫種です。
シャムとアメリカンショートヘアを掛け合わせた猫で、シャム特有のブルーの瞳が魅力。
丸みがある体つきは、アメリカンショートヘア譲りです。
スノーシューの体重は3kg~6kgとなるため、シャムより体が大きくなる体はアメリカンショートヘアの特徴を引き継いだのでしょう。
とてもおしゃべり好きで、社交性のある明るい性格をしています。
日本ではあまり見かけない猫種のようですが、機会があれば飼ってみるのもいいですね。
スフィンクスは中くらいでスリム
毛のない猫として知られているスフィンクスは、中くらいの体の大きさです。
体重は4kg~5kgと猫の標準的な大きさになります。
見た目がちょっとグロテスクですが、ベルベットのような肌触りに虜になる人も。
無毛で寒さには弱いため、室温管理には注意してあげてください。
毛がない分お手入れが楽に見えますが、皮脂汚れがシワの間に溜まります。
小さくて抱くと温かみの感じられる猫種を飼ってみたいなら、スフィンクスはおすすめです。
トンキニーズは中くらい
「うるさい?」と別の記事で紹介したように、好奇心旺盛で甘えん坊の猫種です。
見た目はシャムのようなポイントがあり、活発な性格はシャム譲り。
トンキニーズの体重は、3.5kg~5kgくらいになります。
やや丸みの帯びた体つきで、体はシャムほどスリムすぎず柔らかい印象の猫ですね。
ミンクのような滑らかな毛があるため、エレガントな印象もあります。
集合住宅、単身者、子供のいる家庭でも問題なく飼うことができますよ。
ハバナは中くらいでスリム
黒っぽいブラウンコートを持つ猫種で、艶やかでとても美しい猫です。
ハバナの体重は、4kg~5kgと猫の標準的な大きさになります。
甘えん坊でわがまま、遊び好きの性格をしているので、たくさん遊んであげましょう。
外交的な性格をしているため、小さな子どもがいても大丈夫です。
体はほっそりとしているため、集合住宅でも飼うことができます。
バーミーズとも外見が似ていますが、ハバナは赤みのある毛が特徴的です。
バリニーズは中くらいでスリム
バリニーズはシャムのような細い体をしており、ロングヘアで気品があります。
体重は3kg~4kgと小さく、単身家庭でも飼いやすいでしょう。
シャムのロングヘア版ともいえる猫種のため、性格はシャム譲りの甘えん坊でおしゃべり。
単身家庭にも向いていますが、寂しがりの面があるため構ってあげてくださいね。
バリニーズはシャム系といっても、ポイントはあまり出ません。
ブルーの瞳と淡い色の毛がとても美しい猫種ですね。
ロシアンブルーは中くらいでスリム
ロシアンブルーは、ブルーコートが特徴的の猫種です。
体重は3kg~5kg程度で、猫の平均的な多さになります。
ロシアという名前がありますが、もともとはイギリス生まれで、ネズミ捕りのために持ち込まれました。
おとなしく飼い主に従順、ほとんど鳴かない猫のため、賃貸住宅にもおすすめ。
静かに過ごしてくれる猫なので、単身家庭でも安心して飼えるでしょう。
体はスリム、シャムと掛け合わせた特徴をもっています。
小さい猫種の飼い方と注意点
小さい種類の猫を選ぶときは、大きな猫と飼い方が多少違います。
サイズが小さいと飼い主にとって飼いやすいのですが、猫が快適に過ごせるよう生活環境を整えてあげてくださいね。
小さい猫の飼育環境について
小さい猫を飼育する際にも、居住スペースの確保が必要です。
賃貸住宅で飼うことを想定しているかもしれませんが、極端に狭いスペースだと猫がストレスを感じることがあるため注意してください。
猫は自由に動き回ることが好きなため、十分なスペースを確保してあげましょう。
高い場所が好きな猫は多いため、狭いスペースで小さい猫を飼うときは、キャットタワーなどを設置してあげてくださいね。
小さい猫種に適したキャットタワーは、高さや幅の調整ができるものがおすすめです。
体が小さいため、幅が狭いところでも遊びたがる傾向があります。
そのため、高さや幅を調整できるキャットタワーを選ぶことで、小さい猫種にとって最適な遊び場を提供することができますよ。
小さい猫に限りませんが、トイレの設置も欠かせません。
猫は清潔好きな動物であり、トイレの環境にも敏感なため、人通りの多い場所に猫のトイレを設置しないよう注意してあげます。
トイレは猫が自由に出入りできる場所に設置し、定期的に清掃するようにします。
猫は砂を掘り返す習性があるため、砂が飛び散らないタイプのトイレを選ぶといいでしょう。
体が小さいため、大きすぎるトイレでは使いづらいことがあります。
猫砂の量が多すぎると使いづらいことがあるため、注意してあげてくださいね。
小さい猫種の食事量と栄養バランス
小型猫種は、体重が軽いため、一般的な猫種に比べて食事量が少なくなります。
成長期や妊娠中の猫に比べて、エネルギー消費量が少ないため、過剰なエネルギー摂取による肥満に注意してください。
また、小型猫種は、一般的に消化器官が小さいため、消化吸収が効率的でない場合があります。
そのため、消化吸収に優れた栄養素をバランスよく含むフードを選んであげましょう。
食事の回数と時間帯
小型猫種は、一般的に食事の回数が多くなりやすく、少量ずつ食べることが好ましいです。
成猫の場合、1日3~4回程度の食事が適切です。
猫の性格や生活環境によっては、1日2回の食事でも問題ない場合もあります。
食事の時間帯は、猫が活発になる朝や夕方に合わせることが望ましいでしょう。
適切な食器の選び方
小さい猫種に適した食器は、浅くて広い形状のものがおすすめです。
深い食器だと、口元が届かず、食べ残しが生じることがあります。
食器の位置については、猫が食べやすい高さに置くようにしてください。
小さい猫におすすめのおもちゃ
小型猫種は体が小さいため、運動量が少ない傾向があります。
そのため、小型猫種にとって適した運動量のおもちゃを選ぶことで、健康的な運動を促すことができるでしょう。