「猫を飼いたいけど、タイミングがわからない……。」
あなたは、こんな悩みがありませんか？

 

私も、ペットショップで子猫を見るたびに、「猫っていいな」と思いながらも、「猫を失った悲しみを、また味わいたくない」という気持ちが先行してしまい、いつも猫を飼うキッカケが見つけられないでいます。

 

その理由は、私が年齢を重ねて、猫を飼う怖さを知ったからなのでしょう。
プロフィール記事にあるように、私は大切な猫を亡くしてから猫を飼うのが怖くなり、「猫を飼ったら旅行ができないから」といつも言い訳をするようになりました。

 

若いとき私は怖いもの知らずで、思い立ったら猫を飼っていたのに、なぜ変わってしまったのでしょうか……。
私みたいに「あと一歩が出ない」と悩んでいる方向けに、猫を飼う理由を紹介したいと思います。

 

 

猫を飼う理由で多いキッカケは？

では、猫を飼う理由で多いキッカケは何なのでしょうか。
アクサダイレクトが猫の飼い主134人に聞いたアンケートを参考にすることとします。

 

猫を拾った、譲り受けたから

猫を飼う理由で一番多かったのは、「引き取り」でした。
多くの飼い主さんは、猫を拾う・猫を譲り受けるなど恵まれない猫との出会いで、猫を飼うことが多いようですね。

 

実は私も、今まで飼ってきた猫は、どの子も拾ったか、もらった猫なのです。
最初は私が小学校のとき近所で目もあいていない子猫を拾ったことがキッカケで、私が実家を出てからは「子猫譲ります」の案内でもらうか拾った猫と過ごしていました。

 

私はも動物が好きなタイプで、「もともと猫が好き」というタイプではなかったのですが、子猫を拾ったことで猫とは深い縁があると思っています。

 

猫が好きだから

アクサダイレクトのアンケートで2番目に多い理由は、「動物が好き」というものです。

 

私も動物が好きで、小さいころ「動物奇想天外！」という番組が大好きでした。
この番組は、最近YouTubeチャンネルがあることを知り、さっそくチャンネル登録をしましたよ。

 

 

ムツゴロウさんの番組が放送されたときは必ず見ていましたし、イギリスのBBCで放送している動物系のドキュメント番組をHuluで見ることもあります。
とくに好きなのは、BBCのトラ・ライオン・チーターなどネコ科の動物を紹介している番組です。

 

 

最近は動物系の番組が少なくなり、少し残念でもありますね。

 

動物奇想天外は毎週放送を楽しみにしていて、千石先生などかわった専門家の登場や、アフリカの大自然と動物を撮影したものなど、感動したことを覚えています。
もしかしたら、私と同じように動物好きの方なら、猫が捨てられている様子を見たら、思わず拾ってしまうのではないでしょうか。

 

また、「猫が好き」という理由で猫を飼うなら、自分と猫が同じタイプだから飼いたくなるのかもしれませんよ。
犬を飼う人は外交的な人が多いようですが、猫の飼い主は内向的なタイプが多いようで、猫の自由な生き方に憧れて「自分も猫みたいになりたい！」と思うのかもしれません。

 

私は、ひそかに「前世は猫だった」と本気で思うくらい猫が好き。
こびない性格、自由気まま、自分を大切にできる、昼寝が大好き、そんな猫の特徴と自分を重ねて、「猫みたいに生きたい」という憧れがあるのだと思います。

 

猫を飼う理由で多いメリットとは？

それでは、猫を飼う理由で多いメリットをいくつか紹介したいと思います。
若いころは思い切りがあって「猫を飼いたい」と思ったら行動ができるとは思いますが、年齢を重ねて腰が重くなったら、猫を飼うメリットをチェックしてキッカケを見つけてみてくださいね。

 

触れることでオキシトシンが出る

家庭に小さな子どもがいれば、いつもお互いに触れ合えるので、幸せホルモンのオキシトシンの恩恵を受けることができます。
しかし、夫婦だけの家庭や、子どもが大きいと人に触れる機会は減ってしまいますよね。

 

そんなときにお勧めなのが、猫に触れること。
猫に触れた飼い主はオキシトシンで幸せになれて、触れられた猫もオキシトシンの効果でハッピーになります。

 

大好きな人に触れられるのは、猫にとってのコミュニケーション。
猫が舐めあうのと同じ効果があるので、大好きな飼い主さんに撫でられると猫は本当に幸せそうな顔をするので嬉しくなりますよね。

 

規則正しい生活になる

猫を飼うと朝早くに「ご飯が食べたい！」と猫に起こされるので、規則正しい生活を送れるようになりますよ。
朝早くに起こされれば、「今日はもう寝ようか」となり、早寝早起きの習慣がつくメリットがあります。

 

自分の気持ちを優先する大切さがわかる

猫の生き方は、スピリチュアル的にも注目されているようです。
自由気ままに生きていて、気に食わないことがあれば飼い主だろうと猫は怒りますよね。

 

なぜそんな行動ができるのかというと、猫は自分を大切にしているから。
犬のように群れで生活する動物はリーダーに媚びようとしますが、猫のように単独生活する生き物は誰にも媚びようとしません。

 

最近は、スピリチュアル業界でも「自分軸を大切にしよう」と言われるので、猫の自由気ままで自分を一番大切にできる生き方は注目している人もいると思います。

 

私も、以前までは普段の生活で「あの人にどう思われているだろう？」と他人軸でしか物事を考えられませんでした。
「自分を犠牲にしてでも、他人に不快な思いをさせない人が優しい人」だと思っていました。

 

でも、自分を大切にできない人が、他人に優しくできるでしょうか？
最近はそう思うようになり、改めて猫の生き方に注目するようになりました。

 

たとえば、私の場合は自分を犠牲にして周りを重視してきたので、「なんで私はこんなに頑張っているのに、わかってくれないの？」という葛藤がありました。
頑張りたいと思っていたのは自分の勝手なのに、自分一人だけが家事をしている育児をしているとき夫にイライラすることも。

 

それって、単なる八つ当たりって知っていましたか？
私は長らく気づかないでイライラすることが多かったのですが、猫のように自分を大切にできるようになると「ちょっとくらいさぼってもいいかな？」と心に余裕ができるようになり、結果的に周りにも優しくできるので人から優しくされるようになりました。

 

猫も自分を大切にしているので、飼い主は猫を無条件に許せますよね。
それと同じことで、自分を愛して許せる人は心に余裕があるので、猫のように無条件で愛されるようになれますよ。

 

犬と違って散歩が必要ないから

私が犬より猫を選ぶ理由は、「散歩が要らない」理由が大きいです。
犬を飼うと嵐の日でも、猛吹雪でも「散歩に連れて行かなきゃ」というプレッシャーがあるように思うからです。

 

もちろん、犬を飼っている人にとっては、「そのプレッシャーのおかげで、毎日散歩に出るようになり、人生が変わった！」という声もあると思います。
外に毎日出て体を動かす効果は、犬を飼った人しかわからないものがありますよね。

 

それでも、やっぱり私は猫のように縛られず自由に生きたいタイプなので、「絶対に散歩が必要」という犬より、猫との生活があっているみたいです。

 

猫を見るだけで幸せな気持ちになる

猫はそこに居るだけでもかわいい。
どんな仕草であっても、かわいいですよね。

 

よく赤ちゃんがいる家庭では「寝ている姿も天使」と言いますが、猫好きにとっては猫のどの仕草もかわいらしく癒される存在だと感じるはず。

 

なぜ猫は、人に愛されてきたのでしょうか。
猫の祖先リビアヤマネコと今の飼い猫はほとんど性質が変わっていないそうで、生き物の自然の形が維持されてきたからこそ、猫は人を魅了してきたのかもしれません。

 

いってみたら、猫はライオンやチーターと同じような野生を持ち合わせているので、小さな野生動物でもあります。
野生のライオンやチーターを飼いならすことは容易ではないので、その性質をもっている猫を飼いならしたとき、人は大きな喜びを感じるのかもしれませんね。

 

ツンデレなのに、甘えたらかわいい。
甘えていても、猫の気が向かなくなったら離れてしまいます。
そのギャップが猫のかわいさで、犬のように服従がなく飼い主と対等な立場だからこそ、猫はかわいいのだと思います。

 

飼い主を無条件に愛してくれるから

どのような状況でも、無条件で愛してくれる存在はかわいいですよね。

 

人にとって無条件の愛情を注いでくれる存在は、母親以外にないかもしれません。
「どんなときも愛してくれる」「何をしても大丈夫」という安心感ある存在がいるだけで、人は頑張れる気がしますよね。

 

トムとジェリーのように、海外の猫のイメージは悪いみたいなのですが、実際に猫を飼ってみると愛情深い生き物だとわかるはず。

 

最近は猫を自分の子どもみたいに可愛がる人が増えたからなのか、飼い主さんにべったり甘える猫も増えているようです。
昔みたいな「猫はネズミを退治するもの」という存在以上に変わってきたので、飼い主と猫の距離が縮まり、猫から受ける無条件の愛情を感じてみるのもいいですね。

 

私が猫を飼う理由

私個人が猫を飼う理由は、「人生が豊かになるから」です。
「楽しいから猫を飼う」そんな単純な理由ですが、それでいいんじゃないですかね。

 

何か特別な理由を探すのではなく、「猫を飼うとワクワクする」「猫と過ごすと楽しい」そんな理由で猫を飼うのもいいと思いますよ。