飼いにくい猫の種類とランキング!初心者は性格・運動量・鳴き声に注意
初めて猫を飼う人は、どの猫の種類を選ぶか迷うものです。
しかし、何も考える猫を迎え入れた人の中には、「猫がこんなイタズラ好きだとは知らなかった」と手を焼く人もいます。
だからこそ、初心者には飼いやすい猫の種類がおすすめ。
どのような猫がおすすめなのか知りたい人向けに、飼いにくい猫の種類を紹介します。
長毛種で飼いにくい猫ランキング
猫の長毛種は穏やかな性格の猫が多いので、飼いにくい猫は少なめです。
ただし、毛の手入れが必要なので、初心者は注意しましょう。
ソマリ
ソマリは、アビシニアンの長毛種です。
性格や特徴はアビシニアンと同じで、人懐っこく・声が小さいため飼いやすい猫ですね。
ただし、大きな音や新しい環境に敏感。
知らない人に懐きにくく、新しい環境にも用心深い特徴があります。
神経質な面があるため、飼いにくい猫ランキングに入れました。
狭い空間が苦手な面にも注意してあげてくださいね。
また、アビシニアンは短毛種ですが、ソマリは長毛種なのでこまめな手入れが必要です。
アメリカンボブテイル
遊び好きでフレンドリーな正確なため、飼いやすい猫です。
ただし、ストレスが溜まらないよう、よく遊んであげてくださいね。
問題となることは、声が大きいことくらいです。
穏やかな性格の猫で飼いやすいのですが、鳴き声が大きくなるので、集合住宅で飼う場合は注意してください。
短毛種で飼いにくい猫ランキング
短毛種の猫は遊び好きの場合が多いので、初心者は注意しましょう。
活発に動き回る猫は一人暮らしだと運動量が足りなくなる恐れがありますし、また鳴き声が大きな猫も注意してくださいね。
コーニッシュレックス
縮れ毛が特徴の短毛種です。
甘えん坊で人に懐きやすい猫なので、性格的には飼いやすいでしょう。
ただし、短い縮れ毛のため、寒さや湿度の変化に弱い性質があります。
気温や湿度を一定に保てる家庭なら、大きな問題となることはありません。
また、運動量が多い猫なので、運動スペースは十分確保してあげてくださいね。
エジプシャンマウ
斑点をもつ短毛種で、名前のとおり「エジプトの守り神」でもあります。
飼い主にべったりと甘えるというより、1匹でいることを好む猫です。
落ち着いた性格で、狭い場所でも機嫌を悪くすることはありません。
ただし、大きな音には敏感に反応するので、注意してあげてくださいね。
1匹でいることを好むので、一人暮らし向けの猫といえるでしょうか。
人見知りもするため初対面だと慣れにくいのですが、慣れるとよくなつくので落ち着いた猫を飼いたい人におすすめです。
注意が必要なのは、トップクラスで走るのが速いこと。
コラット
タイ原産のシルバー色が綺麗な短毛種です。
さみしがり屋でかまってあげないとスネやすいので、一人暮らしの場合は注意しましょう。
一方で、マイペースで神経質な面もあります。
愛情込めて育ててあげる必要があるので、猫をかまってあげられる人におすすめです。
シャム
タイ原産の短毛種で、スリムな体が特徴です。
好き嫌いが激しく、初対面だと人見知りをしてしまいます。
ただし、懐けば飼い主に忠実になります。
運動量が多いタイプで、遊ぶことが好きなので、たくさん遊べる家庭がおすすめ。
以前は気難しい性格で飼いにくい猫とされていましたが、最近は品種改良により飼いやすくなりました。
メスは発情期になると声が大きくなりやすく、注意が必要ですね。
また、シャム同様の性質をもつ、カラーポイントショートヘアーという猫もいます。
オリエンタル
シャムネコを改良した猫で、体に斑点があります。
甘えん坊の猫でよく甘えますが、シャムと同様に神経質で、飼い主の愛情をもらえないと機嫌を損ねてしまうかもしれません。
サバンナ
美しい斑点が特徴で、野生を思わせる猫の種類です。
似たような猫の種類でいえばベンガルがあげられるでしょう。
好奇心旺盛で遊び好きの性格で、運動量が多いタイプです。
運動不足になるとストレスが溜まりやすいため、広い家に向いていますね。
また、鳴き声も大きくなりやすく、一戸建てで猫を飼うときにおすすめです。
運動量がかなり多いので、広い家向きの猫ですね。
シャム系は、短毛種でも性格や声が大きい面から、比較的飼いにくい猫といえるかもしれません。
スフィンクス
性格的にはとても飼いやすい猫ですが、毛がないので注意が必要です。
温度や湿度の変化に弱いので、基本的に室内で飼うようにしましょう。
また、猫には珍しく、体に汗をかきます。
汗をかいたら、皮膚の間に分泌物がたまりやすくなるので、こまめに拭いてあげてくださいね。
オスとメスの飼いにくさの違いについて
オスは活発で遊び好き、メスはおとなしい特徴があります。
猫とたくさん遊びたい方はオス、集合住宅で静かに猫と過ごしたい方はメスがおすすめです。
オスと比べてメスは体が小さい特徴もあります。
オスはマーキングのためのスプレーで尿をまき散らしますが、去勢手術をすればやらなくなります。
また、メスは発情期になると大きな声で鳴きますが、避妊手術をするとしません。
飼いにくい猫であっても特徴を理解すれば大丈夫
いくつかの種類の飼いにくい猫を紹介しましたが、その猫の特徴を理解して自分に合っていると考えるなら、飼いにくい問題は少なくなります。
人によっても猫に求める特徴は異なるので、よく比較するといいですね。