猫を飼うならオス・メスどっち?性格からわかる飼いやすさの違い
「猫を飼うなら、オス・メスどっちがいいの?」
あなたは、こんな悩みがありませんか?
猫の性別で迷ったら、猫とどんな生活を希望するかによって決めましょう。
- 猫と遊びたい:オス猫
- 適度に付き合いたい:メス猫
やんちゃで甘えん坊なのがオス猫で、おとなしくツンデレになるのがメス猫です。
また、賃貸住宅なのか?持ち家なのか?によっても選ぶ性別を変えましょう。
- 部屋を傷つけたくない:メス猫
- ある程度のやんちゃは許容する:オス猫
「絶対に部屋に傷をつけたくない!」と思うならおとなしいメス猫がおすすめですよ。
この記事ではさらに、性別別の性格・飼いやすさを紹介しています。
「自分にあう猫の性別を知りたい!」という方は、参考にしてみてくださいね。
猫を飼う場合に知っておきたいオス・メスの特徴
まずは、猫のオス・メスの違いをざっくりと紹介します。
性格の違い
遊び好きで甘えん坊なのがオス猫で、おとなしくドライな付き合いができるのがメス猫。
あなたが希望する、猫の性格で性別を選ぶといいですね。
オス猫の性格
- 遊んでもらうのが好き
- 人になつきやすい
- 抱っこをさせてくれる
- 縄張り意識が強い
- 甘えん坊でべったりになる
メス猫の特徴
- おとなしい
- 抱っこが嫌いな場合が多い
- ツンデレでクールな性格
- たまにしか甘えてくれない
- ベタベタするより1人でいたい
私が飼ったことがある猫は、ほとんどがメスでした。
メス猫を選んだ理由は、「自分が女性だから同性がいい!」という単純な理由だったのですが、適度な距離感は私に向いていたようです。
犬のように「毎日猫と遊びたい!」という人ならオス猫がいいと思いますが、私のように「毎日遊ぶのは面倒だな~」というタイプなら断然メス猫がおすすめ。
もちまるの動画を見ていると、「べったり甘えてくれて羨ましいな」という気持ちと、「何時間もナデナデするなんて、ちょっとウザい」とも思ってしまう私です。
私は犬のあのせわしない感じが苦手で、私自身メス猫のような性格だからかも。
「私が猫と遊びたくなったら触りたい!」というメス猫のような気まぐれな性格なので、私はメス猫との相性がいいのでしょうね。
避妊と去勢について
オス猫・メス猫どちらも発情を止めたいなら、去勢や避妊手術が必要です。
去勢費用は日帰り手術が可能で費用は1万円くらいですが、避妊手術は開腹手術となるため入院のため費用は2~3万円かかります。
オス猫は去勢手術をしないと、壁や柱などに尿をかけてマーキングするので注意。
「家じゅうがオシッコ臭くなった!」とならないよう、発情する前に去勢手術したほうがいいかもしれません。
オスに発情時期はありませんが、屋外にいるメスの発情で発情します。
メス猫は年に数回発情するので、発情する前に避妊手術がおすすめです。
オス猫
- マーキングで部屋が臭くなる
- 去勢手術が安価
メス猫
- 発情の鳴き声が大きい
- 避妊手術の費用が高い
オス・メスどちらも発情してから手術すると、発情がなおらないことがあります。
赤ちゃんを希望しないなら、早めの手術がいいですね。
出産させたいならメス猫は発情期にかなり声がうるさいので、賃貸住宅に注意してください。
私の実家で飼っていた猫は拾ったとき妊娠していました。
ということは発情してからの避妊手術となりますが、手術後に発情はしませんでした。
その代わり縄張り意識が強かったようで、外に出て周りの猫とケンカする様子があったので、手術の時期によっても猫の性格は違うのかもしれませんね。
体の大きさの違い
オス猫は、メス猫よりも体が大きくなります。
大型になる品種のオス猫を飼うと、抱っこが大変かもしれません。
病気のなりやすさ
オスは尿道が狭いので尿路結石になりやすく糖尿病も多いようで、メスは子宮や乳腺腫瘍になりやすいのですが手術で予防できます。
私が飼っていた猫では、オス猫が尿路結石になりました。
メス猫の場合でも、膀胱炎や尿路結石になったので、オス・メスの性別にかかわらず、水分補給には気を付けてくださいね。
また、私のプロフィール記事でも書きましたが、メス猫が乳腺腫瘍になりました。
ほぼ悪性腫瘍だそうで、発見したときにはもう手遅れだったので、メス猫を飼う予定なら注意してあげましょう。
乳腺腫瘍は、お腹に触れてしこりがないかチェックすることでわかります。
メス猫はお腹に触れるのが苦手な子もいるので、小さいころから体に触れるのに慣れさせたほうがいいですね。
オス・メス猫はこんな人におすすめ
「結局、オス猫とメス猫はどっちがいいの?」
そう疑問を感じたら、次に紹介する内容で比較してみてください。
猫と遊びたい、甘えて欲しいならオス猫
「とにかく猫と遊びたい」「毎日甘えて欲しい」と考えるならオス猫がおすすめ。
もちまるの動画を見ていても、オス猫はべったり飼い主に甘えてくれるみたいです。
少しストーカー気味でもあるので、「犬みたいな猫が欲しい!」と思っているなら、オス猫が向いています。
もちまるの動画を見ると、ホントオス猫は寂しがりやだとわかりますね。
甘えん坊なので長時間外出する飼い主さんだと、猫が寂しがる可能性があるので、避けたほうがいいかもしれません。
個人的に私は、もちまるみたいにべったり甘えられるのが苦手。
もちまるは見ているとかわいいけど、猫とクールな付き合いがしたい私はオス猫を飼うのは難しそうです……。
適度な距離を保って付き合いたいならメス猫
- 部屋が狭い
- 在宅の仕事をしている
これらの特徴に当てはまるなら、メス猫がおすすめです。
縄張りが広いのはオス猫で、メス猫は比較的狭い場所でも過ごすことができます。
ワンルームマンションで猫を飼うなら、メス猫を選びましょう。
また、べったりせず1人でも過ごしてくれるメス猫なら、在宅勤務でも安心ですよ。
オス猫だと作業中に「遊んで!」とキーボードの上にゴロンとなることがあるみたいですが、私が飼ったメス猫はまったくやりませんでした。
基本、私は在宅勤務なので、長時間仕事をしていても猫に邪魔されないメス猫との相性はいいみたいです。
オス猫だと、やきもち焼いて仕事をさせてくれないかもしれません。
オス・メス猫を飼うときの注意点
最後に、オス猫を飼うときの注意点を紹介したいと思います。
甘えん坊でかわいいオス猫ですが、縄張り意識は強いので注意してくださいね。
オス猫を外に出すと帰ってこない場合がある
オス猫の行動範囲は広く、完全室内飼いでも外に出たがることがあります。
一度外に出したら帰ってこない場合があるので注意してくださいね。
私が飼ったオス猫も、外に出したら帰ってきませんでした。
事故にあったのか、オス猫とのケンカに敗れたのかはわかりませんが、オス猫を外に出すのは危険だと思いました。
オス同士の多頭飼いはおすすめしない
オス猫は縄張り意識が強いので、多頭飼いだとケンカする場合があります。
多頭飼いをするなら、メスとオスを飼うと比較的仲良くしてくれるようです。
オス同士を飼って必ずケンカするわけではありませんが、多頭飼いをするなら子猫のうちに慣らすほうが失敗はありませんよ。
オスとメスの特徴をしって自分にあう猫を飼おう
私みたいに猫とベタベタしたくない性格なら、メス猫と相性がいいと思います。
一方で、「猫と思いっきり遊びたい!」と思っているなら、メス猫だとあまり触らせてくれないので、がっかりするかもしれませんね。
オス・メスどちらにするかは、あなたの性格によっても変わってきます。
猫に求める要素を考えながら、ピッタリの性別の猫を選んでみてくださいね。