猫用シャンプーおすすめ人気オーガニック・薬用長毛種7選

猫のシャンプーおすすめランキング
猫を洗うときは、猫への安全性が高いシャンプーを選びましょう。
シャンプー後に猫が毛を舐めてしまうため、体に入っても大丈夫な成分がベストです。

 

市販されている猫用シャンプーのなかで、長毛種、ドライシャンプー、オーガニック、フケ用、ホワイトニングシャンプーを比較できるようまとめてみました。
猫のシャンプーのやり方も合わせてチェックしてみてください。

 

 

猫シャンプーの選び方

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ドラッグストアやホームセンターに行けば多数の猫用シャンプーはありますが、どれでもいいわけではありません。
猫の健康を考えて、「無香料」「低刺激」「猫専用」のシャンプーか確かめてください。

 

無香料のものを選ぶ

猫は嗅覚で食べ物が腐っているか判断しているため、シャンプーは猫の鼻の機能を妨げない無香料タイプを選びましょう。

 

シャンプーに含まれている香料の多くは人工物で、微香であっても猫にとっては迷惑なのかもしれません。
猫の体にはほとんど体臭がなく、シャンプーの香りでごまかす必要もないでしょう。

 

アロマは猫にとって有害なものもあるため、天然の香りが付いたものも避けるのが無難です。

 

皮膚に刺激が少ないもの

猫はもともと皮脂の分泌が少ないため、洗浄力が高いシャンプーでは肌荒れする恐れがあります。

 

シャンプーを選ぶ際には、植物成分を主体とした低刺激性のものや、オーガニックシャンプーを選んであげてください。
皮膚は合成成分を取り込みやすい場所のため、場合によっては炎症をおこします。

 

界面活性剤は合成のものより、アミノ酸洗浄系や植物洗浄系のものがおすすめです。
天然原料100%のシャンプーなら、猫が毛を舐めても安全性が高くなっています。

 

猫専用のシャンプーを選ぶ

猫を洗うときに犬用シャンプーや、人間シャンプーを使わないでください。

 

犬と猫とでは皮膚のpHが異なり、人間用だと洗浄力が高すぎるからです。
兼用する場合は必ず「犬・猫用」と書かれているシャンプーを選んでください。

 

猫のシャンプーが必要な時期

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猫は短毛種なら汚れていなければ猫をシャンプーする必要はありません。
長毛種で毛が絡みやすく、肛門周りの汚れが気になるときは、年に1~2回シャンプーします。

 

子猫は不要、短毛種なら年に1回くらい

そもそも短毛種の猫には、シャンプーは不要です。

 

1日で起きている時間帯の大半を使って、猫は自分でグルーミングします。
ほんの少しのニオイが体に付いただけでも、猫が必死になって毛を舐めている様子を見たことがある方も少なくないと思います。

 

猫にニオイが付いていると獲物を捕らえられないため、自分で毛を舐めて体臭を消そうとするのです。
舌にはくしの役割がある糸状乳頭(しじょうにゅうとう)が付いていて、毛に付着した汚れや脂をからめとることができます。

 

手足に付いたウンチやオシッコも、猫は自分で丁寧に舐めています。
汚れる部分といえば自分で舐めにくい背中くらいのため、「背中にフケが溜まっている」と感じなければ、猫をシャンプーする必要はありません。

 

どうしても飼い主さんが猫をシャンプーしたいときは、猫のストレスを考慮して年に1回だけに留めましょう。

 

 

長毛種なら年に1~2回くらい

長毛種の場合は毛が絡みやすいため、年に1~2回はシャンプーが必要です。

 

毛がカールした猫は皮脂の分泌が多く、毛がない猫も皮膚に皮脂が溜まりやすいため、定期的なシャンプーが必要となります。
長毛種の場合は、地面につく毛が絡みやすく、肛門周りにウンチを付けることがあるため、ときどき洗ってあげてください。

 

市販の猫シャンプーおすすめランキングオーガニック1選

シャンプーは猫の口に入るものだから、天然成分100%のものにこだわってみましょう。
天然成分でオーガニックのものなら、猫を安心して洗えます。

 

ワンニャンふわっしゅ

ワンニャンふわっしゅ
合成界面活性剤、防腐剤、香料など化学物質が一切含まれていないシャンプーです。

 

ミネラル、ハーブエキス、大豆レシチン、EM発酵物質だけで構成されたシャンプーで、天然成分100%のため、猫の口に入っても安心です。
界面活性剤は大豆レシチンを使っているため、猫の皮脂を奪いすぎません。

 

シャンプー嫌いの猫には、数滴布にシャンプーを垂らし、体を拭いてあげることもできます。
天然成分100%だからこそできることです。

 

 

長毛種の猫におすすめランキングシャンプー2選

長毛種の猫には、毛がふわふわに仕上がるリンスインシャンプーがおすすめです。
毛が長いと乾きが遅くなるため、速乾性の高いシャンプーを選びましょう。

 

ゾイック キャッツシャンプー

ゾイック キャッツシャンプー
ゾイックは動物病院専用商品も販売するメーカーです。

 

ゾイック キャッツシャンプーは、低刺激のアミノ酸系シャンプーです。
猫用シャンプーとしてはやや金額が高くなりますが、成分が優しく洗い上りがふわふわになることから人気があります。

 

1本でシャンプーとリンス機能が付いているため、シャンプーを嫌がる猫でも手早く洗うことができるでしょう。
速乾性に優れている仕様で、シャンプー後のドライが楽です。

 

ゾイックに香りは付いているため、猫によっては苦手だと感じるかもしれません。
UVカット機能で猫の毛を紫外線から守り、植物性フラボノイドで猫のニオイ予防になります。

 

 

クイック&リッチ トリートメントインシャンプー

クイック&リッチ トリートメントインシャンプー
クイック&リッチシリーズは、ライオンから販売されているシャンプーです。

 

洗い上りのよさを重視した商品で、シャンプー後は毛がサラサラで艶感がでます。
洗浄成分の100%が植物生まれのため、皮膚が弱い猫にも使いやすいでしょう。

 

泡立ちがよく乾きが早いつくりで、猫の負担を軽くすることができます。
香りがほとんどしないのも評価が高く、ホームセンターやドラッグストアでも買える手軽な商品です。

 

添加物は防腐剤が含まれていますが、食品添加物を使っています。
保湿剤はシルクプロテイン、ローヤルゼリー入りです。

 

 

猫のフケ用おすすめランキングシャンプー2選

猫のフケや皮膚トラブルが気になる場合は、抗菌タイプのシャンプーが便利です。
真菌やウイルスが付着して、皮膚に対して悪さをしているときに役立ちます。

 

フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー

フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー
フジタ製薬は犬や猫用の医薬品を取り扱う会社です。

 

薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーは、動物病院で取り扱う薬用シャンプーです。
動物用医薬部外品となっているため、猫の雑菌が気になるときに使いましょう。

 

フケが気になる猫や、皮膚が弱く皮膚病になる子用として人気です。
リンスインのため、シャンプーするだけでふわっとした洗い上りになります。

 

 

ノルバサン シャンプー

ノルバサン シャンプー
ノルバサンは、株式会社キリカン洋行が販売する動物病院用シャンプーです。

 

フジタ製薬のシャンプーと同様に、クロルヘキシジン酢酸塩で抗菌ができます。
洗浄成分は子猫にも使うことができる、ヤシ油脂です。

 

真菌やウイルスによる皮膚病が気になる猫に使ってみましょう。
天然成分100%のシャンプーではないため、猫のフケや皮膚のトラブルが改善したら、ほかのシャンプーに変えることをおすすめします。

 

シャンプーはコンディショナー入りで、1本でふんわりと仕上げることができます。
香りは微香性のため、猫の相性を確かめてから使いましょう。

 

 

猫のドライおすすめランキングシャンプー1選

猫は水を嫌う子が多いため、シャンプー嫌いなら水が要らないシャンプーを使いましょう。
洗い流す必要がなく、拭き取るだけでシャンプーできます。

 

ジョイペット 水のいらない泡シャンプー

ジョイペット 水のいらない泡シャンプー
ジョイペットは、アース・ペット株式会社が販売するペット用ボディケア商品です。

 

猫砂、消臭剤、しつけ用品でもお世話になった方はいるでしょう。
水のいらない泡シャンプーは、100%食品で認められた成分だけを使っています。

 

成分は「水、エタノール、PG、ラウリン酸ポリグリセル-10、クエン酸、クエン酸Na、安息香酸Na、ヒアルロン酸」です。
100%食品由来の成分というわけではありません。

 

フォームタイプのシャンプーは、泡で猫の汚れを拭き取ることができます。
仕上がりは毛がふんわりとなり、シャンプーで洗われるのが苦手な子に使うと、ストレスを軽減できるでしょう。

 

 

猫のホワイトニングおすすめランキングシャンプー1選

「白い猫を真っ白に仕上げたい」という場合は、汚れ落としがしやすいシャンプーを使いましょう。
洗浄力は強くても、猫に優しい成分だと安心して使えます。

 

ゾイック ホワイトニング シャンプー

ゾイック ホワイトニング シャンプー
ゾイックシリーズには、頑固な汚れを落とすホワイトニングシャンプーもあります。

 

白猫で毛がくすみやすい場合や、保護猫で汚れがひどいときにも役立ちます。
洗浄成分は天然アミノ酸系を使っているため、猫の皮脂を取り過ぎることはありません。

 

犬、猫の両方にも使えて、どのような毛の色にも対応しています。
ゾイックはサルビアエキスによる花の香りがするため、猫の好みは多少左右されるかもしれません。

 

緑茶エキス入りで、猫の皮膚や毛に付着したニオイ対策にもなります。

 

 

猫のシャンプーのやり方

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猫はシャンプーを嫌がるため、手早く済ませるのがコツです。
ストレスがかからないように、事前に手順を確認しておきましょう。

 

長毛種はブラッシングしてから

毛が長いと絡みやすいため、シャンプー前にブラッシングしてあげましょう。
短毛種も毛が抜け落ちる時期には、アンダーコートを除去しておいてください。

 

 

猫のシャンプーの温度は37~38度

シャワーの大きな音を怖がる猫も多いため、洗面器にぬるま湯を張りましょう。
お湯の温度は少し温めで、37~38度くらいです。

 

シャンプーを溶かしてから洗う

洗面器に張ったお湯に、猫用シャンプーを入れてよく溶かします。
猫を洗面器に入れて体をよく濡らしてから、シャンプーを泡立ててから洗ってください。

 

猫は手早く洗ってあげる

猫は自分でもグルーミングをするため、「丁寧に洗ってあげる」より「汚れやすい部分を中心に洗う」考え方が大切です。
背中は猫が舐めにくく、飼い主さんがていねいに洗ってあげてください。

 

手足や肉球、お尻、お腹など、猫が舐められるところは省いてもOKです。
念入りに洗おうとして猫にストレスをかけるより、ざっと汚れを除去するような洗い方にします。

 

すすぎは十分におこなう

猫がシャワーを怖がる場合は、洗面器に溜めたお湯で洗い流します。
水流を小さくしてシャワーヘッドを手のひらで抑えてあげると、水の音が気にならなくなるでしょう。

 

シャンプーが残っていると猫が舐めとってしまうため、洗い残しが多いお腹周りは丁寧に洗い流してください。

 

猫のシャンプー後のドライヤー

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ドライヤーも大きな音がするため、猫は苦手なことが多いようです。
怖がっているようなら、セームタオルを使って水分を拭き取ってあげてください。

 

ドライヤーを嫌がるようなら自然乾燥になるため、猫が風邪をひかないよう暖かい季節にシャンプーすることをおすすめします。

 

 

まとめ

基本的に猫にシャンプーは不要ですが、背中のフケが気になるようになったら、年に1回くらい洗ってあげても大丈夫です。

 

猫用シャンプーを選ぶ場合は、猫が毛を舐めることを考えて、安全な成分であるか確かめましょう。

 

 

 

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