猫トイレ掃除はオキシクリーン?

猫のトイレ掃除の頻度
猫を飼っていると猫トイレの掃除は避けられません。
飼い主にとって猫のオシッコやうんちの処理方法を理解していても、猫トイレ本体の掃除方法がわかりにくい方も多いでしょう。

 

猫トイレ本体の掃除に使う洗剤は、クエン酸、重曹を使う方法があります。
飼い主さんが掃除をするときに、猫が見に来る、猫が怒る疑問も紹介します。

 

 

猫のトイレ掃除の頻度とは?

猫のトイレ掃除
猫のトイレの頻度は1日1回、トイレ本体の頻度は月に1回です。
毎日猫が気持ちよくトイレを使えるためや、部屋にニオイが充満しないために適切なトイレ掃除をするようにしましょう。

 

猫のトイレ掃除の回数は1日1回

理想をいえば猫が排尿や排便をする度に、猫のトイレを掃除します。

 

しかし、日中は仕事で家にいない方や、家事や育児でそれどころではない方がほとんどでしょう。
最低でも「1日1回」猫のトイレを掃除する習慣を付けるようにしてください。

 

1日1回猫のトイレ掃除をする理由は幾つかあります。

  • 汚れているトイレを猫は使わない
  • 部屋にアンモニアのニオイが充満する

 

トイレが少しでも汚れていたらオシッコやうんちをしてくれない猫もいるため、1日1回が最低限やらなければならない頻度だといえます。
1日に猫が排尿する回数は1~3回で、1日1回のトイレ掃除ならそれほど汚れません。

 

「朝ごはんを食べたら必ずオシッコをする」など、何かの行動と結びつけて排尿する猫が多いはずです。
中には「飼い主が食事している最中にオシッコをする」猫もいます。

 

猫が嫌がらせしているのではなく、ある行動と排尿が結び付いてしまったためです。
飼っている猫もオシッコをするパターンや回数は大体決まっているはずなので、それに合わせて猫のトイレを掃除してあげましょう。

 

猫のトイレ本体の丸洗いは月1回

毎日オシッコやうんちを取り除いてもだんだんと汚れてくるため、猫のトイレ本体は月に1回は丸洗いする必要があります。

 

下痢しない猫であればウンチがトイレ本体に付くことはありません。
しかし、オシッコは猫砂がキャッチできなかった分がトイレ本体に少しずつ付着していきます。

 

猫のオシッコのニオイは強烈なので、月に1回トイレ本体を掃除しておくと、部屋に猫のニオイが充満しなくて済みます。

 

猫のトイレ本体の掃除は何でする?

猫のトイレ掃除
猫のトイレ本体は月に1回の丸洗いが必要で、そのときに使う洗剤はどれを選べばいいのか気になる方も多いはず。
クエン酸、重曹、洗剤、オキシクリーン、アルコール、熱湯消毒の6種類の方法を紹介します。

 

クエン酸

猫のトイレ掃除

クエン酸はオシッコのアンモニアを中和する働きがある成分で、猫のトイレ本体を掃除する洗剤として向いています。

 

食品添加物として使えるクエン酸なら、食べ物のpHを調節したり、酸化防止剤としても使ったりしています。
お掃除用のグレードの低いものは口に入れることはできませんが、お掃除用でもでんぷんを原料に作られたものが多く、猫のトイレに使っても無害です。

 

クエン酸は酸性の性質を持つため、尿のアルカリ性と反応すると中和します。
殺菌効果や除菌効果も期待できるもので、猫のトイレを清潔に保ちやすいでしょう。

 

クエン酸は無臭で、猫の嗅覚を邪魔しないのも魅力です。

 

クエン酸を使った猫トイレの洗い方

猫砂を取り除いた猫トイレを、お風呂場や洗面所で丸洗いします。
熱湯を使ってトイレを洗うだけでよく、洗剤を使う必要はありません。

 

ぬるま湯を入れてから、クエン酸を溶かし入れて30分くらいつけ置きします。
最後にクエン酸水を洗い流したら、猫トイレの掃除は完了です。

 

重曹

猫のトイレ掃除
重曹も猫トイレに使って無害で、無臭のため猫トイレの掃除に活用しやすい素材です。
猫トイレの洗い方も、クエン酸を使ったときと同じようにやります。

 

重曹はそのまま振りかけるとクレンザーの役割を持ちます。
スポンジに粉末状のクエン酸を振りかけてから、オシッコやうんちがこびり付いている部分を擦り落としましょう。

 

重曹で猫トイレを洗ったときも、最後にクエン酸水をかけると重曹を中和できます。

 

洗剤

猫のトイレ掃除

市販の洗剤は香り付きのものが多いため、猫トイレを洗うときに使わないほうがいいです。

 

トイレに人工的な香りが付いてしまうと、猫は「自分のトイレじゃない」と考えて、その場所で排泄してくれなくなる可能性があります。
猫の嗅覚は優れていて、アロマの香りが付いた洗剤に注意が必要です。

 

どうしても洗剤で猫トイレを洗いたいなら、香りがない純せっけんを使いましょう。
しかし、猫トイレは熱湯だけでもある程度の汚れは落ちるので、洗剤を使う必要はありません。

 

熱湯を使った猫トイレの洗い方は、ペットショップでも採用しています。
免疫力が弱い子猫や子犬に洗剤を使うとリスクがありますし、熱湯消毒しておけば感染症も防ぐことができるためです。

 

 

オキシクリーン

猫のトイレ掃除

市販の洗剤を使って猫トイレを洗うなら、オキシクリーンを活用する方法もあります。

 

オキシクリーンにはアメリカ製と日本製の2種類があるため確認しておきましょう。
アメリカ製のものは界面活性剤が含まれているもので洗浄力は高いのですが、猫への安全性を考えたら、避ける必要があります。

 

日本製のオキシクリーンには界面活性剤も香料も含まれていないので、猫トイレの掃除に使うことができます。
界面活性剤不使用のオキシクリーンは、天然成分の過酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムで汚れを落とすものです。

 

酵素系漂白剤はぬるま湯で効果を発揮するため、40度くらいのお湯を猫トイレに張ってから、オキシクリーンを入れてつけ置きしてください。

 

ハイター

漂白剤の使用が禁止されているものがあることや、猫がハイターのニオイを嫌うため、猫トイレの掃除用としてハイターを使うことはできません。

 

漂白剤で除菌したい場合は、天然素材でできた酵素系漂白剤を使ってください。

 

アルコールスプレー

アルコールはタンパク質に触れると凝固する性質を持つので、猫トイレをよく洗ってから、仕上げの消毒としてアルコールスプレーを使いましょう。

 

ティッシュやキッチンペーパーにアルコールを含ませてから、猫トイレを拭き取ると除菌ができます。
アルコールは揮発性があるため、時間が立てばアルコールが飛んで猫にも無害です。

 

食品にも使えるアルコールスプレーを選べば、猫トイレに使っても安心です。

 

熱湯消毒

猫のトイレ掃除
猫トイレの洗い方で最もおすすめなのが「熱湯消毒」を活用する方法です。

 

  • ニオイがあると猫が嫌がる
  • 猫に有害なものは使いたくない
  • 除菌や消臭もしたい

猫トイレ特有の理由から、熱湯消毒がおすすめです。

 

お風呂のシャワーや洗面所のシャワーを使って、一番熱い温度で猫トイレを洗い流します。
火傷のリスクがあるため、手にお湯がかからないよう片面半分ずつやるのがおすすめです。

 

猫トイレを熱湯消毒すると、猫の病気の原因になる細菌が減ります。
オシッコのニオイも乾いたときには飛んでいるので、熱湯消毒する方法が一番安全でおすすめです。

 

シーン別猫のトイレ掃除方法

猫のトイレ掃除
猫のトイレ掃除は、普段のときと下痢しているときでは扱いを変えます。
回虫がいるときにも、感染予防を心がけるようにしてください。

 

普段のとき

猫がオシッコをしたら、付属のスコップを使って固まった猫砂を取り除きます。
オシッコをした直後はまだ猫砂が固まっていないことも多く、少し時間を置いてから掃除してあげてください。

 

猫のウンチはかなり臭いので、排泄したらすぐに取り除きましょう。
排泄後は猫が猫砂をかけてうんちを隠してしまうので、ときどき忘れ去られた固まったうんちが出てくることがあります。

 

猫砂はときどきすべて取り出して、捨て忘れがあるオシッコやうんちを除去しましょう。

 

猫が下痢をしたとき

猫が下痢をしたときは、猫砂をかけてうんちを除去しましょう。

 

ビニール袋を手にはめてから、うんちと周りの猫砂も一緒に拾い上げると、汚れずにうんちを除去できます
そのままひっくり返して、ビニール袋の口を縛ればニオイも気になりません。

 

猫が下痢をするのはフードがあっていない可能性があります。
タンパク質が多い良質のフード「グレインフリーフード」では、うんちが適度に硬く少量しかしません。

 

一方で炭水化物が多い安いフードだと、未消化のものが増えて下痢っぽくなることがあります。

 

回虫がいるとき

病院で猫に回虫がいると言われた場合は、猫のうんちの処理に注意が必要です。

 

動物病院からもらった回虫の薬を飲ませている間は、うんちを素手で触れないでください。
ビニール袋でうんちを取り除けば、感染予防になります。

 

猫砂もこまめに取り替えて、猫に再感染するのを予防しましょう。

 

猫のトイレの掃除のコツ

猫のトイレ掃除
猫トイレは取り扱いのルールがあるため、事前にチェックしておきましょう。
掃除が楽になる対策も紹介します。

 

猫砂はお住いの自治体のルールに従って捨てる

猫砂は自治体によって捨て方のルールが違うので、捨てる前に確認が必要です。

 

地域によっては可燃性の猫砂は「燃えるゴミ」として捨てられる場合があります。
一方でどのような素材でも猫砂であれば、「燃えないゴミ」の場合もあるので注意が必要です。

 

人間のトイレに流せる猫砂もありますが、一度にたくさん流すとトイレが詰まります。
できればオシッコやうんちだけの部分をトイレに流して、流せる猫砂でも可燃ゴミや不燃ゴミと一緒に捨ててくださいね。

 

猫砂が散らばらないようカーペットを敷く

猫砂を使っているとよくある悩みが「猫がトイレから出るたびに猫砂が飛び散って困る」という問題です。

 

市販の猫砂の粒が大きいと、猫の肉球の間に入り込み、猫がトイレから出るたびに猫砂が散らばってしまいます。
小粒の猫砂だと散らばりにくいのですが、それでも多少汚れるのは覚悟が必要です。

 

猫砂が散らばるので悩んでいるなら、猫が出る場所にマットを敷きましょう。
使い古したバスタオルや、新聞紙でも猫砂をキャッチできます。

 

簡単な猫のトイレ掃除

猫のトイレ掃除
毎日の猫のトイレを掃除するのは結構大変です。
できるだけ手間を減らしたい方向けに、自動猫トイレとシステムトイレを紹介します。

 

自動で掃除できる猫のトイレ

「猫のトイレを掃除するのは面倒」と考える方は、全自動型の猫トイレを活用しましょう。

 

完全自動タイプだと5~6万円と高額になります。
たとえば「リッターロボット3」や「キャットロボット」などが有名です。

 

猫がトイレ出入りすると本体が回転する仕組みで、排せつ物だけが下のトレーに溜まっていきます。
ある程度の量の排せつ物が溜まったら、飼い主さんが処理してください。

 

電動式だと電源が必要で、稼働中の音が気になる猫もいるかもしれません。
高額な費用をかけて買っても、猫が使ってくれない場合もあるため注意しましょう。

 

システムトイレを活用する

市販のシステムトイレを使うと、週に1回の掃除でよくなります。

 

猫用のシステムトイレとは、上に猫砂を入れて、下にペットシーツを敷いて使います。
数日ごとの掃除はペットシーツだけでよく、猫砂は汚れがたまりにくい構造です。

 

猫砂は大粒で、猫がオシッコをしたら下のシーツに落ちる仕組みとなっています。
うんちの除去は必要ですが、オシッコはペットシーツが吸収して、数日分くらいは溜め込んでおける便利グッズです。

 

猫トイレの掃除を楽にしたいなら、猫のトイレをペットシーツにしつける方法もあります。

 

 

トイレ掃除をしているときの猫のなぜ?

猫のトイレ掃除
飼い主さんが猫のトイレを掃除していると、猫が不思議な行動をすることがありませんか?
猫が見に来る、猫が怒るのには理由があるかもしれません。

 

猫が見に来る

猫によっては飼い主さんがトイレを掃除していると、見に来る場合があります。

 

排せつ物のニオイは猫にとって隠したい存在で、獲物にニオイで察知されないためにも、猫砂で隠そうとします。
その排せつ物を飼い主さんがほじくり返しているので、猫にとっては気になる行為なはずです。

 

もしかしたら、「縄張りに手を出すものがいる」と縄張り意識を持っていて、猫は警戒しているのかもしれません。

 

飼い主さんがトイレを処理した直後に猫が排泄するなら、掃除されてニオイがなくなったことを不安に感じて、またニオイを付けようとしているのでしょう。

 

または、「飼い主さんがトイレをちゃんと綺麗にしているのかな?」と見に来ている可能性もあるでしょう。
猫は綺麗好きで、トイレが少しでも汚れていると気になる猫は、厳しいチェックが入ります。

 

猫が怒る

飼い主さんが猫トイレを掃除すると猫が怒るのも、縄張り意識からくる行為だといえます。

 

猫トイレも自分の縄張りで、誰にも侵されたくないと思うから怒るのです。
飼い主さんと信頼関係があれば怒らないはずですが、なついていない猫のトイレを掃除するときは怒られる可能性があります。

 

猫が威嚇してくるようなら、猫が見ていない時間帯に猫トイレを掃除をしましょう。
餌を与える時間を狙って猫トイレを掃除すれば、猫が気づかないうちに掃除ができます。

 

 

まとめ

猫のトイレの頻度は1日1回必要で、「面倒だな」と思った方も多いでしょう。
最近は掃除の頻度を減らせるシステムトイレや猫砂も売られているため、頻度を減らしたいならグッズに頼る必要があります。

 

猫のお世話は「トイレ掃除」「餌やり」がメインで犬と比べると手間がないため、猫のトイレくらいは毎日やってあげてくださいね。
家庭に合う使いやすい猫トイレの掃除方法を見つけてみましょう。